麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

選挙を前に思う


今朝、何故か愛用している万歩計が見つからず、1時間以上狭い我が家の大捜索をしました。昨日午前中リハビリウォーキングの時にはいつもの通りこの万歩計で歩数を測定したので、ちゃんとあったのに… 
1時間家の中を必死で探索したけど見つかりませんでした。昨日、リハビリの後に行った900円床屋にも近所でお菓子を仕入れたセキ薬品(近所にできたドラッグストア)にも行きましたが、落し物としても届けられていませんでした。昨日の11時過ぎからわずか22時間の行動範囲で、こんな狭い世界なのにどこに隠れているのでしょう? 
でも、現実問題としてリハビリの歩数測定にも、近畿圏まで来た日本一周のためにも、万歩計は私にとっては無くてはならないものですので、仕方がないので諦めてネットにかじりつき最安値を探して、結局amazonが最安値だったので無くした物と同じ万歩計を2,800円也で購入しました。
(送料を考慮すると送料無料のamazonが結果的に一番安くなるのです…)

それにしても最近は本当に物入りで、お金がいくらあっても足りない感じです。特に贅沢はしていないつもりですし、外食や飲み会に参加しているわけではないのですが… 
今朝もメールで「ウイルスソフトの自動更新 1年分のウイルスソフト利用料8000円強を登録のクレジットカードから引き落とします」との通知が来て、判っていたこととはいえ、こんなことが少なからず続いているのでボディーブローのようなダメージが徐々に蓄積されてゆきます。
そして間もなく始まる怒涛の忘年会月間… 普段の飲み会に殆ど参加していない私でも、年に1回だけは参加しなくてはいけない(と言いながら楽しみでもあるのですが)忘年会の季節は、参加費は勿論のこと場合によってはタクシーで帰宅しなければいけない場合やホテルに宿泊しなければいけない場合があり、これもまた半端なく物入りになるシーズンです。
元気な頃は「物入り」は今以上ではありましたが、それを上回るパワー(体力と精神力)があったので、あまり気にはならなかったものですし、いろいろな意味で挽回のチャンスも多くあったのですが、今は取り返すパワーも機会も激減していますので、ひたすらこうべを垂れて怒涛の出金地獄の被害を最低限に抑えるべく我慢するだけなのです…

このタイミングで、我が日本でもようやく待ちに待った選挙がやって来ます。
私の小学生の時の卒業作文のテーマはお決まりの「将来の夢」だったのですが、私が書いた将来の夢は「ケネディのような政治家になりたい」。
この当時、JFKの偉人伝や読み物にハマっており、憧れの人や目標の人を聞かれると躊躇なくケネディの名前を挙げていたことを思い出します。
その後、ケネディのもっといろいろな視点からの本を読むにつけ「何でそこまでこの人を崇拝していたんだろう?」と考えるようになり、子供時代の恋心に似たJFKへの憧憬は徐々に冷めてゆきます。でも未だにケネディの暗殺されたダラスのディリープラザは、個人的にはどうしても訪れてみたい場所の一つです。
(残念ながらダラスは乗り継ぎで空港に数時間滞在したことしかありません。)
ちょっと話がそれてしまいましたが(いつものことですが)、政治のことです。そんなように私は昔から政治には結構興味がありましたので、政治関係のニュースや新聞はそれなりにチェックは欠かしていませんでした。

日本で好きだった政治家は、子供時代は何と言っても田中角栄。上述の卒業作文にも目指す政治家はケネディにしようか角栄にしようかちょっと迷ったことを思い出します。私が小学校6年の時代は、まさに佐藤栄作の7年に渡る長期政権が終わり、”若く”て”フレッシュ”な田中角栄が「日本列島改造論」を引っ提げて我々の前にセンセーショナルに登場したまさにその年だったので、将来政治家を目指すつもりの少年には、本当にキラキラして眩しく映ったものです。
でも、角栄はその後のロッキード事件などでそのイメージは地に落ち、「金まみれ」のレッテルがすっかり定着してしまいました。個人的には確かにその側面は否定しませんが、今考えてもあの時の日本にあのリーダーシップは絶対に必要であったと思え、個人的には今でも好きな政治家です。
でも、娘さんの大学認可に関するスタンドプレイは、父親譲りの強引さと言う方もいますが、単なる思い付きというか目立ちたいだけとしか思えずに、全く納得できませんが。

では、今の政治家で誰がいい? これ、難しいですねぇ~?
今の政治家では、実はずっと小沢さんを応援していました。というか信じていました。なので4年前民主党が政権を取る選挙の時には、「小沢さんがいる民主党なら、長年にわたる自民党時代に幕を引き、新しい日本を作ってくれるに違いない!」と信じ、本当に期待し応援しました。

でも、「民主党」には本当に本当に幻滅しました。
特に鳩山・菅の2人の総理(特に鳩山!)には本当にガッカリでした。「最低でも県外だとか「トラスト・ミー」などの言葉は、何の裏付けもなく単なる要望だけであり、総理の言葉と言うより今や単なるギャグでしかありません。日本の総理の言葉をあそこまで軽くした罪は重いと思うのは私だけではないでしょう。
北海道エリアの方々の良心として、鳩山から議員の職を奪ってくれないでしょうか??
個人的には絶対に大惨敗して政権の座から転がり落ちることは当然として、それ以上の審判を国民のみんなが下してくれることを大きく期待しています。
鳩山だけでなく菅さん・野田さんも議員落選しないでしょうかねぇ?? 実は密かに期待しています。

じゃぁ石原さん?橋下さん?
個人的には石原さんはちょっと過激すぎるような気がします。尖閣の問題でも石原さんが「決められない」民主党に火をつけたわけだし… また橋下さんには少なくとも与党になるだけの政治経験はまだないと思いますし、本人はともかくチルドレンのような候補者たちが極めて心もとないと考えています。なので個人的には今回旋風は巻き起こすものの、一定の当選者を持つ第3勢力野党として、次回の選挙に向けて力を蓄えて欲しいと思います。
でも、個人的には他の第3勢力と呼ばれるみんなの党の渡辺さんと、減税日本の河村さんには実は大いに期待しています。特に渡辺さんの党は大躍進してほしいと思います。
小沢さんについては、流石に民主党離党時のドタバタもあり、もう応援する気は起きません。

そうなると消去法で残るのは自民党… あまりに淋しいですが、そうなってしまうのでしょうか??
安倍さんが総理に返り咲くというのは、ちょっとぞっとする展開ですが、そもそも総理が毎年変わるめまぐるしい総理交代は安倍さんが先鞭をつけたのですから、責任を取って今度は少なくとも次の衆議院の解散まではやって欲しいものです。
もう「美しい国」などの無駄な連呼をせずに…

今回の論点はさまざまあると思いますが、個人的には「景気回復」が第一だと考えています。そのためには消費税のアップではなく、「物価上昇による円高是正」が先だと思います。
やっぱり経済が回復してこそ雇用が守れる訳ですし、物価が上がるのは貧乏な市民としてはとっても辛いことなのですが、学生時代経済学の講義で習った「適度なインフレ(物価の上昇)は経済発展上必要。」に今こそ立ち返る必要があるのではないでしょうか??

私が初めて一人で添乗員として行った香港旅行が、3泊4日で一人14万円でした。(昭和59年) その年の年末にハワイに行った時の旅行費用はホノルル4泊で38万円でした。
今考えるととんでもない値段の海外旅行でしたが、当時としては普通(ハワイは正月値段ではありますが…)だったのです。
ここまで値段が下がったのは海外旅行だけだと思いますが、ランチなどは恐らく30年前と今を比較すると、メニューによってはむしろ今の方が安かったりするかもしれません。
昭和55年当時、初めてCMを打つようになった「牛丼一筋80年」の吉野家。33年前の当時、牛丼一杯300円と言うのは衝撃の安価だったように記憶しています。

今日はちょっと変に真面目な投稿になってしまいました。