おはようございます。今朝もいつもの通勤列車を待っています。
昨日東北新幹線とりわけ「はやぶさ」に乗りたい… と投稿しました。その気持ちに偽りがあるわけでは全くありませんが、心の中に一つだけ小さなわだかまりがあるのです。
それは、「はやぶさ」という名前についてです。
ご存知の方も多いと思いますが、「はやぶさ」という名前は、東京と九州を結ぶ寝台特急・ブルートレインの代表格として長年愛され続けた列車名称です。
先日のブルートレインの廃止を受けて、惜しまれながらなくなった由緒あるトレインネームなのです。
とはいえ、「もうそのタイプの列車はなくなったのだし、いい名前なんだから別に使うのもいいじゃん!」と言うご意見もあると思います。
九州新幹線で華麗に復活した「つばめ」の例もあることですし、個人的にもやむを得ない感は持っています。
ただ単に思い入れが強すぎるだけなのかもしれません。
私の中学生の時に亡くなった父親は福岡というか博多の出身でした。
なので小学生時代は夏休み夜行寝台(当時、ブルートレインなんて格好いい名称はまだありませんでした)で博多に遊びに行くのが、鉄道好きの私の最大の楽しみでした。
当時東京から九州に行っていたブルートレイントレインは5本。発車時刻順に紹介すると
さくら (長崎・佐世保行き)
みずほ (熊本行)
はやぶさ (西鹿児島行) ※現鹿児島中央
富士 (西鹿児島行 日豊本線経由)
あさかぜ (博多行)
でした。確か4時30分にさくらが出発した後は15~30分間隔で次々と列車が発車してゆくのを、たまたまその時間に東京駅に行った私は、憧れを持って何度か眺めたことを良く覚えています。
私の目的地は博多ですので、日豊本線経由つまり大分や宮崎など九州の反対側を回る富士には乗れません。
乗れるのはそれ以外の4本です。
毎回、次の博多行きはどれに乗ろうか時刻表を眺めつつ数ヶ月もの間悩んだものです。
間もなく会社です。
続きは帰りに!