昨日木曜日の仕事の帰りに、一昨日の台風での外出と夜10時過ぎの時ならぬ山手線のラッシュで、文字通り「死にそうな」体験をしたことをせっせとブログに綴っていたのですが、内容豊富で帰りの電車が途中遅れていつもより20分近く時間があったのにもかかわらず、内容はとってもこの時間だけでは書ききれず、中断して家に帰って晩飯後に続きを投稿しようと思ったのですが… 信じられないことに夕食後スマホの入力データが不思議ときれいに消えてしまっていました!
「投稿済み」にも「ゴミ箱」にもなければ、勿論下書きにもどこにもありません。1時間以上必死に探しましたが、遂に諦めることにしました。(本当はまだ諦めきれませんが…)
この恐怖体験はいずれ書きたいとは思いますが、自宅のPCに向かうとまずは旅行記の完成です。ということで、続きを書きます。
2日目:9月9日
この日も半袖でちょうど良い気候で絶好の旅行日和の1日です。今日は夕方までは元鉄道少年の私の旅行のハイライト五能線の旅です。
早々に起きだしすぐに出発準備をして、8時過ぎの発車の列車に乗る前に朝食と思い駅に向かいましたが、駅前なのにマックもドトールも全くありません。マックはスマホの公式アプリで最寄りのマックを表示してくれる機能があるので早速試してみましたが、秋田駅周辺にはマックを全く表示せず、ひたすら車で30分ぐらいかかりそうな郊外店をナビします。県庁所在地の駅前なのに…
諦めて近くにあったコンビニでおにぎり買って車内で食べようと移動していたら、ようやく駅近くにロッテリアを発見! 無事に朝食にありつくことができました。
(その時の顛末はこちらから)
鉄道ファンとしては、発車間際に乗り込むのではなく、入線からしっかりと列車にご対面したいと思い、発車30分以上前からホームにスタンバイです。
まず最初の「リゾートしらかみ」は3つある編成のうちにの「くまげら」編成。昨日乗った新幹線よりも在来線特急よりもスペースはとにかく広く、普段乗っているグリーン車よりもまだ広い本当に観光用の快適な列車です。これで乗車券+500円強の座席指定券で乗れるのですから、これは本当にお得と言えます。
秋田から東能代まで約1時間は羽越本線を走ります。東能代からはいよいよ五能線に入ります。進行方向が逆になり、我々のAB席側が待望の海側に変ります。でも反対側のCDにも人がいっぱい… この日もこの列車は反対側も含めて満席だそうです。
最初の停車駅は能代。バスケで有名な能代駅では数分停車の間駅ホームにバスケットのシュートができるゴールがあるそうです。勿論足の悪い私は降りてトライはしません。病気ではなかったら降りていたかもしれませんが…
能代を過ぎてしばらくすると、沿岸が限りなく海に近づきます。
素晴らしい沿線の景色は本当に「これでもか!」というくらいに続きます。本当に素晴らしい大自然が続くのですが、写真としてはあまり変わり映えしないので、たくさんシャッターを切ったものの掲載は少しにしておきます。
十二湖は、初めて訪れた32年前、男3人で野宿した懐かしの無人駅です。当時は駅ではなく「仮乗降場」で勿論無人駅でした。駅から十二湖に向かうバスもほぼ我々だけだった記憶がありましたが、今回リゾートしらかみからは2輌分ぐらいの乗客がこの駅で下車、「バス、乗れるの?」と大いに心配しましたが、ちゃんと2台のバスが迎えに来て、奥十二湖まで運んでくれました。
十二湖の散策は通常の人で1時間強。帰りのバスの時間もあるし、途中階段などバリアフリー的にちょっと「厳しい」という現地の方のアドバイスもあったので、1周コース散策を断念。一番の見どころの青池だけをゆっくりと往復することにしました。
30年ぶりに見る青池。「神秘の色の池」ではあるのですが、30年前の感動は何故か起きませんでした。
その理由を考えてみると
1、列車が早い 昔は、もっとゆっくり走ったのですが…
2、窓が開かない 昔は、窓から手を出したらりんごに手が届きそうだった記憶があったのですが
3、テトラポットが邪魔 仕方ないとは思いますが、あれが見えると… 30年前より確実に増えていますよね!
でも素晴らしいことに変りはないので、このあたりは贅沢と言えると思います。高望みしすぎ! ですね。
続きは次回とさせていただきます。