麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

東北旅行記<その2:酒田の喫茶店編>


おはようございます!(と言いながらあっという間に昼過ぎ!)
早速、昨日の続きを書くことにします。

東北旅行1日目 9月8日(木)続き

今回の旅の、最初の目的地は酒田です。新潟発酒田行の羽越本線特急「いなほ」は13時過ぎに酒田に到着しました。

早速荷物をコインロッカーに預けて酒田の街に繰り出します。お昼なのでまずは昼食。新潟駅で駅弁でも買おうかと考えたのですが、折角の日本海側の街酒田、駅弁だけで海の幸を食べないなんて勿体ないと思い、ネットで港に面した海産物の有名店を探し出しました。まずは港に面したその店までタクシーで向かいます。
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その有名なお店とは、酒田から飛島行フェリー乗り場の横にある「さかた海鮮市場」の2階にある人気どんぶり店「とびしま」。行列必至と各種ブログには書いてありましたが、9月の平日の1時半過ぎでしたので、さすがに行列はありません。でも座席を探す必要がある混雑具合は、さすが人気店!です。
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「どれにしようかなぁ…」と迷いましたが、さすがに人気店だけあり、「本日の限定メニュー」等は全て売り切れです。まぁ、人気店に行列なしで入れたのですから、贅沢は言えません。
それでもお目当ての定番「海鮮丼」はしっかり売り切れなしであるのでこれを注文、セルフサービスなのですぐに料理が完成、早速日本海の豪快料理をいただきます。
 
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何より魚がとびっきり新鮮なこと! おまけに海産物の量が半端じゃない!丼に乗っている魚の数、10個までは数えていたのですが、それ以上になり数えるのをやめました。これで1050円とは驚きです。東京にも1,000円以下の海鮮丼は数多くありますが、ネタの多さと新鮮さではやっぱりとても本場には敵いません。 大満足の一食でした。
食後のデザートの「いかすみのソフトクリーム」を食べましたが、こちらはちょっと微妙な味でした。

昼食後、酒田の訪問の最大の目的である、妻の友人夫妻が経営している喫茶店へ向かいます。地図で見る限り港のすぐ近くなので、勿論散歩がてら歩いて向かいます。ちょっと道を探すのに苦労しましたが、15分程度迷った挙句、無事にその喫茶店「豆麦亭」に到着しました。
(豆麦亭の入口)
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妻の友人と言っても、勿論私は初対面です。地元(埼玉)の教会で知り合った奥様だそうですが、ご主人が定年後に一念発起して、さほど縁のない酒田に移住、喫茶店を開いて家族3人で運営しています。
コーヒー好きな妻ですが、実は結婚当初「将来は田舎で喫茶店を開くのが夢」と言っており、退職後は田舎に移住して喫茶店を開く夢を訥々と語っていたものです。私はコーヒーを飲むのは好きでも、喫茶店の経営なんてちょっと無理だと考えていましたので、「妻の夢物語」だと思っていましたが、このご夫妻は、見事に妻の夢を完璧に実現させている稀有な成功例のような気がします。
 
「成功」と断言できる理由はいくつかあります。
1、大繁盛 2時過ぎに訪問しましたが、3つあるテーブル席とカウンターはほぼ満席でした。テーブル席ではまだランチが売れていました
2、親子3人 会社勤めをしていた息子も会社を辞めて同時期に酒田に移住。 親子3人での喫茶店経営です。 また、親子の仲が抜群にいい!
3、地元に根付いている ご主人はコーヒーを入れながら一人でコーヒーを飲みに来る地元の奥様の接客をしています。埼玉から移住してきて3年目の家族とはとっても思えず、完全に酒田に根付いている感じです。

上記の通り、近年関東ではドトール等に押されて個人経営の喫茶店が厳しい状況なのに対して、こんなにも「繁盛していて」「家族経営で」「地元に愛されている」喫茶店は本当に超レアケースのような気がします。なので妻は羨ましいのか自分のことのように嬉しいのかわかりませんが、兎に角久しぶりの訪問にとても嬉しそうでした。

でも、個人的にはこんな喫茶店を作るのは… 無理かなぁ~??

茶店で昔話を1時間ばかり楽しんだ後、酒田の市内観光と称して山居倉庫まで親孝行な息子さんに車で送ってもらいました。
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 山居倉庫を一回りした後は、徒歩にて旧本間家本邸へ。700円也を払って見学した割には質素な屋敷だと思いましたが、あとで聞いたら「本邸」とは名ばかりで本間家が来客を泊めた時の屋敷だったのだそうです。700円(×2)も払って、??って感じです。どうも従業員もプライドだけは高いようで、私が「あの本間ゴルフの…」と喋っていたのを聞き逃さず、「本間ゴルフの家は本間家とは関係ありません」とすかさず否定されました。観光客のたわごとなのに… (後で聞いたら、分家の末裔のような関係らしいです)
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その後、流しのタクシーがいないという酒田なので、タクシーを呼んでもらい港を一望できる日和山公園へ。
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 その後、タクシーで市内の旧跡や酒田の大火の話などを聞きながら駅に戻ります。
駅に戻ると朝から大活躍していたカメラ兼務のスマホの電源が切れる事態が発生しました。

18時前、再びいなほに乗車して秋田へ向かいます。すっかり暗くなった秋田の街をトボトボと徒歩5分と称するホテルまで、10分ほどかかって辿り着きました。

チェックイン後、秋田名物稲庭うどんを食べに。地元民の居酒屋と旅行客の稲庭うどんの定食屋がミックスしたような店で夕食です。
私は勿論、「サントリーオールフリー」で晩酌。稲庭うどんと舞茸の天ぷらを堪能しました!
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続きは次回!!