麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

倒れてから現在まで… その⑧ リハビリ生活<日常生活編>


毎日ブログを休まずに打ち続けていますが、その割には左手一本のキーボード操作が上手くならず、ちょっともどかしい毎日です。特に文章の打ち間違えが多く、字を消しながらイライラしています。通勤途上で書き込みしている携帯の方が早いぐらいです。まぁ携帯には予測機能がついているので、全ての文章を打たずとも勝手に予測→変換してくれるので、本当に携帯の方が(同じ片手ならば)早いのでしょうね。
そんなに予測機能が使いたければ、自宅にATOKを買えばいいのですが、当然会社のPCはATOKなどなくIMEなので、それじゃぁリハビリにならないですよねぇ…
ということで、めげずにこのまま頑張ります!!


さて、6日ぶりに回顧録の続きを書こうと思います。
前回はリハビリ病院に転院するまでのことを書きましたが、今回からは3ヶ月半に渡る長かった入院・リハビリ生活についてボチボチと書き綴りたいと思います。

埼玉県総合リハビリセンターでのリハビリ入院は7月8日から10月19日と人生最長期間になりました。前の病院では基本的にはベッドに寝たままでしたが、この病院では基本的な生活のベースは「車椅子」です。私に合うような大き目の車椅子を探していただき、3ヶ月の車椅子生活のスタートです。

前病院では、兎に角暇さえあれば横になって眠っていましたが、この病院では、「これからは回復を目指すリハビリなので、基本的には朝起きてから夜寝るまでの間はベッドに横にならないように」と言われ、寝ることが出来ません。
また、最初のうちはベッドから車椅子やトイレなどへの乗り移りも自力では出来ません。起きるときも寝る時もナースコールで看護士を呼び出して移してもらいます。勿論トイレも自分では出来ず、もよおしたら大小に拘らずナースコールです。

部屋は4人部屋ですが、寝るとき以外には大きなTVなどがある共用スペースで過ごすことも少なくありません。病室は5階で、この5階の入院者は基本脳卒中で倒れた全員同じ病気の方々だそうです。その割にはお互いに病気の話しをすることもなく、割と寡黙な方が多かったように思えました。(これは、入院している人によっても大分変るようです。後半に入ってきた人は、話し好きなひとがかなり多くなりました。)患者のリハビリは誰も3ヶ月が基本で、3ヶ月前後で退院してゆきます。そうすると、また別な患者が入ってくる仕組みです。

病院の一日は、平日は大体こんな感じです(私のパターン)

06:00頃 起床 
06:00~07:00 朝の血圧測定
07:00 洗面・歯磨き後共用スペースでTV
08:00~ 食堂にて朝食
08:30頃 訓練前の血圧測定
09:00~ リハビリ(個人別時間割あり 1日3時間 ※詳細後日)
12:10~ 食堂にて昼食
13:10~ 午後のリハビリ
15:00  リハビリ終了 フリータイム
18:00~ 食堂にて夕食
19:00  ベッドに移動してTVを見る
       夜の血圧測定
21:00  睡眠(睡眠導入剤服用で眠る)※消灯は22時

平日はこんな感じですが、土日はリハビリがないので朝からずっと自由時間です。簡単に言うと終日メシ食うしか予定がなく、死ぬほど暇な休日になります。
ある程度歩いたり自分のことを自分で出来るようになると週末には「一時帰宅」といい自宅に帰ることが認められます。
私の場合最初に一時帰宅が認められたのが8月の最終週、つまり、倒れてから二ヵ月半でようやく自宅の地を踏むことが出来たのです。