今日は、半年間お世話になったリハビリ病院、「埼玉県総合リハビリテーションセンター」に月１回の診察で行きました。
脳卒中で倒れてから半年、もう特に治療などは行っていないのですが、まだ血圧の管理などは医者に通ってしっかりと行う必要があります。なにより怖いのは｢再発」。また頭の血管が切れて今度は右側の脳で出血でもしようなら、今度は左半身が麻痺（ご存知の通り頭が切れた反対側に麻痺が起こります。）します。現在、右半身が不自由で必死に訓練している私としては、そうなったら本当に致命傷です。
因みに、入院していた人の中には、「再発して二回目の入院」という人もいました。中には１０年ぶりの再発で今度は逆がきれた（つまった）ひともいたようですが、１０年経ってある程度麻痺側が回復しているのならともかく… 今の私だったら目も当てられません。
ということで、血圧の管理だけは本当に怖いです。もともと血圧が高く文字通り高血圧で倒れた私ですから、何はさておき、毎日の血圧降下剤を飲むことはメシを食わなくてもク〇をしなくても、絶対に忘れることは許されません。
ただ、この血圧を低く保つことがが本当に一筋縄では行かないのが、辛いことなのです。倒れる前は特に下が高く、薬を飲んでいても１６０/１１０ぐらいの数値をコンスタントにはじき出していた私の血圧。もともとメンタルな部分での影響がかなり強く、「血圧が高い」と診断されて以降、「血圧を計る」といわれただけで心臓のドックンドックンの鼓動がひときわ大きくなったものです。このあたりに「チキンハート」の本性がキチンと現れるものですね。
倒れてから毎日１日最低２回は血圧を計ってもらう生活が続きましたので、さすがにしばらくしてからは血圧の数値はようやく少しづつ安定してきました。現在は上が１２０ぐいらいの下が８０ぐらいとまあまあ安定しています。とは言え血圧の数字は結構変動が多く、時に上が１４０を超えることや下が１００近いこともあり、気は抜けません。特に不安要素があったりするとチキンハートの血圧は見る見る上昇、かなりヤバイ数値になることさえあります。
いずれにしても冬は血圧が高くなる時期で、脳卒中にとっても最大の再発リスクの高い時期なので、血圧には十二分に気を使わなければなりません。もうしばらくこのリスクの高い寒い冬には十分に気をつけなければいけない時期が続きます。
