麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

10年前、脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに、仕事をしながら現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

春の北東北への旅<最終回:秋田県南部と鳥海山>

5日目:5月2日(月)

 

この旅の前半は「桜を追いかける旅」でしたが、今日からは後半戦。後半戦のメインテーマは、東北にはあれだけ何度も来ている(昭和の時代には、住んでいた)私なのに、何故かスポッとその足跡が抜けているのが秋田県南部、その秋田県南部の観光がこの旅後半戦のハイライトです。

朝、深浦の宿から見た日本海 今日は、いい天気‼

まずは五能線沿いを走り、秋田県へ入ります。能代では4年前に能代七夕の巨大な山車を偶然見た中心街(記事はこちら)から能代公園に向かいます。能代公園は桜祭りが終わり、今日からツツジ祭りが始まっているという情報なのですが、何やら公園全体が工事中の雰囲気で、駐車場すら開いていない状況。こうなるとめげやすい我々は見学を諦めて先を急ぐことにします。
次の目的は八郎潟大潟村
弘前で呑んだ二人が10日ほど前にここに来たらしく、その時は桜も菜の花も満開だったらしく、「明後日、行こうと思ってるのですが…」というと、「残念!!」と予告されていました。

でも桜はともかく菜の花は綺麗でしたよ!

この辺りは、6年前の夏にはひまわりを楽しんだ場所。日本一低い山には、今回も完全登頂です。

病気以来、同じ山に2度登頂(!?)したのはここだけ!

高速道路に乗り、秋田県南部の中心横手を目指します。今日のお昼は、勿論「横手やきそば」の予定。最初のプランでは郊外の観光施設「秋田ふるさと村」に行けば横手やきそば名店の支店もあり、一石二鳥だと思っていたのですが、昨日見たローカルニュースでその「秋田ふるさと村」で、昨日から「全国ラーメンフェスティバル」というイベントが開催されているらしく、どうやらこのGWには大混雑の感じで行くのがためらわれます。そもそも、横手やきそばが食べられればお店はどこでもよかった我々は、急遽一番大きい横手やきそばの最有名店に目標を切り替えます。ところがそのお店、田舎の割には(失礼!)あまり大きくない駐車場が満車で、ちょっと待っていても&第二駐車場も空きそうにもありません。15分程度周辺で駐車場を探して待ちましたが、近くに有料駐車場もなく諦めて市役所の駐車場に車を停め、観光協会に行って横手やきそばマップを改めて確認して、一番近くの店にチェックイン。どうやらごく普通の定食屋さんらしく定食も美味しそうでしたが、我々は初志貫徹して勿論横手やきそば

横手やきそばに満足した我々は再び市役所に戻り、横手といえばやきそばと並んで有名な“かまくら”を見に。

小学生時代、東京では珍しく大雪が降り、近所の友人と協力してかまくらを作って、夜になるまで数時間滞在した記憶が鮮やかに蘇りました!

その後、横手城にも行ってみますが、お城の上に登るのは無理そうで、とは言えいくら高台にあるお城でも、上に登らないと横手市街の景色は見えません。

次には、横手市内からはちょっと離れた「増田の町並み」へ。私の大好きな昔風の町並みが並んでいます。

片道10分も歩けば見終えてしまう程度の小さな町並みで、昔風の家に入るとそこのおばさんはみんな「ここの家には、このあいだ吉永小百合さんが来たよ!」と、声を揃えて宣伝。どうやら「大人の休日倶楽部」のCMをこの辺りで撮ったらしいのです。

確かに、あのCMで見たら行きたくなりそうな場所ではありました。

今日の宿泊は横手市内のビジネスホテル。ホテルには日帰り温泉が併設されていて、宿泊客は無料で入れるらしいのですが、どうやら人気の日帰り温泉らしくかなり混雑しているようなので、とりあえずこの時間の入浴は断念しました。
今日の夕食は食べログで評価が高かったおでん居酒屋を予約していましたが、評価が高い割にがっかりな内容。つまみが乏しく、看板のおでんも今日はなぜか「盛り合わせしかできません。」とのこと。その盛り合わせも散々待たされた挙句、食べてみると冷たいおでん! 3.5を超える食べログの高評価が全く信じられません!「間違えて、違うお店に来ちゃったんじゃない!?」と、疑いたくなるほどでした。
そんなお店なので腹一杯には食べずに、早々に退散。お店の場所は今日昼間にやきそばを探してウロウロした市役所のそばだったので、その時熟読(??)した「横手やきそばマップ」の記憶を辿って近くのスナックへ。近所のおじさんがカラオケしているスナックのお姉さんに「焼きそば、出来ますか?」と聞いてビールを飲みながら横手焼きそばを待ちます。

2回食べた横手焼きそば。「どっちが美味しかったか」は妻と評価が分かれました

さすがは焼きそばの街横手、スナックでも本格的な横手やきそばが食べられて大満足。
「お会計は? いくら?」
「1500円」。
「エッ、俺ビールも飲んだよ!?」
「ウチはみんな500円。ビールも焼きそばも500円だから1500円!」
なのだそうです。妻が飲んだウーロン茶はカウントされていないようですが、「兎に角1500円です!」と言われた通りに支払ったのですが…
でも、不快だった居酒屋1次会の記憶を上回る2次会は、気分爽快でした!

 

6日目:5月3日(火)

 

結局昨日は風呂に入らなかったので、朝6時の口明けからホテル併設の日帰り温泉に行ったのですが、朝から地元の方々は団体で来ていて、結構な混雑振り。結局、宿泊客無料の日帰り温泉ではのんびりとお風呂は楽しめませんでした。
今日は、秋田県南部の未訪問都市大曲と湯沢を楽しんでから、秋田県山形県の県境に聳える鳥海山麓のホテルまでの旅。朝食はホテルでは取らずに、横手市内にあるコメダコーヒーへ。全国どこへ行っても安定した同じ味が食べられて安心感はあるものの、その地方らしさが減ってしまったという一抹の寂しさはあります。
お昼に湯沢に行く前に、この付近のもう一つの著名な街大曲にも足跡を残したいと向かいます。大曲といえば何と言っても花火なのですが、その花火は簡単に見られるものではないので、「花火は、TV で見るもの」と諦めています。とは言え、どこか1箇所は観光しないと大曲に行ったことにはならないので、ネットで見つけた旧池田氏庭園という観光スポットへ向かいます。
横手から大曲へは、秋田市方面に少し戻る感じのドライブ。この道の少し先には、数日前というか自分的にはかなり前に来たというくらい遠い記憶になった街「角館」があり、この行ったり来たりは旅のプラン的には(元旅行会社社員としては)出来の悪いプランなのですが、角館の桜が見たいがための無理矢理のプランだったのでこれは仕方がないところ。ところが、大曲に近づくに連れて大粒の雨が! 今日の天気予報は雨は降らない予報でしたが、そういえば晴天と雨天を繰り返すこのGW、順番的には今日は雨の番です。「この豪雨じゃぁ、庭園の観光なんて無理だな。」と考えながらとりあえず行くだけは行ってみましたが、 ラッキーなことに駐車場に着く頃には雨はあがってくれたのです!

10分前まで豪雨が降っていたのが信じられない!

庭園には、GW だというのに観光客は誰もおらずに貸切状態。雨上がりの朝の散歩を楽しみました。

再び横手市内に戻り、子供時代に何故か猛烈に興味があった”後三年の役”ゆかりの「後三年合戦金沢資料館」に、再び降り始めた雨宿りを兼ねての訪問。私的には、源八幡太郎義家というより奥州藤原氏に興味があったので、奥州藤原氏が台頭するきっかけになったこの後三年の役には特に少年時代にはかなり興味があったのです。

その後、「平安の風わたる公園」にも行ってみますが、雨は相変わらず降り続き、おまけに私にとって錦帯橋のような階段仕様の歩きにくい橋を渡る気にもなれずに、見学を断念しました。

晴れ間も見えますが、結構雨が降っていたのです

次はいよいよ湯沢に向かいます。私の湯沢のイメージといえば、”小野小町”と”稲庭うどん”なのですが、食いしん坊の我々は当然の如くまずは稲庭うどんへ。秋田県全体の名物のイメージが強い稲庭うどんですが、その本場は実は湯沢。湯沢市郊外に稲庭ロードとでも呼べるような稲庭うどんのお店が集まる場所があるようなので、その中でも東京にも支店がある有名店である「佐藤養助商店」の総本店を目指します。

今日は今までマイナーな観光地ばかりを巡って来たため、他の観光客には全く出会いませんでしたが、やはりさすがは5月3日、まだ11時半少し前なのに佐藤養助商店は大混雑で30分以上の順番待ち! 他の店に行けばすぐに入れたのかも知れませんが、我々はお土産を選びながら凡そ30分の待ち時間も楽しく過ごし、いざ入店。ついつい、宣伝につられてタイカレーのカレーうどんを頼んでしまいましたが、今考えると本場中の本場の総本店で味わうメニューではなかったかも知れませんね。

この旅のお土産はここが最後と、稲庭うどんいぶりがっこをしっかりと購入します。

午後の見どころは、まずはすぐ近くの稲庭城。稲庭うどんはあれだけ大混雑だったのに、ややマイナーな稲庭城まで来る人はあまり多くないようです。下のお土産屋さんでスロープカーとお城の入場券を買って、小さなスロープカーで高台にあるお城へ。

鉄ちゃんにとっても嬉しいスロープカー

今回もお城に登るのは止めて、稲庭城周辺からの周囲の眺めで満足します。

次は、小野小町ゆかりの小町堂へ。

ここでのお祈りはただ一つ、「二人の孫娘が、小野小町のような絶世の美女になりますように!」我々の孫にはもう一人長男もいますが、この日のお祈りの主役は3歳と1歳の女の子。

今日は鳥海山が見える高原リゾートホテルなので、周辺のドライブと観光をしながら宿を目指します。まず目指したのは法体の滝。ところが、目的地に近づきナビの案内通りのやや細い道に入った1分後に、轍もない完全な雪道に。雪は道路にまだ5センチ以上は残っており、どう考えてもノーマルタイヤの愛車では絶対に無理です。Uターンも出来ない細い道から必死に抜け出すまで約5分強。この旅最大のピンチを何とか抜け出すことが出来ましたが、精神的に疲れ果ててもう法体の滝を目指す気も失せてしまいました。恐らく、ナビが変な道を案内したせいだと思いますが、あの時もう少し冷静になって周囲の地図を見直せばよかったのでしょうが、後の祭りです。
その後、鳥海山が見える牧場に行ってみます。さすがにGWなので3時過ぎでも牧場の駐車場は満車で、この時間でもみんなバーベキューを楽しんでいます。勿論、我々は夕食が食べられなくなるので、BBQは食べずにソフトクリームで我慢。

でも、今日はどこへ行っても鳥海山はその山頂を公開してはくれませんでした。

今宵の宿は奇しくも3年間毎年5月3日に予約をしていたフォレスタ鳥海。3年越しの予約でようやく泊まれたので、宿との出会いは感動的ですらありました!夕食は和洋折衷会席料理。どれも美味でしたが、一番感動的な料理がタラの芽の天ぷらなんですから、やっぱり貧乏性なんですね!

秋田といえばやっぱり日本酒!

7日目:5月4日(水)

 

朝目が覚めて部屋の窓を開ければ、そこには待望の鳥海山がその全貌を、我々にあたかもプライベート映像のように公開してくれています!

この景色が見たかったんです‼

今日は、その鳥海山の五合目まで行って、後は山形県を徐々に南下して、関東に帰る道すがら、この旅最後に置賜地方の温泉までの1日。
ゆっくりと朝食を楽しみ、3年後しのこのホテルの部屋も部屋から見える鳥海山も食事も温泉も全部堪能して、いよいよこの旅最後の観光の1日をスタート。

昨日も楽しんだ鳥海山の景色を堪能しながら、まずは秋田県南最後の観光地象潟へ。

象潟といえば、松尾芭蕉奥の細道で松島と並んで褒め称えた名勝の地。その後、この辺りの地形が地震で隆起し、そのお陰で松島のような海と小島は全て陸地となったらしいのですが、歴史に壮大なロマンを感じる私的には、前々からずっと訪れたかった憧れの場所。その象潟を眺めるのに絶好のポジションは、象潟のシンボルでもある道の駅の展望台。「5月には、水田に水が張られて、海だった頃の風景を彷彿とさせる景色が見られますよ!」とのことでしたが、5月とは言えまだ水はあまり張られておらず、200年以上前の風景は夢想するしかありません。

象潟はうらむがごとし(by松尾芭蕉

伊能忠敬がこの辺りを歩いたのは丁度地震で隆起した前後らしいのですが、忠敬はどっちの風景を眺めたのでしょうか?

反対側には雄大日本海

妻は昨日買い残した秋田県最後のお土産もここで存分に買えたので満足して、いよいよ鳥海山5合目までのドライブ。途中の奈曽の白滝は、滝までの階段が急で私には危ないという情報から行くのを早々に諦めており、その代わりに元滝伏流水という滝に行くことにしています。念の為、事前に観光協会にこのルートの階段の有無等を問い合わせていて、観光協会からの返信メールによると、「近所の老人ホームの散歩コースなので、大丈夫。」とのことなので、駐車場から滝まで片道10分の道を安心して歩き始めますが、滝に近づくに連れて道路の段差というかギャップが凄くなり、行きは何とか登れたものの「こりゃぁ、帰りはしんどいぞぉ?!」という場所の先には、手すりのない階段があり、この階段は私には無理です。
ついては、直前でUターンするという何とも最悪な展開。私の歩行能力は老人ホームの人にも劣るということを、改めて思い知りました。また、行きには何とか登った場所は上から見ると思ったより下りの難易度が高く、どうやって降りようか上で立ち止まって思案していたところ、後ろから来た親切な女性に介助をしていただく羽目になりました。正直助かりましたが、恥ずかしいやら情けないやらの複雑な心境でした。

この後に撮った道の途中の景色

いよいよ鳥海山ブルーラインを昇り、五合目を目指します。道路の周囲には残雪が結構残っていて、二合目、三合目と上に上がるにつれて、益々雪深くなります。

ようやく五合目に到着しますが、流石に寒くて風も強く、のんびりと景色を楽しむ余裕もなく、結局周囲の写真を慌てて撮っただけで、憧れの鳥海山とのランデブーはあっという間に終了。

鳥海ブルーラインの昇りはずっと秋田県でしたが、下りは山形県です。道路の周囲は雪が深い下り道ですが、私の気分的には一瞬にして「この旅行の、帰り道」という意識が猛烈に強くなり、気分的には泣きたいぐらいの心境。
あっという間に下まで降りてしまいました。
鳥海山を降りて向かった観光地は日本海側にある十六羅漢岩。ところが、ここも岩に向かう階段が急で私にはとても無理そうなので、結局岩を一つも見ずに、上から日本海の風景を眺めるだけで満足することに。

ここも、2時間ドラマのラストシーンの場所のようですね!

この日のお昼も特に決めていなかったので、この観光地にあるラーメン屋さんの「飛び魚ラーメン」の看板につられて入店。飛び魚の出汁は「あご出汁」なので、不味い筈はないと確信しての入店でしたが、ごく普通のラーメンでした。

今宵の宿は山形県と言っても米沢に近い赤湯温泉。明日が5月5日でGW の最終日なので、明日の午後は渋滞必至でその渋滞が嫌なために明日午前中には埼玉県まで帰り着けるよう、より関東に近い宿を予約していたため、同じ山形県内とは言え今いる所の秋田県境の日本海側から福島県に近い置賜地方までは急いでも3時間近くは掛かりそうです。ラーメンを食べ終わり、十六羅漢岩を出たのが2時少し前ですから、もう久しぶりの酒田などに立ち寄る余裕はありません。

日本海よ、また会おう!

以前にこの道を走った2016年には、まだ高速道路などは無かったと記憶していますが、今は、途中まで高速が開通しています。また、高速がない区間でも周囲の車はあたかも高速のように遠慮なくぶっ飛ばすので、早く目的地に着けるのは良いのですが、周囲を楽しむ余裕はなく、ただ走っただけというつまらないドライブ。今考えてももっとゆっくり走れば良かった!
この日の宿は、赤湯温泉。「上杉の御湯」という名前が付いた高級旅館でこの旅のフィナーレを飾ります。GW価格なので決して安くはありませんでしたが、お風呂も食事も合格点以上の内容で大満足。特にサービスが良く快適に過ごせてまた来たくなりました!

予算の関係で米沢牛ではなく山形牛でしたが、美味でした!

東北の最後の夜も満足して眠りにつきました。

 

8日目:5月5日(木)

 

この日はGW 最終日なので、人出がかなり戻ってきた今年は、2019年までと同じように、午後~夕方帰りの高速は大渋滞になるという予報が出ていましたので、明日金曜日には職場に行かなくてはいけない私は渋滞での疲労を残すことは避けたいので、どこにも寄らずに真っすぐ埼玉県を目指します。

赤湯温泉のすぐ近くから高速道路に乗り、東北道に合流して一路埼玉県へ… ところが、まだ午前中だというのに東北道の著名な渋滞スポットである上河内サービスエリア付近では早くも渋滞が始まっていて、20分程度のノロノロ運転が続きます。でも、こんな時に役に立つのが新愛車の半自動運転機能。アクセルもブレーキも全く触らずに、すぐ前の車を追従してくれるのですから! 結局、高速の渋滞も体験できたので、20分のタイムロスも苦にならずに、無事にお昼前には自宅に辿り着きました!

 

これで、2022年のゴールデンウイークの旅行記を終わります。次は8月の夏休み、これも3年越しの念願である北海道の離島に行きます。高2の夏休み以来45年振りの離島も4つ行くつもりで、既に予約も完了しています。
レポートは9月になると思いますが、3年間の鬱憤を晴らし、思いっ切り楽しんで来ようと思っています。

春の北東北への旅<その2:弘前と青森県>

3日目:4月30日(土)

この日は、この旅のメインイベントである弘前に行く日。妻にとっても、9年ぶりに弘前在住の旧友と会うという、別の意味でのメインイベントの日。昨晩、その旧友から連絡が来て、今晩のアポイントを早めたいとの依頼があったので、本来ならば十和田市か黒石の桜を見てから弘前に行くつもりでしたが、どうやらどこも桜の絶景は望めそうにないこともあり、弘前以外の訪問を諦めて早めに弘前に行くことにします。
フロントの方から、「明日の早い時間の朝食は団体で混む」というアドバイスを受けていたので、のんびり起きて激混みの朝風呂にも何とか入り、ゆっくりと朝ごはんを。朝ごはんのバイキングスタイルは、片手で料理を取って運ばなくてはいけないので大嫌いなのですが、経費(人件費)削減のためか、残念ながらコロナ禍でも減る気配はありません。おまけに最近は料理を取る時に使い捨ての手袋がマストなので本当に面倒なのですが、朝ごはんがバイキングじゃない旅館は近年は一部の高級宿だけになりつつあるので、夜はともかく、朝は我慢、我慢。

いつもよりゆっくりと9時過ぎに宿を出ます。このGWは好天と悪天を繰り返す天気予報なので、今日は好天の順番の日。勿論、昨晩の雪や霙が積もることはないと信じていました。
まずは6年ぶりに宿近くの十和田湖にご挨拶。高度が上がるにつれ、道路脇の残雪は残っていますが、まずは快適なドライブ。発荷峠からの十和田湖は、何度見ても抜群の風景。

初めて発荷峠からの十和田湖を見たのは、昭和の時代新入社員添乗員として来た紅葉の十和田湖。以来この絶景が大好きになり、近くに来たらできる限り立ち寄るようにしています。

我が「日本の大好きな風景」のベストテンには必ず入るでしょう!

その後、十和田湖の左岸をドライブして黒石方面に抜けて弘前に行くルートを考えていたのですが、何故かナビの示す到着時間が異常です。この道は確か結構山道で、もしかしたらまだ雪道が残っているかも… という話を聞いた記憶もあり、ビビリの私は今日は弘前の見学時間を十分に確保することが最優先と、この左岸~黒石方向のルートを早々に諦め、Uターンして再び発荷峠経由で東北道の小坂インターに向かうルートに急遽変更します。
ところが、来た道と別れたあたりから怪しくなります。道路脇の雪は想像以上に多くなり、遂には道路上にも残雪が! 山からの下り坂の道にはカーブも多く、ノーマルタイヤの我が愛車は極力スピードを落として轍を頼りにノロノロと走ること十数分、スリップすることもなく、何とかこの危機を脱することができました!
そして、その後に待っていたのは桜並木の絶景!

結果的にはスリリングで楽しいドライブでした。

弘前到着は1時頃。駐車場の追加料金を支払って駅前の宿泊ホテルに車を停めます。
今回の弘前の宿は2011年の旅でも泊まったルートイン。過去2年、半年前の発売開始のタイミングで毎回東横インを(約半年間、旅行を断念するまで)押さえていたのですが、今年は半年前の発売開始日をうっかり忘れてしまい、数日後に慌てて見たら東横インはやはりもう満室。普段の料金の倍以上するルートインは何とか空いていたので、やむなく予約した次第です。早速ホテルに荷物を預け、ワンコイン(100円)バスにて弘前城公園へ。駅前のバス乗り場で弘前城公園の入場手続き(コロナ対策で事前予約制)をしたのですが、「埼玉からですか… ご苦労様です。」という係員の申し訳無さそうな表情で、今の状況を何となく悟ります。
バスは懐かしい弘前の中心街土手町を通って市役所前へ。バスを降り、公園方面に目を向けるとですそこには、日本一の桜が… ある筈でしたが、悪い予感が見事に的中して、桜は殆どが、もう葉桜でした!
弘前の桜のもう一つの楽しみである筈の花筏。見事に散った花びらがお堀を埋め尽くす… というやつです。葉桜になってもこの花筏は何とか見られるのではないかと急いでお堀を見てみますが、誰かがきれいにしたかのように普通の何もないお堀でした!

ここが、桜吹雪で溢れている...筈でした

やっぱり、弘前駅の受付のあの人の表情は、遠方からわざわざ来た我々に対する同情だったのですね!
とりあえず、弘前城公園に入り散策を続けます。「弘前城公園のいいところは、ソメイヨシノだけじゃなく咲く時期が違うさまざまの桜が見られること。」という言葉を信じて歩きますが、やはり圧倒的なソメイヨシノのボリュームに他の桜は圧倒されているかのようです。


とは言え、まだ咲いている場所もあるので、そういう場所に行ってはとりあえずパチリ。

この日のお昼は、屋台でおでんと焼きそばで残っている桜を寂しく眺めながら済ませます。満開の桜の下でビールを飲みながら楽しめればどれだけ素敵なことか!
勿論、コロナ禍の今はビールは飲めません。

弘前城公園の中心地である弘前城に入ります。

入場券を買ってお城のすぐ近くまで行きますが、弘前城に入場する行列には並ばず、お城と桜を周囲から眺めて満足することにします。

もっとも、バリアフリーがないであろう弘前城天守には、私には無理だったと思いますが…

そして、今日はいい天気なので弘前城から眺める岩木山は絶景です!

もう一度満開のソメイヨシノを見に来るという課題は残りましたが、とりあえず満足して弘前城公園を後にします。ねぷたの時2018年にも来た「津軽藩ねぷた村」には入場はせずに桜の時期の弘前のお土産だけ仕入れてあちこちの旧友に郵送して、「桜の時期に弘前に来たんだぞぉ~!」と、アピールだけして満足感に浸ります。

この日の夕食は妻の旧友夫妻と弘前市内の居酒屋で。妻はご主人とも面識があり、私も奥さん(妻の旧友)とも面識があったので、楽しい時間でした。イガメンチなどの弘前の名物料理も食べられたので大いに満足して宿に戻りました。

 

4日目:5月1日(日)

 

今日は弘前近郊と津軽半島の桜を見に行く日。日替わりで好天と悪天を繰り返すというこのGWの天気予報通りとすればハズレ順番のこの日は、やっぱり朝から雨模様です。
まずは岩木山へ。昨日飲んだご夫妻から弘前人の岩木山信仰の話を聞いていて、例えば「普通、マンションは西向きには建てないが、弘前では西向きでも岩木山の方を向いているほうが売れる。」のだそうです。そんな信仰深い津軽の方が信奉するお岩木山ですから、まずは岩木山神社にお参りをしないわけには行きません。

とりあえず参道を傘をさしながらトボトボと歩きます。

前の愛車には日本各地の神社の交通安全の御守をベタベタと貼って、自己満足に浸っていたのですが、新愛車には何となくステッカーを貼る気にならずにいるのですが、それでも以前の癖で神社に行くとついつい交通安全のステッカーを探してしまうのです…

岩木山の麓は、ある意味弘前以上に凄い桜の名所だと書かれたガイドブックもあり、なおかつ桜の開花時期は弘前より遅いとの情報もあり期待していましたが、雨の中を散歩する気にもなれず、適当に車を走らせながら、桜のスポットでは減速?停車して最後の桜を楽しみます。



でも、山麓のすぐ近くを走っているのに、昨日は機嫌よくその全貌を惜しげもなく開示してくれたお岩木山は、今日はすぐ近くに来ているのに全くその表情を見せてはくれません。いつもこのあたりを走るときに口ずさむ「帰って来いよ」を勿論今年も歌ってのドライブ!
津軽岩木スカイラインの入口には、まだ満開の桜があったので、「上まで行けば桜のいい景色が見られるかも?」と、有料道路を登ろうとしたら、料金所で係員が愛車のタイヤを見て、「今、上は雪が降っていて、ノーマルタイヤでは通行できません!」と止められてしまいましたので、ここの見学も叶いませんでした。

おまけに、まだ慣れないナビで行き先の入力を間違え、30分以上時間をロスしたので、今日のメインである筈だった太宰も見たであろう芦野公園の桜を諦めて、直接五所川原に行くことにします。芦野公園も、次に満開の弘前の桜を見に行く時には、セットで必ず行きますから!

とりあえず五所川原中心街に車を停めますが、五所川原で狙いをつけていたレストランは何故か休業! 代案も考えていなかったので、すぐにもメシを食いたい妻に急かされるようにすぐ近くのうなぎ居酒屋へ。朝からいいことがないこの日の鬱憤を晴らすべくランチには目もくれずにうな重をオーダー。「鰻、時間かかりますよ!」というので、「ひょっとして、隠れた名店かも!?」と、淡い期待を抱きましたが、残念ながら淡い期待は淡いままでした。

五所川原訪問の目的は「立佞武多の館」。五所川原立佞武多には、2018年に来て東北のお祭りの中でも最大級に感動したのですが(投稿はこちら)、3台ある巨大な立佞武多は1年に1台づつ交換されるそうなので、我々が見たのは2018年ですから、もう全ての立佞武多は入れ替わっている筈です。

立佞武多その① やっぱり、デカい!

巨大な立佞武多を上から眺めるには、エレベータで4階まで上がらなくてはいけません。

立佞武多その②

上から眺めるジャイアントロボのような立佞武多。この立佞武多が街を練り歩く興奮が鮮やかに蘇ります。

立佞武多その③

東北のお祭り、青森のねぶたなどはもう一度見たいとはあんまり思わないけれど、この五所川原立佞武多だけはもう一度見たいと本当に思います。今度は、この立佞武多が格納されているこの建物の前に陣取って、この建物に出入りする立佞武多が見たい!

 

今日の宿は五能線沿線の深浦。毎回、五能線の近くの道路をドライブしていても特に『リゾートしらかみ』と並走またはすれ違うことは全くなかった(それだけ、列車が走っている本数が少ない!)のですが、今回初めて踏切で車を停められます。「すわ、リゾートしらかみかな!?」と慌ててスマホを構えますが、残念ながら普通列車でした。

(2011年に『リゾートしらかみ』に乗った時の投稿はこちら

この辺りには、「海辺の露天風呂」で有名な「不老ふ死温泉」もあるのですが、我々は2016年に泊まってその夕食と夕陽に感動した「ペンション深浦」が今宵の宿。民宿風の宿なのでお風呂は楽しめない(と思いますので、前回も入っていません。)のですが、何度か入浴してこの辺りでは群を抜いて好きだった「ウェスパ椿山」がどうやら閉館してしまったようなので、激混みであろう不老ふ死温泉などは避けて、五所川原付近の日帰り温泉に入ってから深浦まで向かいます。
宿のお楽しみは食事と深浦名物の夕陽、宿は高台にあるので前回は本当に絶景の夕陽が見られたのですが、今回は雨天なのでほぼ諦めムード。ところが、前回同様豪華な夕食を楽しんでいると、ほんの一瞬だけですが雲が切れて今回も見事な夕陽を楽しむことができました!

春の北東北への旅<その1:岩手山の桜と角館>


2020年よりコロナ禍で自粛していた春の北東北への旅、3年越しの念願をようやく叶えることができました!
メインイベントは各地の桜、近年桜前線の北上は年々早まっていて、ゴールデンウイークにはもう東北での桜は遅い!ということになっているようですが、いくら待ってもこの季節感が戻ることはもうないでしょうし、サラリーマンでいる限りは4月中旬~後半に休みを取って旅行するのは無理なので、とりあえず少しでも桜が残っていればいいなぁ~!と、割り切って旅をスタートさせることにします。

今回の旅の前に,9年間乗った愛車を乗り換えました。前の愛車は2013年、病気から3年後に運転への復帰の際に購入。片手片足でも運転できるように改造し、以降の旅では沖縄を除く46都道府県を快適に走ってくれた本当の愛車です。
勿論、たった9年で最近の車にガタが来るはずもなく、愛車は引き続き極めて快調だったのですが、「最近の最新の車の安全機能が、徐々に衰えが進む初老の私には必要」という見解と、「ロングドライブができるのも、あと約10年」と考えた時に「そろそろ、最後の一台(?)の買い時かな?」と、今買う決断をしました。
でも、どの車にするかは半年以上悩みに悩みました。過去トヨタ車しか乗っていない私は、当然トヨタで一番安全機能が満載の”ヤリス”にする積りでしたが、「最後の車選びだから、今回は他の会社も見てみよう」と、近所のディーラーをいくつか周り、とはいえ右手足が不自由な私はディーラーの車には試乗ができないので、パンフとYou Tubeで徹底的に各車を比較・検討しました。

最終的に、散々迷った挙句ホンダのフィットにしました。安全機能はヤリスとほぼ互角のイメージですが、フィットの半自動運転のACCと、電動パーキングブレーキが最終的な決め手になりました。安全性を高めるオプションはみんな付けたので、結局人生で2番目に高い買い物になってしまいましたが、後悔はありません。昨年11月に契約して納車されたのは2月の天皇誕生日。それからは週末のたびに練習と称して埼玉県内をプチドライブし、少しづつ新愛車にも慣れて、いよいよこの日を迎えます。

HONDAフィット20周年特別仕様車Maison

この写真は、今回の旅で田沢湖の桜スポットで撮ったものです。

 

1日目:4月28日(木)

 

朝のスタートはいつも通り早く6時半。今日は盛岡まで走って、その後に盛岡近辺の桜スポットを見る欲張りな一日です。今回のGW、全体的に天気は悪そうで、どこの桜もかなり終わっているとの情報でしたが、今日だけは晴天+今日行く桜スポットだけはまだ満開との情報を得ていたので、朝から元気ハツラツです。いつも通りのコンビニで飲み物を仕入れ、いつも通り久喜インターから東北道に乗ります。
東北道に乗ってすぐ、半自動運転ACCを100キロにセットして、レーンキープ(自動的に車線を走ってくれる機能)をオンにします。これで手も足も離しても、車は勝手に車線を100キロで走ってくれるのですが、やはり手はハンドルに添えたままで、足はすぐブレーキを踏めるポジションに置いてはいますが、それにしても夢のような半自動運転です! 時折、前に遅い車がいるときには車は自動的に減速してその車を追走しますが、この時だけウインカーとハンドルを動かし、追越車線へ。追い越す時だけは少しだけアクセルを踏み込み、無事に遅い車を追い越した後は元の車線に戻り、再び100キロで走り続けます。上り坂も下り坂も車が常に100キロをキープしてくれるので、本当に楽チン。
この日はまだGWではないので、道路もまだ混んではいません。途中、適当に休憩しながら、あっという間にみちのくに入り仙台を過ぎ、この旅最初の目的地である岩手県に突入!
この日のランチはサービスエリアで適当に食べようとノープランでしたが、12時前に盛岡付近に着けそうなので、盛岡南インターで東北道を降り、付近のレストランを探します。事前のリサーチもしていなかったので、知らない店にギャンブルで入る以外は無難なチェーン店しか選択肢はないかも? なんて話しながら盛岡市郊外をドライブしていると、チェーン店はチェーン店でも私の好きな仙台のチェーン店「かに政宗」を発見! 関東にはないチェーン店なので、喜々として車を停めます。

店名の如く”かに”中心のメニューなので、料金は決して安くはないけれど、旅の最初のランチとしては大満足でした。

この日最初の見学地は、小岩井農場小岩井農場にはいくつかの桜スポットがあるので、そこを訪ねようと思います。最初に小岩井農場に向かう道路沿いにある名所は”県道沿いの桜並木”。

車を近くに停め、岩手山と桜のコントラストを満喫。

次に向かったのは、小岩井農場(というより、岩手県)でも一番有名な桜スポットである「小岩井農場の一本桜」。混雑時にはアクセス道路まで大渋滞するらしいのですが、GW1日前は意外と混まずにこのスポットまで来ることができ、何とか駐車場もすぐに確保できました。

そして、岩手山と満開の一本桜の見事な絵のような風景!!

この桜だけでも、”3年越しの念願”のこの旅に来て本当に良かったと、心から 感動した瞬間でした。

 

ちょっと戻って、農場の駐車場に車を停め、こちらも有名な桜スポットである上丸牛舎の桜を散策。

一本桜といい、このあたりの桜は正に満開!

小岩井農場は桜だけにして他の観光はしませんでしたが、妻は明後日会う予定の旧友へのお土産選びに夢中です。

牧場といえば、ソフトクリーム!

牧場に来ればお約束の濃厚なソフトクリームを味わい、小岩井農場を後にして付近の桜スポットを2つ観光。一つ目の七ツ田の弘法桜はそこそこ広い駐車場はあるものの、どれが主役の一本桜なのかは不明のまま。

もう、散ってしまったのかもしれませんね。

横の桜はまだ何とか咲いています!

次の目的地は雫石園地。数日前、TVのニュースで満開の桜の中を泳ぐたくさんの鯉のぼりの映像が出ていたので期待度は高かったのですが、歩き出してみると、かなり葉桜度合いが進行しています。

おまけに川沿いに広がる園地なので、鯉のぼりはなかなか見つかりません。反対側から散歩して来た方に、「鯉のぼり、どのへんでしたか?」と尋ねてみたところ、「まだ、結構先だよ!」とのこと。桜が満開なら歩くモチベーションも保てるのですが、葉桜化した風景では、駐車場への帰り道が遠くなることばかり気になり、妻は早く旅館に行きたそうです。ついては、鯉のぼりを諦めて愛車に戻る決断をします。
何と、軟弱なことか!

本日の宿は鶯宿温泉。昭和の時代から仕事での関わりは多かったものの、実は来るのは初めてなのです。想像していたような温泉街もなく、いくつかのホテルがパラパラと点在している温泉地でした。この日はまだGWではないので、ホテルは結構空いていて、私的には微妙。旅館が賑わっていてくれると嬉しいけれど、あんまり混んでると嫌気がさしてしまうという、何とも我儘な元旅行会社社員です。

今日の夕食は温泉旅館なのにイタリアン。施設内にイタリアンレストランでもあるのかなぁ~!?と想像していましたが、普通の個室会食場で出てくる料理がイタリアンといういささか予想外の展開。

前菜(この後、右上にスープが来ました)


でも味は結構本格的で、ピザとPastaだけで3種類も出てくるボリュームたっぷりなコース。

ついつい、先に一つ食べてしまいました。 まいう~!

 

メインの肉料理

デザートまで満足感高い!

久しぶりに赤ワインのフルボトルを2人で一本空けてしまいました!

 

2日目:4月29日(金)

 

この日からいよいよゴールデンウイーク。この日はまずは角館に行ってから田沢湖経由で八幡平あたりを楽しみ、秋田県に入って懐かしの湯瀬温泉に宿泊する予定。ところがこの日は天気予報が悪く、岩手も秋田も午後から激しい雨が降り、おまけに夕方以降は山間部では何と雪予報! そしてこの日の宿湯瀬温泉は、まさに山間部! もうすぐ5月になるというのに... です。
岩手県鶯宿温泉から角館までは峠を超えて約1時間、実は秋田県南部地区はこの旅の後半にゆっくりと来る予定にしているのですが、残り少ないであろう角館の桜を見るために、一日でも早く角館に行きたかったので、この日の訪問プランになりました。

角館に向かう峠道で、ガソリンを給油。新愛車はハイブリッドなので、旅行前から約800キロ走ってのガソリン給油です。新車をハイブリッドにすることについては、しっかり者の娘に大反対されました。「相当走らないと、ハイブリッド代(数十万)のもとは取れない。年1万キロ以下程度だと、結局ガソリン車の方がお得!」というのが反対の理由です。確かに(最近、ガソリン車を買い替えた)娘の言うことは正論ですが、私の場合こうやって旅先でスタンドを探すことも多く、そのスタンド探しが結構面倒なことから、「ハイブリッドにして、給油の回数が少しでも減るのならば、多少高くってもハイブリッドにしよう!」と考えたのですが、確かに前の車の時より給油は約半分になり、ストレスは大きく減りました。 因みに、今回の旅での総走行距離は約2000キロでしたが、旅行中の給油は2回だけで済みました

『桜の時期の角館の混雑振りは凄まじい』という話を何度も聞いているので、事前調査はバッチリ。意外と武家屋敷に近い桜の時期だけ開く臨時駐車場に狙いを定めて車を走らせますが、その臨時駐車場はGWなのに何故かクローズです。思いっきり嫌な予感の中、角館のメイン駐車場である桧木内川堤に行っても満車ということはなく、まだ余裕で車を停められます。とりあえず車を停めて早速角館のもう一つの桜名所である桧木内川堤に行ってみますが、昨日行った雫石園地よりもかなり早く、川沿いは完全な葉桜!

あの有名な桧木内川堤の桜... 満開から一週間後

武家屋敷へ行けば、少しは桜残っているかしらん? と、最後の望みをかけて向かいますが、「数日前の強風で、もうみんな散っちゃったよ!」とのことで、本当に見事なくらいあの桜は片鱗もありません。

とは言え、6年振りの角館武家屋敷ですから、6年前と同じように人力車に乗ることにしました。コースは以前と同じで、恐らく車夫さんの説明も前回と同じなのでしょうが、健忘症(痴呆症?)が入りつつある我々には楽しい30分でした。何より歩かなくていいのが妻のお気に入りです。

楽しい時間でしたが、あの圧倒的な桜を見ることができなかったので、角館には、もう一度来なくてはいけませんね!

ほんの少しだけ武家屋敷にも残っていた八重桜

次はとりあえず田沢湖に向かいます。湖畔をドライブして景色が良いところや桜の咲いているところを探します。

田沢湖畔の県民の森

当初のプランでは、ここから玉川温泉辺りをドライブし、八幡平アスピーテラインを走って岩手県側の桜の名所を楽しむ予定でしたが、アスピーテラインは開通しているものの、「今日は降雪で、路面凍結&通行止めもあり得る」と、地元のラジオではしきりに注意喚起しているので、雪道が怖い私はすっかり怖じ気づいて、山道を行かずに盛岡まで戻って東北道で北上する選択をします。

今朝走った国道46号線を盛岡方面に戻ります。この国道のエキサイティングなところは、速度を落として走る秋田新幹線と並走できること。時折、愛車のすぐ横を新幹線が同じような速度で走り、僅かの間同じ世界を共有できるのです! ハンドルを握っているので写真は撮れませんが、元鉄ちゃんの魂を激しく揺さぶる感動の瞬間です。

お昼を過ぎて盛岡近辺でランチのお店を探します。盛岡だから”じゃじゃ麺”とか”冷麺”が食べたいね!なんて話しをしていると「盛岡冷麺」の表示を見つけ、迷わず入店。

満員の地元民はみんな焼肉を食べている中、我々は久しぶりに盛岡冷麺だけを食べて大満足!

もう、焼肉と冷麺を両方食べられない老人の胃袋です

関東では全く知らないお店でしたが、お店の広告にサンドイッチマンが出ているので、ここも東北では有名なチェーン店なのかも知れませんね。

 

昼食後、再び東北道を北に進み、八幡平の麓に向かいますが、午前中は何とか持ってくれた空も、天気予報通りに雨が降り出し時間が経つにつれて雨は徐々に激しくなります。時折、名も知らない桜スポットに突然出会いますが、写真を撮りに車外に出ることも叶わずに、車を停めて車内からの撮影。

こんな風景との突然の出会いが感動的です!

それでも、予定していた桜スポットを2つだけ観光。一つ目は、「上坊牧野の一本桜」。

やや葉桜化はしていたものの見事な一本桜を見ることはできましたが、昨日は見事に見えた背後の岩手山が今日はお休みなので、景色としてはイマイチ。

バックのない風景画... ですね!

次は「赤坂田の桜並木」。晴れていれば川沿いの散歩も楽しいのでしょうが、雨はますます激しくなります。

晴れていればなぁ~..!

最近の優秀な天気予報通りに、雨は徐々にみぞれが混じり始めます。丁度流れてきた「雨は夜更けすぎに、雪へと変わるだろう~」という山下達郎の曲が本当にシャレにならなくなってきたので、この日の観光を切り上げて今宵の宿に向かいます。

 

今日の宿は再び秋田県に入った湯瀬温泉の温泉旅館。昭和の時代(仙台勤務時代)に何度か来た大型温泉旅館で、ネットで久しぶりに見たその名前があまりにも懐かしかったので、ついクリック(予約)してしまいました。チェックインは4時前でしたが、この日からGWということもあり、同じように豪雨で観光を諦めて早めにチェックインする多くの観光客でロビーは溢れかえっています。この活気、3年振りに見た風景で思わず心から嬉しくなってしまいます!
おまけに、「明日の朝ご飯は団体があり、早い時間は混むと思いますよ!」...
『団体客』、何と懐かしい言葉でしょう! 三十数年間、私の仕事のかなりの部分を占めていた本当に懐かしい言葉で、「やったぁ~!」と快哉を叫びたいくらいの気持ちになった2022年4月29日でした。
当然のことですが、大浴場は大混雑。洗い場も順番待ちの状況です。こうなるとさっきの嬉しい気持ちは薄れてくるのですから、本当に我儘な奴ですね!
三十数年ぶりの宿には殆ど記憶もなく、感動もありませんでしたが、活気が戻ってきたこの日の嬉しさだけは、忘れることはないでしょう。

 

2021年最後の旅<静岡+三重3泊4日>

現在の職場(学校法人)は12月25日から冬休みなので、毎年正月前のこの時期はプチトリップに出るようにしています。このはてなブログに乗り換えた最初の投稿である2019年は茨城県にあんこうを食べに行った1泊2日。2020年はgo toキャンペーンを使えると信じていたのに、途中で中止になったために日程を変更した湯河原+箱根の2泊3日
と、毎年正月までの休みを有効に使って旅を楽しんでいます。
行先はいつも太平洋岸付近になる理由は、やっぱり12月なので内陸や日本海側に行くには雪が怖いから。昭和の時代、仙台に6年住んでいて毎日のように営業車を運転していたので、雪道の怖さはよく知っているつもりなのですが、普段は土日にほぼ埼玉県内でしか運転しないマイカーなので、冬用タイヤは持っていませんし、昔はともかく今では片手の私なので、雪が降ってきたらチェーンもまけない(ので、持っていない)ため、雪のリスクは極力避けるようにしていたためです。
今年は、10月くらいから計画を立て始めました。コロナが収束してきてgo toキャンペーンの復活を勝手に確信した私は、go toの割引を見込んで今回も太平洋側の高級宿を予約します。ところが思いかけず10月に妻が2週間入院し、その後も足の痛みなどを訴えて旅行の実施が大いに危ぶまれる事態になりました。何とか旅行に行けるようにはなったものの、go to復活の気配はなく、今度はオミクロン株なんてものが流行り始めて、まだまだ余談は許さない状況は続いていますが、とはいえ今年も旅行を実施する決断をしました。
ところが、旅行が近づくにつれて天気予報が怪しくなります。数年に1回規模の大寒波が近づいてきており、静岡はともかく愛知・三重あたりの天気予報には雪マークが並びます。とはいえ、旅のメインの静岡県内には雪マークはないため、公共交通機関に切り替える決断も付かないままに旅行出発の日を迎えることになりました。

 

1日目:12月26日(日)

 

我々夫婦の旅行は「日本2周目」なので、今回の旅先は過去に行ったことがあるところとかなり被るところが多くなっているのと、10月に入院した妻はまだ完全復活ではないので、以前のように観光地を貪欲に巡る旅はせずに、今回は宿などでのグルメを満喫する旅にしました。従って、観光地はほとんど回らずのんびりとした旅のプランニング(というほど内容はないのですが...)です。
初日のスタートは朝の8時、いつも通り自宅近くのローソンで飲み物を仕入れてから、順調に圏央道に乗り静岡県を目指します。前日の土曜日なら圏央道も東名にも渋滞はあったのかもしれませんが、日曜日の圏央道は極めて快適。天気はあまり良くなく、富士山は雲に隠れていますが、それ以外は極めて順調なドライブです。いつも通り約3時間ドライブして静岡市付近に入り、最初の目的地である焼津を目指します。
この日の行程は、「2018年最初の旅」として4年前の年始に巡ったコースとほぼ同じです。4年前は「焼津さかなセンター」でお昼を食べて、その後大井川~浜岡砂丘御前崎と回って、静岡市内のビジネスホテルに宿を取り、夕食は静岡在住の友人夫妻と夕食を共にしています。(記事はこちら

この日の昼食は4年前と同じ「焼津さかなセンター」にしました。同じ場所なんて... ”芸がない!”と言われそうですが、他の場所も考えたのですが、焼津さかなセンターにはたくさんの食堂もありメニューもたくさんあるので、知らないところに行って思いがけず混雑に巻き込まれても面倒なので、混んではいるのでしょうが勝手知った場所のほうがいいと考えての選択です。
ところが、焼津ICを降りた少し多めの車たちは、皆すぐ近くの焼津さかなセンターを目指しているような混雑振りに、この芸のないチョイスを少し後悔し始めます。私が「焼津さかなセンター」のことを強く認識したのは忘れもしない平成元年の暮れのことで、その年に仙台から横浜に転勤して、横浜の年末のバス旅の定番が「焼津お買い物バスツアー」だったことを教えられたのです。毎日、横浜駅前を出る数十台のバスが焼津さかなセンターに向かって、横浜の人たちは焼津で正月用の魚介類を仕入れるのが風物詩。私も「一度は、行ってみよう!」と思いながら、年末に来るのは実は今回が初めてだったのです。
最初は、駐車場もかなり遠方の臨時駐車場を案内されたのですが、さすがにかなり遠いので粘って市場内の駐車場の行列に並びなおして、何とか市場内に車を停められて一安心。車も県内ナンバーよりも関東圏や名古屋付近のナンバーがかなり多く、全国から美味しいお魚を求めてここ焼津に日本国民が集結しているようです。全国から貸切バスもかなり停まっており、全盛期ほどではないにせよコロナ禍の最悪期は完全に脱した感じで嬉しい限りです。
場内もかなりの混雑で、30年以上経っても焼津の人気は相変わらずなのですね…!

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まだ旅を始めたばっかりの我々はお買い物には興味がなくお昼ご飯だけが目的だったので、とりあえず目についた丼も寿司も食べられそうなお店の行列に並びます。

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私のお目当ては、焼津といえばマグロ。

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妻は「その時に食べたいものを食べる!」というのがポリシーのようなので、名物と関係なさそうな「うにイクラ丼」をチョイス。

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でも、美味しければそれで満足なので、これで良しとしましょう。

この日の宿泊は御前崎の民宿を予約しています。民宿の風呂は手すり等がないことが多く私は入るのに苦労する可能性が高いため、民宿に行く前に焼津市内の日帰り温泉を目指します。日帰り温泉はかなりの混雑で、正直浴槽も露天風呂も期待と違っていささかガッカリしましたが、とりあえずゆっくりお風呂につかることはできました。

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まだ少し早いけれど、御前崎に向かいます。ところが、快適に運転しているとウインドウに水滴が付き始めます。「小雨かなぁ~!?」と思っていると、どうやら外には小雪が舞っているようです。温暖な気候で知られるここ静岡でも雪なんて珍しいようで、この状況を地元ラジオでも珍しそうに伝えています。勿論、積もることはなさそうですが、明日の目的地である三重県長島温泉の天気が大いに気になっている私としては、嫌ぁ~な予感がして、一気に暗い気持ちのドライブになってしまいました。
御前崎の岬は4年前と同じ。季節も同じなので、とりあえず「変わっていない」ことを確認してから本日の宿に向かいます。

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本日の宿は御前崎の民宿「聖火」。東京オリンピックと関係があるネーミングかどうかは不明ですが、海鮮と伊勢エビとキンメの煮つけがとにかくお腹いっぱい食べられるということで選んだ宿です。この民宿、1階にも部屋があることがホームページにも記載されていたので、事前に電話して1階の部屋をお願いしていましたが、通された部屋は横に長い部屋でここで食事も提供されるのだとか。

夕食までの時間は、明日の天気に関する情報収集。明日は数年ぶりの大寒波が襲来し、各地で大雪の予報ですが、太平洋側でも明日の目的地である(愛知県と)三重県だけは雪予報が出ていますが、その予報は予断を許さない状況のようです。
夕食は、刺身盛り合わせ、伊勢エビ、カニ、キンメダイなどの豪華版。「食べられなかったら、このキンメはお土産に包んでもいいですよ!」と言われましたが、この海鮮+キンメを食べにわざわざ来ている訳ですから、「食べます!」と宣言をして胃腸薬を飲んで挑み、海鮮とキンメは何とか完食しました。

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この右側に、カニがあるのが写っていません。

勿論、ご飯やそれ以外のおかずはかなり残しましたが…

 

2日目:12月27日(月)

 

起きてから、TVのニュースと天気予報に釘付けの朝。
ここ静岡は車には霜がびっしりと降りてはいるけれど、天気は悪くなく雪の予感は全くありません。ところがTVを付けると日本海側では本当に豪雪が降っているようで、映像はそれ一色。とりあえずニュースを見ながら朝食をいただきますが、これから行く場所に近い名古屋市内のかなりの降雪の映像が映り、絶望的な気分になります。
予定より少し早く民宿を出て、とりあえず愛知県の方向に向かうことにします。ここ静岡県は晴天で雪の気配など全くないのに、なんかすごく不思議な気分です。運転をしながらハンズフリーで電話をかけまくり、情報収集。今朝の名古屋付近の降雪の映像で車で三重県に行くことはほぼ諦めているのですが、長島温泉に行く高速「伊勢湾岸道」も雪により通行止めになっているらしく、今晩予約してもうすでに1泊で8万円を超える宿泊代金を払ってある長島温泉の高級宿「ホテル花水木」にたどりつけるかどうかも不明な状況です。花水木に電話すると、「長島温泉もかなり雪が降っており、名古屋からの高速バスは運休なので、最寄りの桑名駅からバスかタクシーで来るしかないが、バスもダイヤはぐちゃぐちゃ。タクシーも捕まるかどうかは?? またナガシマスパーランド(遊園地)は本日運休。なばなの里のイルミネーションもどうなるか?? また、停電もあり現在日帰り温泉も受付停止中!」 と、まるで「来るな!」とでも言わんばかりの最悪の状況のようです。流石に「今回は無理かな?」とも考えたので、長島温泉をキャンセルできる場合に、明日泊まる予定の浜松の舘山寺温泉の宿の予約を今日にずらせるか旅館に電話して聞いてみますが、あいにく本日は満館とのことで旅行日程の短縮はできそうにもありません。とりあえず新幹線はノロノロ運転ながら動いているようなので、とりあえずどこかに車を置いて電車で長島温泉に行くことを決断します。
旅行出発前に、「万一の事態」として火曜日に泊まる浜松駅付近と名古屋に一番近い新幹線駅の三河安城駅付近の駐車場の情報収集をしていたのですが、まさかその情報を利用することになるとは... ただ、名古屋に近い三河安城ではやはり雪が心配なので、浜松駅近くの駐車場にナビをセットして車を走らせます。
浜松駅北市営駐車場に車を停め、これも「万一の場合」にと持ってきたリュックに1泊用の荷物を詰め替えて駐車場から約10分歩いて浜松駅に向かい、名古屋までの自由席特急券と桑名までの乗車券を買って、浜松駅にちょうど来たこだまに乗ります。

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新幹線はノロノロ状態で走っています。特に遅くなるのは関ケ原付近なのでしょうが、その影響はすでに豊橋付近から始まっていて、在来線のようなスピードで走る新幹線を体験できる貴重な機会でした!?三河安城駅から名古屋までは、普段ののぞみ号ならたった数分ですが、この日は30分近くは掛ったでしょうか? 線路には次第に雪が多くなり、名古屋駅近くの景色を十分に満喫できました。

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名古屋駅付近の状況

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名古屋駅からの在来線はありがたいことにダイヤ通り運転しているようです。

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関西本線の列車は無事に桑名駅に着き、桑名駅からはすでに正常ダイヤに戻っていたバスで長島温泉に向かいます。ただ、長島温泉に行く公共交通機関がこのバスだけの影響からか、バスは満員電車並みのぎゅうぎゅう詰めの大混雑で、30分以上立ちっぱなしで辛いバス旅でした。
長島温泉着は1時半過ぎ、とりあえず空腹の我々は近くのアウトレットでランチを取ります。この日のランチはいくつか考えていた選択肢の1つであった天丼。

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アウトレットのフードコート

関東に本店があるお店のようで、わざわざ三重県まで来て食べることもないのですが、関東のお店がどこにあるのかも知らないし、美味しかったからまぁこれで良しとします。

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ボリュームたっぷりの天丼。結構美味しかった!

絶叫系のアトラクションが人気のナガシマスパーランド 本日はお休みなので静かな遊園地の風景が眺められました。

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この日の宿は、長島温泉の高級宿である「ホテル花水木」。

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ホテル花水木 外観

実は、今年天国に召された前の会社の同僚が、以前「ここ花水木が、日本一の旅館だ!」とよく言っていたことを思い出したので、その鎮魂も込めた宿泊です。彼が「日本一だ!」と言っていたのはもう20年以上も前の話なので、その後その意見が変わったかどうかは今では確かめようもありませんが、少なくとも20年前に言っていたのは事実(私も数回聞いた記憶があります)なので、その頃の彼との記憶を辿ることにします。
チェックイン時に対応いただいた女性スタッフは、今朝行くかどうか迷っていた時に電話で対応いただいた方。「何とか、お越しいただけましたね!」と言っていただき、とりあえず(旧友のためにも)「来て、良かった!」と安堵した瞬間。
早速風呂に入って、旧友を偲びます。

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部屋からは絶叫系のアトラクションが見えます

夕方は、今回の観光のメインイベントである「なばなの里のイルミネーション」。ホテルが準備したバスに乗り、片道20分程度でなばなの里に着きます。雪はもう止んでいますが、歩道にはまだ雪が残っており、慎重にゆっくりと歩きます。なばなの里の入場料は2300円とのことですが、ホテル宿泊者は無料とのことなので、一人4万円以上するとても高い宿泊費ですが、我々には興味がない遊園地の入場などそれらのサービスを使い倒せば、少しは元が取れるのでしょうか?

なばなの里のライトアップは17時点灯。イルミネーションといえば、2015年の夏に行った新潟県妙高のライトアップを思い出します(記事はこちら知名度はこちら「なばなの里」の方が上なので、私の期待度もアゲアゲになりましたが、妙高と比べるとその規模は想像以上に小さく、正直ガッカリ。
光のトンネルは、似たようなものが妙高にもありました。

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メインのショー会場は、普段なら満員で見るのも苦労するのでしょうが、この日は流石にガラガラで、ゆっくりと座ってコーヒーを飲みながら見ることができます。

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その後、規模の小さいトンネルを出ると、そこはもう出口です。

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帰りのバスの出発時間は「6時半、時間厳守」でしたが、我々は30分も早くバスに戻ってしまい、他のお客さんも6時20分前にはバスに戻っていました。

夕食は部屋でいただきます。伊勢エビや松阪牛など三重県の名物のオンパレードで食事はどれも美味でしたが、配膳のタイミングが遅く、やはり間延びしてしまいます。

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このタイミングが絶妙なのは我々お気に入りの伊豆稲取の浜の湯で、浜の湯以外では、常に間を持て余してしまうのです。驚いたのは、デザート。何と、デザートは12月なのに"すいか"。季節外れですが意外に美味しかったスイカ、満腹なのについつい完食してしまいました!

 

3日目:12月28日(火)

 

この宿のウリの一つは併設されている日帰り温泉。勿論、日帰り温泉の代金も高価な宿泊代に含まれているのですが、特に朝の5時~8時は宿泊者の貸切なので、大きなお風呂を独占できるというメリットがあります。勿論、私も5時にはお風呂に行き誰もいないガランとしたお風呂を満喫するはずでしたが... 同じことを考える人が多く、残念ながら貸切という訳にはいきませんでした。また、広くてたくさんの湯舟がある露天風呂は... 寒くって入れませんでした。

朝食も夕食同様美味しく、確かに友人が「日本一の旅館!」と言った理由が頷けましたが、だからと言って「また、来たいか?」と言われると正直悩みますね。まぁ、孫がもう少し大きくなって「絶叫マシンに乗りたい!」とでもねだられれば来てしまうかもしれませんが...

今日は遊園地も開園するので朝からどんどん人が来ていますが、遊園地に興味がない我々は動き出した高速バスに乗って名古屋へ。行きの桑名からの路線バスはぎゅうぎゅう詰めでしたが、帰りのバスは我々2人の貸切でした。
名古屋からはまだ遅れている新幹線で浜松に戻り、駐車場で25時間振りに愛車に再会します。往復交通費と丸1日の駐車場代で2万円を超える出費でしたが、万一の雪道のリスクを考えると、まぁ仕方がない出費だったのでしょう。

 

再びドライブ旅に戻り、まずはお昼。浜松といえば私のイメージは、うなぎと餃子とうなぎパイなので、まずお昼は餃子。過去に何度か行ったことがある有名店「石松」以外の浜松餃子を味わいたいのですが、有名店の行列は嫌なのでそれ以外の普通店ということで選んだお店。本来高速で浜松に戻ってくるルートでは近かったのですが、駅からはあまり近くはないのですが、代案を探す時間もないのでプラン通りの店を目指します。

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浜松餃子らしい丸く焼いて真ん中にもやしを入れたビジュアルが欲しくて、18個もある餃子定食を頼んでしまいましたが、1つ1つが小ぶりだったので、ご飯を控えて完食することができました。

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他の浜松餃子と同様、肉よりも野菜が多いあっさりした味のような気がしました。

午後は浜松市内の大学時代の友人の家(職場)にちょっとだけ立ち寄ってから、うなぎパイファクトリーにでも行く積もりにしていたのですが、友人の家で私がちょっとしたトラブルを起こしてしまったために、1時間ほど時間を無駄に使ってしまったため、うなぎパイファクトリーを諦めて今晩の宿である舘山寺温泉に向かいます。

 

舘山寺温泉の宿は、山水館欣龍という宿。舘山寺温泉といえば業界では有名なグルメ旅館である「九重」という旅館が有名だったのですが、このコロナ禍で廃業したとのことなので、代わりに探した料理自慢の宿です。

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部屋は浜名湖のレイクビュー

部屋からは浜名湖が綺麗に見え、左側を見ると2015年4月に最初の「日本一周の旅」の2日目のランチに訪れて(妻が)うなぎを食べた「舘山寺園」というレストランが見えます。(記事はこちら

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2015年に私はハゼを食べた舘山寺

最後の夕食のメインは「うなぎ会席」。うなぎがメインのコースの主役になるかどうかはずっと謎でしたが、このコースとにかく旨くて最高のコースでした。

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今回の宿は、3件とも食事をメインで選んだつもりで、想像通り3軒とも大満足の夕食でしたが、この日のうなぎ会席は今年食べたどの料理よりも旨かったような気がします。

 

4日目:12月29日(水)

 

朝から、貸切風呂を満喫し、朝食も(うなぎこそ出なかったものの)大満足で宿を出て埼玉に帰ることにします。舘山寺スマートICから東名高速に乗り、途中富士山の素晴らしい眺望を眺めながら、予定通り4時間で自宅まで帰り着きました。

今回は、2021年最後の旅行であると同時に、2013年に購入した愛車(Vitz)での最後のロングドライブ旅行になる予定です。(2013年の納車日のブログはこちら)来年で9年目になるので、そろそろ”人生最後の車”に乗り換えようと、年をとっても安全なように最新安全機能が付いた車をあれこれ真剣に検討して、11月に契約をしていたのです。納車は来年3月ぐらいになるようですが、それまでには旅行には行けそうにないので、おそらく、この旅が最後のロングドライブです。
運転総キロ数は今までで約7万キロ弱。内、恐らく5万キロ程度は日本一周・二周目でのドライブだと思われます。沖縄を除く46都道府県の隅々まで、本当によく走ってくれたものです。
新車でのドライブのレポートは、GWのレポートになると思います。それまでに、コロナもオミクロンもみんな収束して、2019年までの平和な日常に戻ることを祈るばかりです。

来年こそはよい年になりますように!

 

 

【埼玉県全市町村めぐり】大河ドラマの舞台 深谷市

久し振りの埼玉県全市町村巡りの投稿です。2019年夏、妻が旅に出られるようになってからは、埼玉県全市町村巡りを完全に後回しにしていました。2020年にコロナが流行ってからは思うように旅行にも行けなかった代わりに散歩を始めたのですが、家の近所の散歩では読む人は勿論記録を残す自分本人にとっても全くつまらないので、記録を投稿するのは早々に止めることになりました。(でも、近所の散歩は細々と続けています。)
11月に入り、いつも通り私用中の空き時間に越谷市春日部市の市境あたりを散歩している時、「そういえば、埼玉県でも遠方の市町村巡り、最近ご無沙汰だなぁ~! 久し振りに、ちょっと遠出しようかなぁ~?」という気分になり、歩くうちに、「そうだ、明日は11/3の祝日だから、早速明日決行しよう!」と勝手に一人で盛り上がり、空想で行くことを決めてしまいました。
行き先は、今埼玉県で一番観光客が多いに違いない街深谷市大河ドラマを十数年見続けていながら、大河ドラマ放送中にはその舞台の地に行ったことがない私的には、地元であり47都道府県魅力度ランキングで最下位になる日も近い(!?)埼玉県を少しでも盛り上げたいと思い、今のうちに深谷には行っておきたいと考えた故です。
早速家に帰ってすぐにプランニングに着手。ただ単に高崎線深谷を往復して渋沢栄一ゆかりの地に行くだけではつまらないので、私的には鉄ちゃんの要素とグルメ要素を取り入れたプランをチャチャっと作り上げて、翌日に備えます。

 

11月3日の祝日、7時過ぎに家を出て高崎線との乗換駅大宮とは反対方向の久喜駅に向かいます。まずは、鉄ちゃんの自分を満足させるために、久喜から東武特急「りょうもう号」に乗り、群馬県太田駅を目指します。

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旅のスタートは、東武久喜駅

乗る前に指定券を買ったのですが、がらがらかなぁと思いきや、意外と久喜で降りる人も乗る人も多く、50%を超えそうな乗車率に、思わず嬉しくなりました。

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埼玉県に入る頃には複々線だった東武鉄道も、久喜を過ぎてしばらくすると単線になり、グッとローカル色が強くなります。どうやら列車はすれ違いで少し遅れていたようですが、急いだわけでもなさそうなのにいつの間にかダイヤ通りの時間に戻っているのが、ローカル線のいいところ。
群馬県太田駅りょうもう号を下車。「あれ? 今日の行き先って深谷じゃない?」と思われた方、実は群馬県太田市周辺と埼玉県の熊谷周辺は結構近く、昔私が埼玉県で勤務していた頃、埼玉国体などで熊谷周辺のホテルが満室になると、太田市内やその近くの藪塚温泉に宿を配宿した経験があったので、土地勘はあった訳です。

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太田駅で各駅停車に乗り換え

ということで、今回群馬県から県境超えして深谷に入るという埼玉らしくないプラン。前日に思い立って急遽プランニングしたとは思えない?
(という自己満足)

東武の各停に乗り換え、境町という駅で下車。

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この駅前を通る伊勢崎市のコミュニティバスが、利根川を渡って深谷市に入るのを発見したのは、昨日プランニングを始めてからおよそ2時間後。バスで県境を超えるのがいかに大変かは、太川さんなどのバス旅番組でも証明済み。私も当初は近くまで行ってタクシーなどを考えていたのですが、このコミュニティバスを発見した時には、思わず”やったぁ~!!”と快哉を叫んだものです。
東武特急から乗り継いで、1日数本のこのバスまでたった40分待ちなのも神がかり的。

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ここが、始発バス停!

来たコミュニティバスは予想通りちっちゃく、乗客も私一人でした。

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乗客がたった一人とはいえ、律儀なコミュニティバスは手抜きをせずに、バス停一つ一つを丁寧に案内しますが、その後も乗客は現れずに、貸切状態のままで大河川利根川を超えて、いよいよこの日の目的地埼玉県へ。

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”埼玉県だ、ぴょ~ん!”

地図で調べた渋沢栄一の生家に一番近いバス停で貸切コミュニティバスを降り、いよいよ深谷観光散歩のスタート。周囲に山並が見えるというあんまり埼玉県らしくない風景を約2キロ弱の散策。

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何故か、”なぜか埼玉”を口ずさんでしまいました

観光ルートの反対側から来ているので、観光施設などは整備されている筈はありませんが、歩き始めてほどなくなく渋沢栄一関連の看板が出現!

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目的地が近づきます。地図で見るとこの辺の地名は大河ドラマでも使われた”血洗島”のようなのですが、写真に撮れる血洗島の地名が書かれた看板などは見つかりません。
血洗島の名の由来に近い(?)渋沢栄一生家に向かう川沿いの道は、観光用にライトアップが始まっているようです。

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夜に来ると、いい眺めなのでしょうか??

最初の目的地葉渋沢栄一の生家である「中の家(なかんち)」。

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確かに大河で見たことがある家の佇まい。

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若き日の渋沢栄一吉沢亮には似てない?

流石に大河の舞台だけあり、緊急事態宣言明けでまあまあ観光客がいて、その殆どは年配の女性。生家の中は見られないので、家の周囲を一周。家の中から渋沢栄一の人形が我々を歓迎してくれているかのようですが、まだ1万円札も使えていないし、ドラマではまだ若い吉沢亮だし、渋沢栄一の人形であることはわかってはいるものの、何となくリアリティが薄いというか…

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この近くには、渋沢栄一記念館もあるのですが、この時点で渋沢栄一記念館は完全予約制で、「2日前までの予約」がマストとのことなので、前日に思い立って深谷に来た私に入る術はありません。機会があれば、次回また来ようと思います。

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さて、深谷でのグルメと言えば「煮ぼうとう」なのですが、何せ前日に思い立った私にはその名店を調べる時間もなく、要はうどんのようなモノだろうから、この日のランチは煮ぼうとうに決めてはいたものの、店は行き当たりばったりで決めようと思っていました。渋沢栄一生家のすぐ隣に、大河&1万円人気にあやかろうと見え見えの観光客用の煮ぼうとう屋が出来ていて、「まぁ、ここでもいいかな?」と入って見たのですが、まだ11時ちょい過ぎなのに何と満席とのことで、待ってまで観光客用のお店では食べる気にもならずに、次の目的地に向けて歩き出します。途中、煮ぼうとうの看板を見つけたので、少し寄り道をして田舎風景の中にポツンとある一軒家の割烹に入店。11時半の開店と同時に入店したのは、私だけのようです。

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ポツンと一軒家… ではありませんが…

結構待たされて出てきた煮ぼうとうBセット。(1300円也)

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かぼちゃが入っていない山梨のほうとうのようでしたが、まぁまぁ美味しいランチでした。

初煮ぼうとうに満足して、再び散歩を再開。私的には、深谷と言えば昔からネギなのですが、歩いていてもネギ畑がほとんど見えないので、「ここ、本当に深谷?」と疑りたくもなりましたが、お店の近くでようやくネギ畑発見!

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次の見どころは、大河では田辺誠一さんが演じている尾高惇忠の生家。(ということは、妻千代の生家でもある筈!)渋沢栄一とはご近所で、昔でも確かに十分行き来出来た場所。

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ここは入場も出来るようですが、1時間に一本程度走っている渋沢栄一の見どころを巡る臨時周遊バスの時刻が迫っていたため、入場を断念してバスに乗ってしまいます。

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周遊バスというので、生家からも深谷駅からも中途半端な距離にある「大河ドラマ館」にもこのバスで行けるのかと思いきや、このバスは深谷駅が終点で大河ドラマ館に行く次のバスは40分後とのことなので、今度は深谷駅前から市街地をトボトボと歩き出します。途中、お店をやっている知人の家(この日は、休みでした!)などを眺めながら、20分以上のぶらり散歩。

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中途半端な場所にある”大河ドラマ館”

大河ドラマ館は結構な混雑。出演者の動画なども結構ありましたが、殆どの見どころの周囲には人が集まっていて、覗きづらい状況。とは言え、スペースが空くのを待つほどにどうしても見たいものではないので、結局殆ど何も見ずに出てきてしまいました。
大河ドラマ館の入口なのに、やっぱりあった1万円札。やっぱり庶民の関心は大河よりお金??

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ご縁がたくさんありますように!!

すでに万歩計の歩数が1万5千歩を超え、徐々に疲れてきたので、バスかタクシーがあったら乗ろうと思っていましたが、大河ドラマ館駐車場はデカいのに公共交通機関は貧弱のようで、やむなく再び歩いて深谷駅を目指します。

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街を走っているバス。今、深谷は栄一一色!

深谷最後の見どころは、東京駅を模したといわれる深谷駅

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お約束どおり駅舎をパチリと撮り、高崎線で家に帰ることにします。
グリーン車に乗り、久し振りに呑み鉄を満喫して、大満足の一日旅でした。

2021年秋の旅<関東温泉巡り>その3

3日目:9月21日(火)

この日はこの旅2つのメインイベントを満喫する、この旅のハイライトの一日です。

草津のお湯の効能が抜けずまだ朝のお風呂で全身がぽっかぽっかする中で、草津を出て更に上の方を目指します。草津のまだ上には白根山があり、その火口湖の美しい景観は過去にも草津のお湯共々楽しんだ記憶があります。でも、今は活発な火山活動の影響で、白根山エリアは立入禁止になっているので、今回は更に長野県との県境を超えて、志賀高原の山並みを眺めるのが今日の第一のメインイベント。スキーをしない私は志賀高原への訪問経験もないので、楽しみにしていたのですが、日頃の行いのお陰かこれ以上は望めないくらいの最高の好天です!
草津から徐々に標高を上げていくと、あちこちに思わず車を停めてしまう絶景が展開します。

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このあたりは、まだ群馬県。群馬の景観、侮りがたし! ですね。

長野県との県境渋峠を越え、少し下りが始まった頃に目的地「横手山スカイレーター」の乗り場に到着、まだガラガラの駐車場に車を停めます。

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横手山スカイレーター

横手山スカイレーターは、巨大なエスカレーターで、これとリフトを乗り継ぐと、標高2307mの横手山山頂まで行けるのだとか。エスカレーターは片側だけ手すりがあるのですが、手すりは上昇時右側なので、下りの方が怖そうなので私にとってはありがたい構造です。エスカレーターは一本しかないので、10分おきぐらいに昇りと下りが入れ替わるようです。
9時半に運転開始したスカイレーター、右側の手すりに左手でつかまらなければならない私は、写真を撮るどころか景色を眺める余裕すら全くなく、必死で手すりを掴みます。横手山山頂までは、渋峠からリフト一本でも行けたのを少しだけ後悔しましたが、まぁ「いい経験」ですね。何とか自分スカイレーターを降り(実は降りるのも結構大変でした!)、リフトに乗り継ぎ頂上を目指します。リフトはそこまで必死ではなかったけれど、やはり写真を撮る余裕はありません。

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上から見たペアリフト

でも、苦労して(?)昇った頂上、予想を超える最高の景色です!

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富士山が見えるかもという「幸せの鐘」も、少なくともこの日のために持ってきた双眼鏡では、はっきり富士山をみることが出来ました!

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山頂はそんなに広い場所ではありませんでしたが、あちこちの美しい山並みを眺め、景色を楽しみながらゆっくりとコーヒーを楽しみ、最高のひとときでした。

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下りのリフトでは行きより余裕が出て、周囲を満喫出来ましたが、やはり下りのスカイレーターはかなり怖くって、スリリングな体験が出来ました。

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上から見たスカイレーター 結構スリリング

志賀高原でその名前(だけ?)が懐かしい(昔、仕事で名前だけはよく知っていた)いくつかのホテルを初めてみながら、長野方面に向かいます。今日午後の目的地は、2015年に初めて来て、その魅力に夫婦ともすっかりハマった小布施。小布施と言えば栗で、小布施でしか、しかもこの時期しか食べられない小布施堂の栗スイーツの「朱雀」を食べるのが今日の「メインイベントその2」なのです。
小布施堂の銘菓朱雀、その名前は何となく知っていたのですが、以前は秋の時期に小布施に行き、平日でも2時間は並ばないと食べられないとのことで、出会うのは無理だと思っていたのですが、このコロナ禍で完全予約制になったので、1ヶ月前に何とか屋外の席で2時の予約が2席確保出来ました。実は、今回の旅行はこの朱雀の予約が取れたことでようやく行く決心がついた、いわば恩人のような存在です。朱雀は1つ1500円ですが、その予約券代金@300円をファミマで事前に支払わなければならないので、スイーツ1個が何と合計1800円です。でも、2年前までは2時間並ばないと食べられなかったことを考えると、予約があって確実に食べられるというのは、実にありがたいことなのだと思うことにします。
小布施には12時頃に到着。朱雀の予約時間は2時なので、その前に昼食をと思い、5年前には大行列があった記憶が鮮明なお店が、何と行列なく入れるとのことであまりよく見ずに喜々として入店。

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ところがお目当ての栗ご飯がメニューにありません。お店の人に聞いたところ「経営が代わった。前のお店では栗ご飯を出していたようだが、今はありません。」とのこと。今更席を立つ気にもならず、結局ごくありきたりの定食を食べましたが、秋の小布施での栗三昧、最初から出鼻をくじかれた格好。

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残念ながら、栗ご飯ではありません…

その後は小布施のお菓子屋さんを廻って栗のお菓子を買い、栗ソフトを味わった後にお目当ての小布施堂へ。店の前には、予約券を持っている人だけな筈なのに結構な列が。

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時間になり、1500円×2の食券を購入してようやくお目当ての朱雀とご対面。

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これが、噂の銘菓「朱雀」

本当に栗そのもので、何の味付けもしていないので、栗の味はガツンと来るのですが、とにかく飲み物が欲しくなり、何度もお茶をお代わりしながら食べました。
いい経験でしたが、もう一回はないでしょうね。

 

小布施を後にして、今日の宿泊地はここも憧れの温泉だった野沢温泉へ。野沢温泉では観光需要喚起策として、6000円払うと6000円の宿泊券+4000円のお買い物券が貰える(つまり、お買い物の4000円がタダで貰える!)「NOZA割」という施策をやっているという情報を事前に得ていたので、しっかりネットで事前予約しています。野沢温泉の中心街にある観光協会に立ち寄り、購入上限の12000円分の宿泊券と8000円分のお買い物券=20000円分の券を12000円でゲット! 喜々として今晩の宿に向かいます。

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今晩の宿は野沢グランドホテル。入口の「歓迎」の看板に我が家を含む2組しか記載がなかったので、「えっ、今日のお客さん、2組だけ?」と、昨晩は草津の大型旅館がほぼ満室に近かったことと、激しいギャップですね。大浴場も勿論貸切で、草津に劣らない名湯野沢温泉を本当に満喫しました! 野沢温泉も、本当に最高のお風呂でした!

夕食は何とレストラン貸切! ウエイトレス(というより、さっきフロントにいた人)が我々専属で(?)サービスしてくれて、美味しい料理でお酒がすすみます。野沢温泉と言えばやっぱり野沢菜。普段食べている野沢菜とは全く違ってとにかく美味しい!
野沢菜だけでも日本酒、いくらでも飲めそうです。

 

4日目;9月22日(水)

朝のお風呂も勿論貸切。大浴場と絶景露天風呂、朝から何回も入ってしまいました。

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スミマセン。貸し切り(??)に気を許して…

朝食もレストラン貸切。もう1組は一体どこにいるのでしょうか? 余りに我々観光客とはペースが違うので、もしかしたら朝早く宿を出たアルピニストなのかもしれませんね!?

我々はのんびり貸切宿を満喫後、車をホテルに預けて野沢温泉の街の散策に。野沢温泉と言えばたくさんの外湯が有名ですが、手すりのない外湯に入れない私は、その雰囲気だけでも味わい、そして昨日GET した8000円のお買い物券で、野沢温泉でお土産を仕入れるつもり。

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野沢温泉にたくさんある外湯の一つ

坂の多い野沢温泉を頑張って昇り、野沢温泉のシンボルである麻釜(おがま)ヘ。

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この坂を上って

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麻釜(おがま)

近所のおばさん達は野菜を茹でたりしていますが、我々観光客は立入禁止。兎に角凄く熱そうなので、慣れない観光客が火傷しないための配慮なのでしょうね。結局、麻釜そばのお土産屋さんのセールストークにハマり、8000円の殆どを使って野沢温泉らしいお土産をたんまりと入手。メインはやっぱり野沢菜でした!

この日は、新潟県に行くというだけで、特に予定は決めていなかったのですが、やっぱり長野県では千曲川だった川が、新潟県に入ると信濃川になる瞬間が見たいと思い、川沿いの道をドライブして、ネットで調べた川の見える展望台で平野と川の流れを楽しみます。

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実はこの日の観光のオプションもいくつか用意していたのですが、野沢温泉でゆっくりし過ぎたのと、この日だけは天気がイマイチだったため、観光をせずにお目当てのランチに向かいます。新潟のランチと言えば私の大好物は「へぎそば」。ファミレスのような小嶋屋総本店ですが、やはり蕎麦と天ぷらは、「まいう~‼」

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昼食に満足すると、小雨模様だった雨が止んで少し晴れ間が見えて来たので、急遽八海山ロープウェーを目指すことに。最終少し前の昇りのロープウェーで上を目指しますが、やはり曇り空で八海山はその勇姿を見せてはくれませんでした。

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今宵の宿は越後湯沢。過去、私が仕事で何度も来た、大型温泉旅館です。今回、妻が好きな海のモノが群馬&長野ではあまり楽しめないと考えたため、せめて最終日の新潟ぐらいは旨い魚が食べられそうな宿を選んだつもりです。
実は私にはもう一つの目論見があったのです。宿に妻と車を置いて、越後湯沢駅にある新潟の各種地酒が5杯500円で試飲出来るというお店で、新潟中の地酒三昧をしようと思っていたのですが、宿に近づくに連れて天気予報通り雨が激しくなり、結構強い雨が私のモチベーションを容赦なく奪ってゆきます。結局、宿でのんびり温泉をエンジョイすることを選択。
日本酒は美味しいノドグロなどの新潟の海産物と一緒に少しだけいただきました。

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でも、宿にあった新潟の銘酒は埼玉でも飲めるものばかり…

5日目;9月23日(木)

この日も祝日ですが、翌日は仕事なので、高速道路が混む前にさっさと埼玉県に帰ろうと思います。長いトンネルを抜けると、そこは数日前に楽しんだ群馬県。楽しかったあれこれを走馬灯のように思い出しながら、昼前には自宅到着です。
(今年)今まで、辛いことも色々とありましたが、少しは気分転換ができた5日間でした。
次もまた、旅に出るぞぉ!!

2021年秋の旅<関東温泉巡り>その2

2日目:9月20日(月・祝)

群馬をゆっくり楽しむこの日、まずは四万温泉周辺の観光からスタート。まずは四万温泉奥の奥四万湖(ダム)を訪ねます。奥四万ブルーと呼ばれる湖の神秘の青は、気象条件やら何やらが揃った時にだけ見られるのだとか… 元来、そんな運を持ち合わせていない我々ですが、ダムを見下ろすとそれなりに綺麗なブルーの湖面が見えます。

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でも、写真より実際の色のほうがキレイです!

湖は、車でも時計回りで一周できるようなので、ゆっくりとドライブしながら更に眺めの良い場所を探しますが、地図では湖のすぐそばを走っている筈なのに、周囲の木々が車からの視界を遮り、奥四万ブルーどころか湖すら見えません。それならと車を停めて近くを散策したところ、見つかったのはこんな看板のみ。

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奥四万湖の次は四万温泉の入口に戻って、「四万の甌穴群」へ。川の流れが渦巻き状になることで川にいくつかの穴が空いた場所とのことで、興味があったので川辺に降りる階段に手すりがあるか事前にHPで質問しています。「片側には手すりがあります。」という回答だったので車を停めて向かって見ますが、結構急で厳しそうな階段に先に行った妻がビビってしまい、結局下には降りずに上から写真だけを取ることに。

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下で遊んでいる人たちはそれなりに楽しそうでしたが、今の我々にはあの水辺で遊ぶことは残念ながら難しそうですね。

周辺には、中之条ガーデンズや吾妻峡などその他にも見どころはそれなりにありそうだったのですが、スルーして先を目指すことに。次の目的地は、八ッ場ダム八ッ場ダムと言えば、民主党政権の頃に「ダムは作らない!」と当時の前原大臣が工事を中止させた場所。その後、自民党政権に戻って工事は再開され、めでたく2020年に運用を開始した最新(!?)の観光地。

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本来ならこのダムの観光の目玉としては、下に降りるエレベーターがあってダムの迫力を満喫できるそうなのですが、緊急事態宣言中なのでエレベーターは運休とのこと。でも観光客はそれなりにいるようです。前原さんは、この完成した八ッ場ダムを見たのだろうか? と、ちょっと気になってしまいまいました。

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次は軽井沢方面を目指します。「えっ? 軽井沢? 長野県じゃない?」というイメージですが、隣の北軽井沢エリアは何と群馬県なのです。八ッ場ダムから40分ぐらいのドライブで北軽井沢エリアに入ると、流石に三連休の最終日だけあって車がかなり多くなります。目的地に向かう往路にあるこの日の昼食を予定していた北軽井沢の有名蕎麦屋の前を通ると、まだ11時過ぎなのに駐車場には駐車待ちのマイカーが溢れています。「こりゃ、12時頃に入るのは無理かな?」なんて考えながら県境を越えて長野県に入った途端に、こんな田舎道なのに渋滞が始まり、少し焦ります。
長野県に立ち寄った目的は「白糸の滝」。滝好きの私としては、有名な滝には久しぶりに挨拶しておきたかったのです。何とか渋滞を抜け、大混雑の白糸の滝駐車場にようやく車を停めて、久しぶりの滝に向かいます。

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妻は「白糸の滝」という名前に少し混乱しているようです。
特に我々が2015年の日本一周の最初のほうで立ち寄った静岡県の白糸の滝と勘違いしているようです。(2015年に行った静岡県の白糸の滝の記事はコチラ) また、妻は覚えていなかったようですが、同じ2015年の秋には山形県の白糸の滝も見ています。(記事はコチラ

こちら長野県の白糸の滝も何年振りだったでしょうか? 久しぶりに滝の癒し効果(マイナスイオン効果?)をたっぷりと味わいましたが、すごい混雑で滝も歩道も大混雑しており、蜜状態で感染が少し怖くなるような時間でした。特に長野県は緊急事態宣言が出ていなかったので、その混雑は(群馬県よりも)凄かったようです。

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白糸の滝の食事場所も混んでいたので立ち寄らず、予定していた北軽井沢の蕎麦屋にも戻らずに再び群馬県に戻って次の観光目的地である「鬼押し出し園」に向かうことにします。鬼押し出し園は私は来た記憶があるのですが、妻は来たことがないだろうと思ってコースに組み込んだのですが、入場券を買って中に入ると妻が、「ここ、来た。」と叫びます。どうやら、十数年前に闘病中の私の母と3人で来て、私が受付で車いすを借りて母を車いすに乗せて案内した… と言われて遅れなせながら思い出しました。その時も目的地は草津温泉でしたので、やっぱり草津と軽井沢は私の中ではいつもセットなのですね!? 病気になる11年以上前には日記も何も書いていなかったので、記憶力が減退している私はどんどん忘れているようです。その点、病気後にはこのブログを始めているので、その意味でもこのブログは自分の中では大いに役に立っています。

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鬼押し出し園の中のラーメン屋さんでとりあえずお腹を満たします

浅間山の溶岩が作った園内を散策します。

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紅葉が少しずつ始まっていました

上り坂は、今の私には結構きつい坂のように感じられましたが、たった15年前の私は車いすを押して観光していたのですから、まだまだ元気だったのでしょう。15年という年月は無情にも流れ、私から体力を徐々に奪っていったようです。少し寂しくなった瞬間でした。

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この日も天気は良かったのに、浅間山の上は雲で隠れています。

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この日は草津温泉に早く入りたかったのですが、もう1か所だけ観光してから草津に向かいます。私が行きたかった場所は、「嬬恋村」。嬬恋村といえばキャベツで、見渡す限りのキャベツ畑が広がっているのだそうです。昔からキャベツのダンボールに「つまごいキャベツ」と書かれているのをずっと見てきた私も一度はそのキャベツ畑を見てみたいと願っていたものです。嬬恋を代表する景色を見るために向かった目的地は、「愛妻の丘」。ここは年1回「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」というイベントが開かれる場所なのだそうです。ここは人気観光地でもないだろうから、「誰もいなければ、妻に愛を叫んでもいいかな?」ぐらいに考えて向かったのですが、キャベツ畑の中に突入してようやく目的地に着いたら、ここの駐車場にもマイカーが溢れています。

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丘に登ると、あちこちに”愛を叫ぶ”ではなく”愛を囁く”カップルが…

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妻は、「どこで、コンサートやるの??」と訝しがっています。ヤマハリゾートだった「つま恋」と勘違いしているようです。

 

今日の目的地は草津温泉。温泉地としては私も大好きな場所で、今宵の宿は昔徳川将軍にもその湯を献上したという老舗の宿”奈良屋”。

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チェックイン後、草津のシンボル湯畑を散策します。

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湯もみショーには賑わいが完全に戻った感じで、嬉しい瞬間です。

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久しぶりの草津温泉草津のお湯はやっぱり最高です!徳川将軍に献上した「お汲上げの湯」はなめらかで、ずっと入っていたいくらいの素晴らしいお風呂でした。
宿泊料もそれなりだったので、夕食も豪華。季節を感じられるマツタケの土瓶蒸しも出たし… でも、この旅館で妻が一番喜んだのが「お寿司」。コース終了後、普通ならご飯などが出るタイミングで、この宿は寿司職人が席に回ってきてその場で好きなネタの寿司をいくつでも食べていい… のだそうです。 
このサービス、他の旅館では見たことがない斬新なもので、とても楽しいひと時でした。