麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

箱根 高級宿と紅葉の旅

10月初めの"東北鉄ちゃん旅"から帰った後も、いろいろなことがありました。その直後仙台に行く用事も発生したのですが、楽しい"旅"ではなく憂鬱な"旅行"でした。
でもgo to travelキャンペーンもあるし、ともかく旅に出たいという強い気持ちだけはずっと持ち続けています。という訳で、今回もまた危機的な家計の財政をかえりみずに旅に出てしまったというお恥ずかしいレポートです。
今回の旅先は"箱根"。珍しく妻の「箱根、行ってみたい!」という一言がきっかけです。勿論、昔から&日本一周目の時にも箱根には行っているのですが、実は家族旅行では箱根に泊まったことはなかったのです。理由は、箱根には仕事の関係で嫌という程行っているので、私的には”今更、箱根の団体用旅館になんて泊まりたくない!”という我が儘から。勿論、団体用ではない高級旅館もあまたあることは知ってはいましたが、”箱根の高級旅館は高い!”という私の固定観念から、いつも近隣の熱海や湯河原に宿を取り、箱根には昼間観光に来ることで済ませていたのです。
そういえばちょうど”日本二周目”の神奈川県の目的地探しにも苦労していました。神奈川県に魅力が無いわけでは決してなく、昔神奈川には職場もあり8年以上も住んでいたし、とにかく馴染み深い県だった故です。ということで、”箱根の高級旅館と紅葉”というテーマを無理矢理神奈川県の二周目にこじつけることにして、go to travelキャンペーンの恩恵を存分に味わえるような超高級旅館を紅葉が楽しめそうな11月中旬の日曜日を予想して早めに予約。
でも旅行実施が近づき予定をあれこれ考えると、箱根の紅葉は存分に楽しみたいし、折角の高級旅館なんだから早めにチェックインしてのんびりしたいし…  ということで、もう一泊しようと土曜日の箱根の宿を探しますが、予想通りの紅葉の進み具合に+go toキャンペーン効果が重なったためか箱根中の宿はほぼ満室。仕方なく土曜日は小田原の東横インを予約し、箱根と言えば自分的にはお約束の小田原ロマンスカーを予約して準備完了です。

 

1日目:11月14日(土)

 

今回の旅は車ではなく列車の旅。理由は紅葉期の箱根の大渋滞に巻き込まれると身動きが取れなくなる予感がしたからです。勿論列車もとにかく混むでしょうが、満員電車だと思って我慢することにします。
この日はロマンスカーに乗って小田原に行くだけなので、いつもの土曜日同様手足のリハビリをしてからゆっくりと10時半過ぎに家を出ます。
お昼は新宿にて。今回の行き先は箱根で交通機関としては小田急グループにメチャクチャお世話になるので、お昼ご飯はその小田急グループに敬意を表して小田急デパートのレストランでいただきます。まだ旅先ではありませんが、私的にはもう楽しい旅が始まっているのでこの日のお昼からいつもとは違うプチ贅沢を実行。レストランでの食事も予約するとポイントが戻って来るgo to eatキャンペーンもあるので、今回の旅では予約できるレストランはすべてちゃっかり予約済みです。
お昼はオイスター専門店にて牡蠣をいただきます。

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2つの産地の生牡蠣から始まって、牡蠣フライや焼き牡蠣など旅のスタートとしては上々のランチ。

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駅でロマンスカーの指定券を受け取り、箱根フリーパスを購入して小田急ロマンスカーの乗り場に向かいます。
小学生だった6年間小田急線沿線の祖師ヶ谷大蔵で育った私は、電車と言えば小田急で、(夢の)特急列車と言えば何と言ってもロマンスカー! 昔のロマンスカーはピポパポとチャイムを鳴らして疾走していた鉄ちゃん小学生にとってはとにかく憧れの電車でした。
小田急線に乗るのも凄く久し振り。複々線化されたことは知ってはいましたが、久し振りに路線図を眺めると快速急行なんてのが出来ていたり、その快速急行が登戸に停まるのに成城学園前向ヶ丘遊園に停まらないことに昔の小田急線住民としては愕然とします。私が小さい頃は田舎のローカル線南武線との接続駅登戸には準急しか停まらなかったのに…?? 小田急の路線図のほぼ中央に存在感を示して鎮座する町田駅。この駅名にもいまだに馴染めません。やっぱり私にとってはいつまでたっても子供時代の「新原町田駅」なのです。
ロマンスカーと言えば当然憧れは展望車。今回は間際に予約したにも関わらず、後ろ展望車の2列目が取れたので、嬉々として列車を待ちます。

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これが、憧れの(後)展望車

ロマンスカーに乗るのなんて何年振りでしょう? 昔横浜に住んでいた頃新宿で呑んで大和まで何度か乗った記憶がありますが、それも二十数年前です。

ロマンスカーの沿線は懐かしい思い出ばかり。通っていた高校に近い青春の地&大学生時代は"徹マンの地"だった下北沢、高3の夏休みには受験勉強と称して毎日通った梅ヶ丘図書館(でも、結局友人とダベってしまい、あんまり勉強しなかったなぁ~!)、小学生時代、小田急線が立体交差になる前には環八が小田急で寸断されていて我々のローラースケート場だったり、大学時代には狛江に住んでていつも酔っ払って千鳥足で家まで歩いたり… ロマンスカー、早すぎて記憶が追いつきません。もっとゆっくり走ってよぉ~!

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こんな鉄ちゃんがキュンキュンする景色が続きます

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間もなく、小田原到着

どこまで行っても思い出は尽きず、結局ハイテンションの興奮状態のまま小田原駅に到着。
すぐに駅前の東横インに荷物を置き、こちらは間違いなく54年振りの小田原城に向かいます。
小田原城に来たのは、間違いなく小学校に入る直前の幼稚園年長の時。実はその時、私の人生で唯一迷子になって大騒ぎになり、数十分後に何とか発見されたという顛末をその後もずっと母親から何度も聞かされ続けたので、間違いはない筈です。私の微かな記憶でも、お城の下でビービー泣いていたことを覚えています。そのほろ苦い記憶が私を小田原城から遠ざけており、その後何度も小田原市内には来ても小田原城は遠望するだけで行く気にはならなかったのです。でも今回、折角の機会なのでその呪縛から解放されてみようと思います。

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ホテルそばのいわば裏口のような門から小田原城に入るとすぐに天守閣の広場に出ます。

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天守閣を眺めながら54年前の迷子の記憶を必死に呼び覚まそうとしますが、号泣している6歳児の姿がフラッシュバックするだけで、このどこで迷子になったのかは全く思い出せませんし、当時のことを鮮明に覚えていた母親にはもう聞くことはできません。やっぱり記憶を辿ることは出来ずに、ストレスが溜まった小田原城の再訪でした。

夕食は魚が美味しい小田原の人気居酒屋を予約しています。18時前にも関わらず、店の前には椅子に座った"待ち"が一組。店内はガラガラでしたが、この後予約客で席が埋まります。go to eatキャンペーン効果は絶大なようです。

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お酒と刺身を少しだけ楽しみ,地魚丼で締めます。

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さすがは高級店で美味しかったけれど、値段も都内並みでした。

帰り道からはライトアップされた小田原城が見えます。記憶は辿れなかったけれど、何となく少し嬉しい時間でした。

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2日目:11月15日(日)

 

この日はこの旅のメインイベント、箱根の紅葉と超高級ホテルを楽しむ一日。早起きして部屋で東横インが無料提供してくれたサンドイッチのお弁当を食べてから、予定より少し早めに小田原駅のバス停に向かいます。
箱根の観光ルートと言えば、定番は登山鉄道~ケーブルカー~ロープウェイを乗り継いで芦ノ湖の湖畔まで行くのがお約束のゴールデンルートなのですが、箱根中の宿が全部満館の今日は大混雑必至と考え、少しでも混雑を避けるべく通常とは逆のルートを行くことにします。
小田原駅始発のバスに乗って、一路芦ノ湖畔を目指します。このルート、分かりやすくいえば箱根駅伝の山登りの5区とほぼ同じルートを走るバスと言えばイメージしやすいでしょうか??小田原駅を出てすぐに国道1号線に入り、歴代の山の神たちの勇姿が目に浮かぶ風景が続きます。

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バスはロマンスカーと並走⁉(すぐ、追い抜かれます)

バスですらウンウン唸りながら急坂を登って行くのに、あの山の神達は軽快に走り抜けて行くのが私には信じられない!

箱根の山の紅葉は始まっています。

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途中、小涌園バス停でバスを降ります。この近くに今日の高級宿があるので、結構重いリュックを宿に預けて身軽になって箱根を満喫しようという魂胆。バス停から坂を下ること2~3分で宿に着き荷物を預けると、丁寧にもさっき降りたバス停まで高級車で送ってくれるという高級旅館ならではのサービス! お陰で20分後の次のバスに無事に間に合い、再び山登り5区に無事に戻ります。
芦ノ湖到着は9時過ぎ。まずは芦ノ湖と富士山にご挨拶。

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続いて箱根駅伝に敬意を表して箱根駅伝のゴール地点へ。

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毎年のお正月にTVで観ているこのゴール&復路のスタートの道路、意外に狭い道だったことに少々驚き。

ゴールすぐ横にある「箱根駅伝ミュージアム」は9時半オープンなのですが、我々は10時発の海賊船の始発便に乗る予定なので駆け足で見学。

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母校が箱根駅伝に出る人たちが、今更ながらに羨ましい!

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我が母校は大昔は箱根駅伝の優勝経験すらあるというのに、最近は全くその名前も聞きません。また、現在の勤務先の大学は、予選会に出るのが精一杯で毎回予選会の最後の方にちょっとだけその名前が出て来ます。
ミュージアムといってもパネル展示が主で、襷とユニフォームくらいしか展示物がないだろうという予想通りだったので、15分程度の見学で箱根海賊船へ。

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この海賊船で芦ノ湖を半周する予定。小田原の箱根フリーパスは、バスやロープウェイ・ケーブルカーだけではなくこの海賊船にも乗れるので、いちいち切符売場に並ばなくていいので大変便利。でも我々は「混雑期には@400円払って特別船室に行くべし!」という口コミのアドバイスに素直に従って、約40分の快適なクルージング。

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TVによく出るパワースポットの神社と海賊船とは会社が違う遊覧船

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海賊船同士のすれちがい

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芦ノ湖と富士山

桃源台港で海賊船を降り、いよいよ混雑覚悟でロープウェイへ。でも逆コース効果なのか1分毎に出ているロープウェイに5分程度の短い行列で乗ることができました。

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大涌谷でロープウェイを下車。大涌谷には昔まだ子供達が小さかった頃に連れてきて以来。しばらく立入禁止だったようですが、今は復旧していて何よりです。

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大涌谷名物黒たまごのモニュメントには記念写真を撮る行列が出来ています。

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正面は行列のため、横からパチリ

まだ11時過ぎですが、この先にはレストランが少なそうなのと混雑が読めないので、ここでまだ空いていた食堂に入り、地獄黒ラーメン(だったかな?)を食べました。名物の黒たまごがこのラーメンの中に入っていたので、7年は長生きできるかな?

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その後大涌谷を散策しようと思いましたが、昔歩いたルートは通行止めになっていました。大昔(約20年前)に比べて何となく硫黄臭が少ない気がしたのは、私の錯覚??

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ここからは富士山がこの日一番きれいに見えました。

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再び箱根ロープウェイへ。予想通り芦ノ湖行きは大混雑でしたが、我々が乗る早雲山行きはさほどでもありません。すぐにロープウェイに乗れて白煙を上げる景色が堪能できます。

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早雲山からはケーブルカー。ここでは満員電車を覚悟していましたが、臨時便まで運行して混雑緩和をはかってくれています。密にならなくて一安心。

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今日のメインイベントは公園上駅で降りてすぐの箱根美術館。チケットに並ぶ大行列を予想していましたが、意外にも数分の待ち時間で切符が手に入り、いざ中へ。箱根一番の紅葉スポットである箱根美術館の見学順路はまずは庭から。我々というより訪問者全員がこの紅葉に圧倒されます!

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ベストタイミングで箱根に来られた僥倖に大感謝しながら広い庭園を散策。

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途中、私的には結構危ない階段もありましたが、京都の苔寺を思い出しながら慎重に歩けば何とかなるものです!

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今朝、バスを途中下車して宿にあの重いリュックを預けて本当に大正解!今日は30分早起きしてリュックを預けたことや、混雑を避けたルート選択など本当に全てが上手く行き過ぎていささか怖いくらいです。

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庭園を見終えた後の美術館はまるでついでのような様相。何を見たのかもあまり記憶に残っていません。
とにかく最高の紅葉でした。

箱根美術館のすぐ横にある強羅公園。ここは小田原フリーパスで無料で入れる坂を利用して作られた公園で、箱根美術館横の入口が最上部なので、公園を散策しながら坂を下って行きます。ここが公園中央部の見事な噴水。

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歩き疲れたので、公園内のカフェでティータイム。

コーヒー党の私には珍しく紅茶と美味しいケーキセットで大満足。

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今日は折角の高級宿なので、早めに宿に入るのがマスト。間もなくチェックイン時間の3時になるので、強羅から満員の箱根登山電車に2駅乗り小涌谷駅へ。駅にはまた高級車にお出迎えいただき、宿に向かいます。高級宿の名前は箱根翠松園。

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go to travelキャンペーンの上限は一人4万円ですが、この日の宿泊はそれを大きく上回っています。フロントを素通りして部屋棟へそのまま高級車で。

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宿入口。この奥がフロント

フロントからは結構な坂で「大浴場はフロントのすぐ下です。」とのことなのですが、「皆さん大浴場に入る人は少なく、殆んどの方がお部屋のお風呂を楽しまれますよ!」とのこと。

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宿の中。食事処の前にも紅葉が

案内された部屋の中でチェックイン。部屋の使い方も詳しく教えていただきます。
露天風呂は勿論源泉かけ流しで、風呂には何とTVも付いているし洗い場のシャワーブースも立派なので、確かに遠い大浴場に行く気は失せてしまいます。おまけに部屋に最初から4つあるバスタオルは、使用済みを部屋の玄関近くの場所に置いておくと、新品に取り替えてくれるとのこと!今回、私だけで部屋のお風呂に4回入りましたが、そのお陰で常にキレイなバスタオルが使えたのです!
早速、快適な部屋の露天風呂を満喫して、風呂上がりには部屋にあるサービスのビールで乾杯!(おかわりが欲しかった!)

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夕食は部屋近くの料亭にて。この宿の人気は”鉄板焼きディナー”だそうですが、我々が予約した数ヶ月前でも、もう鉄板焼きは満席とのことで通常の懐石料理。

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前菜(2人分)

料理は勿論美味しかったけれど、宿泊代も一定額を越えると料理にはあまり差がなくなるように感じてしまいます。勿論食材などもそれなりに高級化しているのでしょうが、もともとが貧乏育ちの我々にはその違いがわからないのでしょうね。
部屋に戻って、TVドラマを見ながらまた長風呂を満喫しました!

 

3日目:11月16日(月)

 

鳥のさえずりで目が覚め、朝風呂で覚醒。あっという間の3日間の最終日のスタートです。朝食もゆっくり約1時間を掛けてサービスされます。

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朝食もコースの感じで、これもその一部!

残された箱根滞在時間はあと半日あまりで、早く観光に行きたい気もしますが、ゆっくりと朝ごはんを楽しんだ後にはまたお風呂に入り、結局10時近くまで高級宿を満喫しました。
午前中は宿の周りを観光して、最後の箱根を楽しむ積もり。宿にまた荷物を預け、高級車ですぐ近くまで送ってもらいます。
今日最初の見学はここも紅葉の名所らしい小涌園蓬莱園。

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確かに紅葉が盛りではありますが、昨日の箱根美術館ほどでは…

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でも、周囲の紅葉もとてもいいです。

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次は歩いて岡田美術館へ。

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カメラもスマホもロッカーに預けて見学する岡田美術館なので、写真は玄関のみ

ホテルでのんびりしたせいで見学時間が少なくなったのに1階からじっくり見たため、上階は駆け足に。庭園も工事中で見られなかったので、岡田美術館にはいつかまた来ようと思います。
昼食は小涌園の高級蕎麦を予約しています。箱根と言えば"そば"というのは、小田急沿線で育った私の刷り込み。当時、小田急線の各駅には必ず「箱根そば」という立ち食いそばのスタンドがあり、当時小学生の割には頻繁にその「箱根そば」を食べていたので、箱根と言えば私の胃袋は"パブロフの犬"の如く"そばモード"になるのです!
小学生時代の私の大好物は「コロッケそば」。中学生になって箱根そば以外の他の立ち食いそば店を知り、そこにコロッケそばがないことに愕然とした記憶すらあるのです。
でも今回の高級店は小涌園の中の由緒ある建物にある「蕎麦貴賓館」。入口から風情があり、さすがにコロッケそばは無さそう!?

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高級店おすすめのランチセットは、ざる蕎麦に天ぷらなどにドリンクが付いた"go toセット"。go toの地域クーポン3枚分と高価ですが、昨日貰ったクーポンが丁度6枚残っていたので、ドリンクにワインを選んでこの旅最後の贅沢。

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昼食後には歩いて高級宿に戻り、最後にまた小涌谷駅まで送ってもらいます。今回、この宿翠松園のサービスを使い倒した感じです。

この日は平日なのに箱根登山鉄道は朝のラッシュ並みの混雑! 3ヵ所あるスイッチバックを楽しむ余裕はありませんでした。

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観光客が多いときも少ない時もニュースによく出て来る箱根湯本駅前の商店街で僅かにお土産を仕入れ、再びロマンスカーの人になります。

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帰りは呑み鉄をしたので、あっという間にうとうと。目が覚めたら懐かしの経堂辺りを走っていて、記憶に浸る暇はありませんでした。