前回まで、会社を辞めてから2つ目の大旅行「山陰・山陽大周遊」をレポートしました。この旅行から帰って来てから約1か月が経ちますが、この1か月就活準備などで結構忙しくしていましたが、明後日からようやく1か月ぶりに3度目の長期の旅行に出かけます。
とは言え、この1か月の間にはどこにも行かなかった訳ではなく、北関東&新潟・会津周遊の4泊5日のプチトリップ(5日も旅行してプチトリップだなんて、ニートならではの贅沢な感覚になってきています!?)にも行きましたし、その他地元都県を制覇するための日帰りトリップも3回実施しています。
今回の出発前にこの北関東&新潟・会津周遊旅行をレポートする時間はありませんので、今日は日帰り旅行3回を、簡潔にレポートさせていただきます!
※埼玉、東京、神奈川3都県のマイルール=日帰り旅行(以上)を各3回で認定
・東京は1回実施済:皇居と千鳥ヶ淵の桜
・神奈川は1回実施済:箱根(1泊)
①埼玉3回目:鉄道博物館
実は、大宮に移転してからの鉄道博物館には、恥ずかしながら初訪問でした。オープン前の大宮勤務時代には、地元の方々との埼玉県&さいたま市観光の議論などでは毎回話題には登っていたので、そのまま勤務していたらオープン直後から何度となく行っていたのでしょうが、オープン前に転勤してしまったため、何となくチャンスを逸してしまった格好です。我が家から最も近い観光地なので、「いつでも行ける」という気持ちもあったので、「ちびっ子が多そうな土日や夏休み期間中は避けよう!」とも決めていたせいもあるのかもしれません。
行った日は6月3日(水)。車で行くと本当に近いのですが、”鉄道”に敬意を表して大宮から上越新幹線の線路の横をトコトコ走る「ニューシャトル」を利用します。このニューシャトル、はじめて上越新幹線からその可愛らしい姿を見た時には、事前知識もなかったので、「何、あの電車??」と大いにびっくりし、「乗ってみたぁい~!」と強く思ったものですが、間もなく埼玉在住20年になりますので、その姿にも、もうすっかり慣れてしまいました。
昭和の時代に走っていた「とき」(昔も今も新潟行き)や「ひばり」(仙台行)。大学生当時は、周遊券で特急には乗れなかったので、急行の窓からその颯爽とした勇姿を眺めるだけの憧れの存在でした!
列車内で懐かしいアイテムといえば、4人掛けのボックス席に必ずあったセンヌキ。 コーラやファンタをこれで栓を開けて飲んだ記憶は鮮明です。
大学生時代の、旅のお供は酒とタバコ。この灰皿に何本の吸い殻を押し込んだことでしょう!?
当時は、喫煙車両があたりまえでした。
隣にあるブルートレインの「あさかぜ」(博多行)。父親の実家に行く時に何度か乗った憧れの列車でした。
懐かしい寝台車。子供の頃に何度も乗った寝台車は、2段ベッドではなく3段のベッドで、寝台幅はすごく狭く、70センチではなく52センチでした!
展示には初期の東海道新幹線も。3人掛けのシートを反転させて6人掛けにして、修学旅行でトランプの”スピード”や”戦争”をしたのも思い出です。(因みに、”大貧民”などがメジャーになったのは、大学生時代でした。)
その他の展示や鉄道模型なども多数展示されていましたが、私的には昭和40~50年代の列車の展示だけで充分満足した「初てっぱく」でした。
(これからも、また行くと思います。)
②東京2回目:東京スカイツリー
はじめに、タワー下部のレストラン街でお昼を楽しみます。選んだお店は昨年の北海道旅行の時に旭川で行った北海道の人気回転寿司チェーン「トリトン」の東京進出第一号店。お昼は過ぎていたので、人気店ですがすぐに入ることができました。
でもやっぱり、ネタは北海道で食べたそれとは明らかに異なります。あたりまえといえばあたりまえなのですが…
スカイツリーは、予約していけば割りとすぐに入場出来るようなのですが、予約すると入場が+500円と割高になりますので、オープンから3年が経った今では、「平日ならば予約をしていなくても、少しの待ち時間で入れる。」という情報を信じて、無予約の列に並びます。「ただいま、40分待ち」という案内がありましたが、2人で1000円ですから、暇なニートの身分では「時間よりお金」ですので、40分は苦にはなりません。
30分強の待ち時間で無事に高さ350メートルの「天望デッキ」に登ることが出来ました!
東京や近県の街並みが、思ったよりもきれいに見えています。
天望デッキに登った後、更に100メートル高い「天望回廊」に1000円の追加料金を払って登ることが出来ます。この日はそんなに混雑していなかったので、すぐに450メートルまで登ることが出来ました。
景色の違いは… うまく言えないのですが、たまたま同じような場所の写真を撮っていましたので、この写真でイメージが沸くでしょうか??
(350メートルからの風景)
(450メートルからの風景)
スカイツリー駅から我が家のすぐ近くの駅まで特急で帰れることに、妻はちょっと驚いて目を白黒させていました。
③神奈川2回目:鎌倉のあじさいを訪ねて
6月15日(月) 梅雨の晴れ間の日に、念願のあじさいを見に鎌倉に行きました。
我が家のある白岡からは、湘南新宿ラインを使うと鎌倉までは1時間40分は掛かりますが、乗り換えなしの1本です。グリーン車を奮発し、あじさい寺の別名がある明月院近くの北鎌倉駅までの快適な列車の旅でしたが、何と北鎌倉の駅のホームには、まだ9時過ぎなのに乗客が溢れかえっています! 平日のこの時間なのに、改札を出るまで5分以上並ぶという、信じられない状況です!
北鎌倉駅前の円覚寺を訪ね、次がいよいよ明月院ですが、明月院までの道には人が溢れていて、本当に人にぶつからずに歩くのがとっても大変です。「あじさいの花の数より、人の数の方が多い!」とよく冗談を言いますが、本当にそんな状況でした!
(ユニークなお地蔵さん)
その後鎌倉駅前の繁華街小町通りで昼食を取ります。平日と言うのが信じられないほどの観光客の数で、美味しそうなレストランには相応の行列が出来ていましたので、行列のないお店でいただきましたが、「行列と味は(やっぱり)正比例する」ことを改めて思い知らされました!
午後は、明月院同様あじさいで有名な「長谷寺」へ向かいます。江ノ電で長谷駅へ向かおうとしましたが、鎌倉駅のアナウンスによると、「長谷寺は混雑で1時間待ち。明月院は、比較的空いています。」とのこと。”訪問順序を逆にすればよかったかも”と思っても、もう後の祭りです。
繰り返し言いますが、この日は月曜日。普通の平日です!!
大仏様も、たくさんの方に参拝されても、そのご機嫌はあまりよろしくないのかもしれませんね!?
HANAKOのような雑誌で特集を組んだのでしょうか? またはジャニーズなどの芸能人の影響? いずれにせよ、これだけ若い女性ばっかりが明月院には行かずに長谷寺にばかり行く理由は、何らかのメディアの力が働いていることは間違いないとは思いますが、真実は闇の中です。
1時間半も並んだのに…
時刻はもう夕方。鎌倉(の人ゴミ)を満喫し、江の島へ向かいます。江の島の名物みやげ「江ノ電もなか」を買おうとお店まで行ってみたのですが、定休日なのかお店は閉まっています。
(ユニークなお店の外観。電車は本物ではありません!)
実は、このお店の若旦那(当時)とは、24年前に20日間ヨーロッパに一緒に行った(元お客さん)のですが、数年前に一緒に行ったメンバーから、彼が亡くなったことを聞いていたので、お店が開いていて可能ならば線香の一本でもあげさせてもらいたいと考えていたのですが、勿論アポイントを取って行った訳ではないので、仕方がありません。
江の島には、また来ようと思いました。
おまけ 「花嫁の父」を体験しました
一昨日、私の人生では最初で最後ですが、「花嫁の父」を経験しました。
娘が生まれた頃には、「この日が来るなんて絶対に嫌だ! 娘にはずっとそばにいてほしい。」と本気で思っていたのですが…
最近の私は結構涙もろくなっているので、「絶対に泣かないようにしなければ!!」と思っていたのですが、実は結構ウルウルと来そうになった時に、花嫁(つまり、我が娘)が感激のあまり涙をボロボロとこぼしたので、急に現実に戻ったと云うか娘を笑わせようとギャグを言ったりしたお陰で、自分がもらい泣きすることはありませんでした。
でも、その日は本当にあっという間に過ぎてしまったような気がします。「親父の一番長い日」と言われますが、私にとっては、「一番短い日」で、本当に「一瞬のうちに過ぎ去った一日」でした。
今の気分を率直に申し上げると、まるで自分のことではないような気がしています。
一つだけ間違いなく言えることは、「こんな経験は1度でたくさん。もう、2度と経験したくない!」
昨日から新婚夫婦はハネムーンでヨーロッパに行っていますが、我々30年目の夫婦は、明後日から昨年に続いて梅雨を避けて北海道に行ってきます!!