麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

忘年会シーズン到来&28回目の結婚記念日


先週、毎週日曜日の定例作業としてノルマ化しているこのブログの更新をサボってしまいました。
弁解する理由はいくつかあるのですが、自分の怠慢であることは間違いないので、本当に大いに反省しなけれないけません。
今日は、弁解のためではありませんが、先週土日のトピックスを2つ報告します。

1、忘年会シーズンが始まりました

先週はまだ11月だったのですが、私的には先週から忘年会シーズンに突入し、11月でありながら早くも2つの忘年会がありました。
酒飲みの現役時代というか倒れる前までは、12月と言えばほぼ毎日の忘年会と称する飲み会が定番行事でした。この時期、毎朝二日酔いで,重い頭をシャキッとさせるために、起きてすぐに冷蔵庫に大量に仕入れてあった「ソルマック」を飲むのが毎日の日課でした。倒れる1年前ぐらいからは夕方お酒を飲む前に「ウコン」を飲むのもマイルール化されてはいましたが、それでも12月には朝起きるとやっぱり飲みすぎで頭が重く、朝起きがけのソルマックは欠かしたことがないといっても過言ではありませんでした。
特に、(成田発の海外旅行団体商品の)企画を担当していたちょうど10年ぐらい前には、お付き合いしているホテルさんや現地の旅行業者の皆様と「飲むのも仕事」というより「飲むのがメインのお仕事」だったので、文字通り忘年会は殺人的なスケジュールで、12月になると昼の仕事はそっちのけで夜の忘年会のスケジュール調整と場所探しを毎日本気でやっていたのを思い出します。
何しろある年などは12月の平日の夜の予定は本当に11月中にすべて埋まってしまったため、それ以降お申し出におあった忘年会のアポイントは、冗談ではなく「21:30~」の2回戦でこなさざるを得なかったのです。
当時、21時過ぎに待ち合わせさせていただき、最初っから酔っ払いでテンション高かった私にお付き合いいただいた皆様、本当に申し訳ございませんでした…

そんな時代が懐かしいと言え懐かしくはあるのですが、勿論今ではそんなにお呼びがかかることはありませんし、もしそんなお呼びがかかってもお応えできるほどの体力もお金もありません。それでも12月が近づくと「忘年会」と称して「年に1回ぐらいは飲もうよ!」というお誘いが多くなり、日ごろ病気を理由にご無沙汰をしている私としては「年に1回ぐらいは義理を果たさないと… というより久し振りに皆さんに逢いたい!」という会が続きます。おまけに、この時期に集まる会の平均年齢は結構高く、53歳の私でもこの時ばかりは敬語生活に戻ることが多いのです。

先週金曜日の飲み会はそんな10年前ぐらいによく集まっていた方々との懇親会。今年、事情があって会社を辞めて現在充電中の方を囲む久しぶりの飲み会ですが、まだ現役の方もいて12月に開催すると「みんなのスケジュール調整が大変」との理由で11月の最終週の開催です。会場は久し振りにサラリーマンの聖地であり上記の企画時代に毎日出没していた新橋だったのですが、11月とは言え忘年会シーズンの到来を予感させる凄い人出でした。
新橋駅前ではこのシーズンを象徴するようにSLがライトアップされていてすごく綺麗です。写真を撮ってブログに乗せられればよかったのですが、はるばる池袋から駆け付けた私は、飲み会に遅れそうだったのでとにかく先を急ぎましたので、写真は撮れませんでした。スミマセン。
10年前に一番気が合って、当時週に一回以上は必ず夜(飲み屋で)会って一緒に飲んで唄っていた業界の大先輩も、私同様3年前に病気になりましたが、この日も勿論参加していただいております。
私とは違い、糖尿病でかなり目が見えなくなっているようなのですが、まだまだ仕事も夜の宴席も(ノンアルコールビールで)現役で活躍されています。この先輩の前向きな生活を見るたびに「負けないように頑張んなきゃ!」と決意を新たにしています。
その大先輩とは新橋のガード下の焼き鳥屋で、ミカン箱に座ってホッピーを酌み交わした後に銀座の高級クラブに行く… という本当にギャップの激しい飲み会をして、業界の未来についての議論を侃侃諤諤していたことが懐かしい思い出です。普通の会社ならもう定年の年齢ですが、経営者なので定年はなく今月は毎日の忘年会を積極的にこなされていることでしょう。
私も負けないように頑張ります!!

翌日土曜日は、昭和の時代に仙台に勤務していて現在は関東在住の諸先輩方との飲み会でした。参加者は、昭和の時代東北全体のナンバー2だった方(後のわが社の役員)を筆頭に、当時の支店長・課長・係長まで。当時ペーペーだった私は、53才の今でもこのメンバーでは最年少です。
60代~70代の飲み会なので、夜の飲み会ではなく土曜日12時からの飲み会です。この時間なので3時間飲み放題でも格安の設定でした。
でも皆さん、そんなお年なのに年金生活ではなくまだ何かしら仕事をされているようで本当にびっくりします。個人でコンサルタントをされていたり、大学で教鞭を取っている方もいて、大先輩のパワーは本当に見習わなくてはなりません。
元役員は、やはり病気をされて、昔の厳しい”キレ者”のイメージはなくまさに好々爺になってしまった感じです。27年ぐらい前入社4年目ぐらいの私には本当に怖い人だったのに… 
来年もまたこの時期に皆さんとお目にかかれて、その時には恥ずかしくない報告ができるようにしなければならないと刺激を受けて帰宅の途に就きました。

忘年会は今年はあと4回ぐらいありますが、久しぶりに会う皆様から刺激をたくさんいただきたいと思います。

2、28回目の結婚記念日

翌日12月1日日曜日は、28回目の結婚記念日でした。28年前の12月1日も(大安の)日曜日、仙台はこの日と同じ晴天の一日だったようです。(というか、あんまり天気についての記憶はありません)
本当は25年の銀婚式を派手に祝うつもりだったのですが、肝心な25年目はまだ退院直後で、ようやく週2回の勤務復帰を果たしたばかりだったので、結婚記念日のお祝いどころではありませんでしたので、ようやく昨年ぐらいからとりあえず記念日にはちょっと豪華にランチをするようにしています。昨年は大宮駅前の寿司屋で27年目を祝いましたので、28年目の今年はイタリアンでも… とのことで近くの蓮田のイタリアンのお店に予約を入れました。

蓮田のイタリアンのお店は、「食べログ」やブログなどの評価を見ると絶賛はかなり多いものの、結構な頻度で酷評も掲載されています。その酷評の大半は「サービスが極端に遅い」というサービス時間に対するクレームです。極端な例では、「2時間たっても前菜しか出てこないので、頭にきて席を立った。」というもので、確かに2時間で前菜だけとは、せっかちなことでは人に負けない私でもとっても耐えられそうにありません。でも、近くのお店で味は絶賛されていますし、値段もそれなりに安いので、暇な時に行ってサービスの遅いのはたまには我慢してみようと思い、1週間前の日曜日の夜に予約を入れてみました。まぁ、ここを日本だとは思わずに、サービスが遅いのは当たり前の本場イタリアに行ったと思えばいいわけですし… 
予約したメニューはシェフおまかせコースの4200円也。シェフおまかせでメニューを選ばないのならば、少しは早いかも… と考えたからです。「苦手なものはありますか?」と電話で聞かれたので、鳥と内臓の肉が苦手な妻の好み(私は両方とも大好きなのですが…)を伝えておきました。

当日は予約通り12時半に店に入りますが、店に入っても店員は誰も出てきません。ホールではたった1人の店員らしき人が本当に忙しそうに動き回っています。どうも「夫婦だけでやっている」という噂は本当らしく、厨房ではご主人が、ホールではそれなりにテーブル数のあるお店を奥様が一人で仕切っているようです。我々に気付いて予約席に案内されたのが5分後、飲み物のオーダーを聞きに来たのが10分後で、「先が思いやられるわい」というスタートでしたが、その後は予想に反して適度なスピードで快適な食事が楽しめました。
写真は食べログに本当にたくさん掲載されていて、なんとなく撮影のモチベーションが無くなってしまいましたので、こちらをご参照ください。

いただいたコースを簡単にご紹介すると
・前菜 6品 忙しいのにホールの奥様が詳しく説明してくれました。
・パスタ このお店で一番人気の生ウニのクリームソースパスタ。
 ウニ好きの私には、ハーフだったのが残念だけど、”まいう~”でした!
・魚料理 白身系のお魚 ソースも2種類あり飾り付けもきれい
・肉料理 リクエスト通りで牛肉。USビーフだけど柔らかかった!
・デザート盛り合わせ 最近の甘党としてはお代わりしたいくらい!
と、大満足のコースでした。確かにサービスは最低限だけど、これで4200円は我々には十分に満足です。

全ての食事が終わって時計を見ると、来店してからちょうど2時間で、長いといえば長いのですが、コースの食事としては十分な時間でした。これでワインでも飲めればもっと良いのでしょうが、ドライバーの私はノンアルコールビールと自家製のジンジャエール(意外と美味)で我慢です。

でも非常に楽しい結婚記念日のランチになりました。近所の方にはおすすめです。
時間のある時には、また行きたいと思います。