麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

35年振りの出会い


今日もいつもの日曜日通り、ゆっくりと1時間以上リハビリをした後にパソコンに向かっています。
足の痛みは大分引いてきました。ある程度長距離を歩いても足の痛みは出なくなりましたが、何となく足の内側に「痛くなる予兆」のような筋肉があり、時折不思議に疼くことがあるので、とりあえずまだまだ無理は禁物と思っています。
でも先週は会社から大塚まで歩いて、久しぶりに大好きな大戸屋で我が家では食べられないチキンカツ(妻が鳥嫌いなので、結婚以来25年間食卓に並んだことはありません。)定食を食べることができました。1か月自粛していた妻とのシュウイチの外食も先週1カ月ぶりに復活させました。勿論遠距離ではなく、一番近いサンシャインではありますが… 久しぶりの外食を妻も堪能してくれたようです。

今週は水曜日が祝日のため、池袋泊は月曜日のみになります。なので月曜日夕食は久しぶりに妻の好物の寿司(と言っても貧乏人の定番、回転寿司ですが…)に行く予定にしています。回転寿司は池袋か大塚の駅前なので、どっちかの駅まで往復することになります。
今週はその他にもイベントというか予定が目白押しの週。木曜日は久しぶりというか池袋にセカンドハウスを構えてから初めての往復自宅通勤ですし、土曜日は先日報告した小学校低学年の数十年ぶりの同窓会があります。同窓会の場所は生まれ育った祖師ヶ谷大蔵の駅近くの居酒屋。エレベーターのない2階の居酒屋で、電話で問い合わせたところ左側には手すりすらないらしいので通常の私ならお断りするところですが、何せ40年以上ぶりの感動的な再会が待っているとなると、少しぐらいの苦難は何とかしてでも参加しなくてはなりません。足の調子が一番気になってはいましたが、この調子なら何とかなりそうです。

さて、今週は35年ぶりの感動的な再会があったので、そのことをレポートします。「再会」と言っても逢えたわけではなく、「連絡が取れた」だけではありますが、本当に35年振りなので感動しましたので…

その35年ぶりの再会に至ったきっかけのツールは、最近しばしばこのブログにも登場するFacebook(以下FB)です。先日、高校の同級生にこのFBで発見していただいて、多くの高校同級生と再会するきっかけになったのは以前にもレポートしましたが、この再会に気を良くして、以前よりFBを開く回数が多くなったことも事実です。自分で書き込むことはあまり多くはありませんが、友人の数が100名を超えると毎日いろいろな書き込みがいろんな人から入りますので、見るだけで十分に楽しいのです。
また、なによりFBでは本名を登録するわけですから、住所も電話も好きなことも最近の暮らしぶりも…本名以外は何もわからない人でも、ひょっとすると再会できる可能性があるかもしれないと思いながら、毎日楽しみに画面に向かっています

とは言え、世の中には同姓同名が山ほどいます。私の苗字はそんなにありふれた苗字ではありません。佐藤さんや鈴木さん、田中さんなどと違って少なくとも小~高校まで同じ苗字が学年にいたことはありませんが、プロ野球選手にはどっかの球団に必ず一人はいるし、忘れたころに小説やドラマの犯人役や主人公の名前に登場することもたまにある苗字です。
でも名前は(ちょっと前のイメージはありますが)本当によくある名前で、この私の同姓同名はGoogleで検索してみると、私の他にローソン某所の店長さんや某博物館の館長さん、歯科医院の先生などがヒットします。まぁ、同姓同名が犯罪者だったりすると、特に子供時代は格好のいじめの対象となりますし、古い知人でたまたま日本赤軍よど号ハイジャックで逃亡した「国際指名手配犯」と同姓同名だったばっかりに、常に海外旅行の入国手続きで異常に時間がかった可哀そうな人もいましたので、それらの人に比べればそういう「迷惑な同姓同名」がいないだけ、良しとしなければなりません。
そんな私でもFBで検索してみるともう一人同姓同名がいます。やっぱり日本は広いと思わなければなりませんね。

高校の同級生に発見されて以来、そんな「数十年振りの再会」がないかなぁ~!?… と願って、FBの検索機能に昔の知人の名前を検索してみるようになりました。小学校以来の同級生の名前、特に同窓会が機能しないと思われる中学校時代のクラスメイトの名前や当時ちょっと付き合っていたり好きだった女の子の名前を検索してみますが、殆どが正確にヒットせずに類似名ということで全く別人のページが表示されます。時折ヒットしても全くの別人だったりして、そう簡単に感動的な出会いが訪れるわけがないようです。
特に女性は苗字が変わる人も多いので、こうなると全く探しようがありません。

そんな中で、子供時代に特に仲良くしていたいとこの名前を検索してみた時の話です。私の場合、母方の親戚は未だに年賀状のやり取り程度はあり、残念ながら会うのはせいぜい誰かの葬儀や法事の時ぐらいですが、いずれにしてもほぼ連絡はとれております。
一方父方の親戚については、私が中3の時に父が亡くなって以来、ほとんど没交渉でした。父の実家は福岡市内で、当時親戚の大半は福岡在住でしたから、いとこたちに会うのもせいぜい福岡に遊びに行った時だけです。最後に会ったのは父親の初盆で福岡に行った高校1年の時の夏休み…16歳の夏でした。
時折父親の墓参りに行ったりで、父の兄である伯父さんには連絡を取っており、年賀状のやり取りは最近まで続いていましたが、それ以外の親戚とは母も私も全く連絡を取る機会がなくなってしまいました。

その福岡に住むいとこの中に、たまたま同級生のいとこがいました。同級生ということもあり福岡に行った際にはその家にも泊りに行き、非常に仲良くさせていただいた記憶があります。とは言え東京と福岡、そんなにしょっちゅう遊びに行けるはずもなく、高校1年の父親の初盆の時に会っ多のは覚えていましたが、その前に会ったのは… 恐らく小5の夏休みに長期間福岡に泊まった時に親しく遊んだことの記憶ぐらいしかありません。

その後、大学生になった時や新婚旅行で香港の帰りに福岡に立ち寄った時など、父親の墓参りに行ったたびに、その時に対応してくれた伯父さん経由で「会えるのであれば会いたい」とお願いをした記憶がありましたが、私の滞在が短かったこともあり、その希望は叶いませんでした。
その後年月は過ぎ、「もう、会う機会はないかなぁ~」と何となく記憶の片隅にかすかな記憶だけが残り、日々が過ぎてゆきました。

ある日、いつも通りFBに向かい、記憶の片隅にある彼のフルネームを入力してみました。彼の母上が私の父の妹なので、苗字は違いますが、私同様そんなに多い苗字ではありません。むしろ私より若干少ない苗字なのかもしれません。名前は珍しい名前ではなく、全く同名の(漢字も同じ)人が私の上司だった時代もありました(だから余計に記憶に残っているのかも)が、私のようにありふれた名前ではないので、「姓も名も私より少ない」と思われる名前です。
そんな彼の名前が一発でFBにヒットし、顔写真が現れます。
「う~ん、似てる!」と一目見て思いました。最後に会ったのが35年前、まだ高校1年生の青春真っ盛りの頃です。今は私と同じ50過ぎですから、高校生の顔とは根本的に違いますが、やっぱり昔の面影があり似ています。また、写真が海の上の写真でしたが、横浜みたいですが福岡をイメージさせるには十分です。

ついては、思い切って「人違いだったらすみません。福岡の○○さん?」とメッセージを打ってみました。
1か月近く回答が来なかったので、「人違いだったかそれともFBやめちゃったのかなぁ~?」と諦めていましたが、今週スマホのFBアプリに「メッセージあり」の表示が…
何だろうと思って覗いてみると、35年ぶりのいとこからのリプライでした!

Facebookってありがたいなぁ~!」 つくづくこの便利な機能をこれからも活用して、数十年前の知り合いをもっともっと探してみようと固く決意しました。

日本での利用者も、爆発的に増えているようです。
20年以上前に、筆不精等で連絡がつかなくなった知人と、一人でも多く連絡が取れるようになるよう、これからも更にFBにのめり込んでいこうと思います!

因みに、FBを始めて数か月経ちますが、ずっと会っていなかった友人でも、FBでつながっていると何となく「久しぶり」という感じがしません。
そういった意味でも病気で飲み会や外出のの回数が減った私にはとてもありがたい遊びです!!