世間ではお盆休みで、高速道路は渋滞で大変な騒ぎになっていますが、私にはとりあえず８月の休みはありません。週休３日の生活なのですから、この上に夏休みを取る訳にはいかない状況です。
とは言え、来月には医者の勧めもあり旅行に行くつもりにしています。週休３日をうまく使って夜行を含めた４日間の旅行を計画していましたが、やっぱり最初の旅行の一泊目が寝台車というのは、病み上がりの身分にはちょっと重荷ですし、３日間の休暇をうまく使って３泊４日の旅行に行くのはいさかハードスケジュール過ぎるような気もします。
ということで、「この上に夏休みを取る訳にはいかない…！」と言っている傍からこんなことを言い出すのは誠に心苦しいのですが、「一日だけ休みをいただけませんか？」という無茶な休暇申請を行い、「まぁ仕方ないか」というイメージでしょうが何とか会社から渋々了承していただきました。
ということで、旅行は夜行を使っての３泊４日は止め、木曜日から日曜日の４日間の休みをフルに使った４日間の内容に変更しました。
前回の旅行予定はこちらでしたが、１日長くなった分は日本海の列車にのんびりと揺られたいという気持ちと、昨年倒れる前に妻と昨年７月に酒田（の友人に逢いに行く）旅行の約束をしていたのに倒れて果たせなかった気持ちに応えるためにも、また、個人的にも何故か「おしん」以来気になっていたのに一度も行く機会がなかった酒田の地を踏んでみたいという思いもあり、酒田の観光を追加しました。
朝大宮を出て新潟で乗り継ぐと、午後１時過ぎには酒田に着き、半日近く滞在することができます。
そうして先週、９月８日から行こうと計画している旅行の一か月前になりました。宿などはネットで予約したものの、列車の予約は１カ月前に始まります。ついては先週、旅行のキーポイントとなる列車の予約を行いました。
旅行のキーポイントの列車とは… そう今回のメインイベントである五能線のレジャートレイン、「リゾートしらかみ」の予約です。学生時代五能線に憧れた昔のノスタルジーを味わう旅行に行くのですから、本来は学生時代と同様に鈍行でガタガタと揺られて行くのが筋だとは思うのですが、そのつもりで時刻表を眺めてみると、朝７時台に五能線全線を走る鈍行列車はあるのですが、途中下車をすると、その後弘前に行く普通列車がないではありませんか！！
本来は朝一の鈍行で五能線に入り、学生時代無人駅で野宿をして朝まで宴会をした思い出の駅「十二湖」で観光をして、その他もう一箇所どっかで途中下車して夜に弘前に着くプランを考えていました。本来なら最近ブレイクした海辺の露天風呂「不老不死温泉」を迷わず選択するのですが、まだ風呂の入るのに問題がある私の体を考えると、露天風呂は次回の楽しみにとっておき、太宰治に「浅草」と称された五所川原に行き、最近話題の「立佞武多」でも見てみよう（勿論祭りはやっていませんから、博物館ですが）と考えていましたが、何と「ぶらり途中下車」するも次の列車がない！ という状況が明らかになりました。
ついては８月９日、１カ月前の発売日に妻にみどりの窓口に並ぶことをお願いして、結果を仕事をしながらメールで待ちます。五能線は海沿いのダイナミックな景観の中を走る列車ですから当然車窓は海側でなければ全く魅力がありません。リゾートしらかみは上り・下りともＡＢが海側でＣＤが山側と調べておきましたので、妻には「必ずＡＢで！」とお願いしておきました。
１０時半過ぎに妻から来たメールでは「ＡＢが満席でＣＤで予約」。つまり、発売当日に並んだのに既に海側は団体等で満席！！ ということです。さすが、人気のリゾートしらかみ、恐るべし！！ とは思いましたが、よく考えてみたら指定券はどの区間でも５２０円なので、妻に依頼した区間は「秋田～弘前」です。どうなるかわからないので、とりあえず全区間予約しとけ！ という発想でした。この全区間が海側が取れない理由かも… と考えました。
その日の午後、天王洲で会議があったので、少し早く出た私は、大塚駅のみどりの窓口に立ち寄ってみました。指定席券売機でリゾートしらかみも買えるというので、早速乗車予定の十二湖から弘前に指定区間を変えて検索して見ると… 何と何とかＡＢ席が取れるではありませんか！？ ということで、十二湖での途中下車を確定させて、念願のＡＢ席を確保しました。
翌日やはりついでに大塚駅に行った際に、もう一度指定券を調べてみました。（一人しか人がいないみどりの窓口は常に混雑していますが、２つある指定券販売機は常に空いています）因みに当日朝十二湖までは鈍行列車で行くつもりでしたが、ちょっと朝寝坊ができるリゾートしらかみ１号で十二湖まで行く選択肢もあるかなぁ… と豪華な列車のパンフレットをネットでみながら考えた次第です。調べてみると１号の十二湖着は鈍行の１時間後、それから十二湖の観光をしても３号には間に合う時間のようです。指定券販売機はこの日も空いており、調べてみると１号は展望車輛の１号車のＡＢ席に空きがあり、衝動的に予約をしてしまいました！
ということで、肝心の列車も取れたので、翌日妻と「大人の休日倶楽部パス」を２枚購入します。その後、新潟までの上越新幹線や酒田までの列車、青森から仙台までの新幹線の予約も無事に購入できました。
もともと秋田と弘前のホテルの予約はネットで既に済ませており、これで旅行の大筋が決まったことになります。
後は観光する場所と食事場所だけ…
まだまだ迷うことはたくさんありそうです！！
