麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

N君と「知る権利」

おはようございます。
月曜日のいつもの通勤電車です。
今週はまだ2月ですが、金曜日に外せない会議があるため、遂にというか倒れて以来初の週5日、つまり月〜金の出勤です。

勿論、まだ息子は自宅療養中なので、自宅からの往復通勤を基本にするのは先週と一緒。復帰後初の週5勤務なので、疲労がたまらないように中日水曜日1日だけは池袋宅に泊まろうと思っています。

今月から池袋宅の滞在は月5〜6日程度。家賃と光熱費を1泊あたりに換算すると15000円〜20000円とホテル並の価格です。

今、前の列車のトラブルで宇都宮線が停まっています。
せっかく遅刻しないように朝は6時過ぎに起床し、準備も時間通りやったのに…
本当に週に1回とは言いませんが、月に2回は何らかの理由で電車が遅れます。本当に困ったものです。


ところで最近、本当に年を感じることが多くなりました。
仕事でもミーティングなどでふと気がついて周囲を見回すと、自分が図抜けて最年長と言うことに気付き、ハっとする瞬間があります。

高校野球の選手たちがすごいお兄さんだったのはもうずっと遠い昔、気がつけばアイドルも大人の女優もお姉さんから大人と感じるタレントももう娘より年下なのです。

何でそんなことを考えたかというと、昨晩も見ていたTVドラマの影響です。
現在TBSの日曜劇場でやっている山崎豊子原作の「運命の人」。1972年の沖縄返還をめぐるアメリカ政府との密約について、当時の佐藤栄作内閣と毎日新聞との間で、国民の「知る権利」を巡って紛糾した実話を元にしたドラマです。

当時「知る権利」は一大流行語となり、当時12才だった私でも知っていました。
本当にすごい騒ぎだったことを覚えています。

実は特別に覚えている理由がもうひとつあります。
ドラマで本木さんが演じる主人公の新聞記者、ドラマでも男の子2人の家族が描かれていますが、そのモデルとなった記者の長男と、実は同じ学校.学年で友人だったのです。

私が同じ学校にいたのは、騒ぎの後ですが、有名な事件の有名な張本人なので噂はすぐに広がりました。
でも、もう低学年ではないので、いじめは一切なく彼とは普通の友人としてつきあっていました。
その後、彼との連絡はありません。

ドラマが始まって、子供役に向かって「この役、同級生!」と言ったら、家族からは冷たい目で見られました。

近年、アメリカ政府側が密約の存在を公表、記者側が正しかったことが証明されましたが、個人的にはそんなこともあり忘れられない事件です。

でも、もう40年も前のことなのですね!!