今日は昼食後、本当に久しぶりに隣町のイトーヨーカドーに買い物に行きました。
我が家の近くのスーパーには何故か魚の入荷が少なく、我が家に食卓に並ぶ魚が淋しかったのですが、どうも魚が少ないのは震災のせいだけではなく、いつも行くスーパーにも原因の一端があることに気づき、今週末は別の手段で魚を仕入れに行こう!と決心していました。
TVで見る限り、納豆やヨーグルト不足は共通のようですが、どう見ても魚は潤沢にありそうです。
ヨーカドーがあるのは隣の久喜市、やっぱりこのあたりのスーパーでは抜群に大きいので、野菜・魚・肉・惣菜は豊富です。電車で行っても駅からはちょっと遠いので、ちょっとためらう距離です。どうしても車で行くことになります。
今日は娘が休み、本人はたまの土曜日の休みなので友人と遊びに行きたそうな感じでしたが、残念ながら付き合ってくれそうな友達もいないようで、仕方なく親に付き合ってくれたようです。
やっぱり魚は… 潤沢にありました。調子に乗って7~8種類の魚を買いだめ、当分夕食は大丈夫そうです。今日の分で季節はずれですが「さんま」を買いました。これは今日の昼間「メレンゲの気持ち」で出演していた子供お笑いタレント「まえだまえだ」が「さんま大好き!」と言っていたのに触発され、ついつい買ってしまったものです。
ところで、今日も「好きな歌(懐メロ)」の話です。片手で文章を打つ練習でこのブログを続けていますが、正直ネタ切れ状態が最近続いています。パソコンに向かってもしくは携帯を握りしめて…「何を書こうか…」本当に悩む日が続いています。
正直好きな曲は大半が「懐メロ」になってしまいました。幸いなことにYouTubeに掲載がある曲が多いようなので、お聞きいただいたら非常に嬉しい限りです。
今日ご紹介するのは小野香代子さんという方の「さよならの言葉」という曲です。
この曲は1977年の第13回ヤマハポプコン(ポピュラーソングコンテスト)のグランプリ受賞曲です。2年前のポプコンのグランプリが中島みゆきのあの「時代」です。あの頃は中島みゆき以外にも因幡晃や八神純子が出てきた時代で、翌年は「あんたのバラード」であの世良公則がブレイクします。この第13回は私も記憶がありますが、どちらかというと地味な回だったのかなぁ~ と思います。
この曲にも痛烈な印象はなく、歌手にもそんなに強い印象はありません。「まぁ、いい曲だな」程度の印象です。
ところが、この曲をこともあろうにポプコン出身の八神純子さんが2枚目のシングルとしてカバーします。八神さんのデビュー曲は「思い出は美しすぎて」。勿論彼女自身の作品で、プチヒットします。ポプコン時代から注目していた私は、デビュー曲で彼女のファンになりました!2作目の「さよならの言葉」は、別の方がポプコンでグランプリを取った曲と知りながら、「まさに八神さんのためにある曲」ぐらいに思い、ますます彼女の世界に惹きつけられました。
実はこの「さよならの言葉」は2万枚以下しか売れず、商売的には大失敗だったのだそうです。歌手として崖っぷちだった八神さんは、その後「みずいろの雨」や「ポーラスター」などのヒット曲を得て、一躍人気歌手になります。
私も八神さんのファンを続けましたが、「どの曲が一番好き?」と聞かれると、ほぼ決まって「2作目のさよならの言葉」と言い続けていました。
私の高校時代から大学時代の思い出です。
時代は流れて数年前、TSUTAYAでCDを借りていた時です。たまたま1枚のCDが目に留まりました。「ポプコン・ガールズ・コレクション」というアルバムで、当時のポプコンの女性ボーカリストのオムニバスアルバムです。この中に小野香代子さんのオリジナルの「さよならの言葉」が収録されていました。
20年以上ぶりにオリジナルを聴き、目からウロコが落ちた気がしました。勿論八神さんの曲がいいことには全く変わりはないのですが… 小野さんのオリジナル こっちももの凄くいいのです。
「30年前にもっと真剣に聴いておけばよかった!」と後悔しています。
それからネットで小野さんを検索していますが、殆どHITしません。この曲のCDはあるけれどその他の曲のCDなどの情報もなく、アマチュア活動を続けていたのでしょうか…
ただこの珠玉の一曲を残してくれたことに深く感謝します。