麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

訪問リハビリ開始


申込んでいた訪問リハビリがいよいよ始まりました。
申込内容は、週2回・毎週火&木で1回40分です。
この日の決められた時間に近くの整形外科病院から自宅に訪問し、リハビリをしてくれるのです。

まず、来た人の名刺を貰うと「理学療法士」になっていました。
「あれぇ~、麻痺した手のリハビリが中心だから、担当は作業療法士じゃないの?」というのが私の最初の素朴な疑問でした。
簡単な打合せとどちらかというと体調チェックのような最初のリハビリを終えて、「それじゃあ今後は手を中心に」という結論になったのですが、まだその疑問は燻ったままです。

入院していたリハビリセンターでの担当分けでは、手のリハビリ=作業療法士、足(歩行)のリハビリ=理学療法士とはっきり分けられていましたので、「理学とか作業=足と手の専門家」の事を指すのだと完全に曲解していました。

終了後、早速ネットでこの二つの違いを検索して見ました。
ネットでの説明でも、どうもわかったような判らないような表現が多くありました。この二つの国家資格、ある程度かぶる部分もあるようです。
違いをあえてネット上だけの知識で説明すると、理学療法士は身体面、作業療法士は身体+精神心理面のリハビリを行う ということなのだそうです。更に作業療法士には更に一歩進んだ手の機能訓練(字を書いたり着替えをしたりする訓練)も加わるそうです。

ということで「手の機能回復のためのリハビリ」なので「作業療法士が担当していても特に問題はない」ということなので、ちょっと安心しました。まぁ、田舎の整形外科あたりでは分担して担当させるほど人はたくさんいないと言うことなのでしょう。

肝心のリハビリ訓練の内容ですが、全身の動きを確認したり手の稼動域をチェックしたりという「挨拶代わり」の内容です。実は肝心な私の右手が異常に緊張して、いつもより動かない状況で有効な訓練が出来ない状況でした。

ついては、もう少し慣れないと良いのかどうか判断のしようがありません。なお、今日の担当者(♂)は木曜日だけのようで火曜日は別の方(♀)が担当なのだそうです。
ということは、来週火曜日も挨拶程度の内容になり、ちゃんと判断できるまでには、もう少し時間が必要なようです。

ただ、同じ動かない手を運動させるだけでも、やっぱりプロがいてアドバイスがもらえると効果が違います。私は毎日右手のリハビリを必ず一定時間実施していますが、早速私の自己リハビリの間違いを指摘してくれました。この訪問リハを受けなかったら、ずっと間違えたまま実施しており、効果があまりなかったということになります。
それだけでも第1回目から効果覿面と言っていいのかも知れません。

なお、訪問リハビリの料金ですが介護保険なので格安です。
40分間のリハビリで1回600円くらいです。家まで来てもらって40分で千円以下というのは、本当に安くて頭が下がります。
因みに、医療保険で受けていた県リハビリセンターのリハビリは
医師による簡単なリハビリ前の診察+40分の手のリハビリ+40分の足のリハビリ=3150円
という費用でした。(これも安いと思っていました)

これからもリハビリ頑張ります!!