麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

北海道ドライブ紀行2014 <その①:仙台へ>


今回のドライブ旅行では全く記録やメモを取っていないので、早く文章にしないとあっという間に忘れてしまいそうな気がします。(年のせいか、本当に健忘症が進んでいます。)
ということで、今日から通勤の時間でにせっせとスマホに記録を書き始めました。
適当なタイミングで投稿させていただきます。

1日目:6月21日(土)

自宅出発は09時20分。
一週間分の着替えや万一の時の替えのメガネや足が痛くなった時に履き替える靴など、自宅と愛車を3往復以上して車に積み込んだ、妻曰く「本当に多すぎる」荷物をたくさんたくさん積んでの出発です。

DSC_0051.JPG
旅行の相棒の愛車を出発前にパチリ

本当はいつものことながら9時前には準備完了していて、いつでも出発OKだったのですが、今回は長旅の後の事を考え、この日までの洋服を9時半オープンのいつものクリーニング屋さんに託してから出発するつもりだったので、いつものフライング出発はありません。
クリーニング屋さんに開店一番のお客として洋服を預け、いよいよドライブ旅行のスタートです。計画では旅行最初の立ち寄りは近所のローソンで、ここでドライブ中の飲み物を仕入れる予定でしたが、前日妻がスーパーで安いドリンクを仕入れていてくれたので、最初の立ち寄り予定は呆気なくスルーです。

久喜インターで混雑気味の東北道に乗ります。この日の天気は今にも泣き出しそうな曇天ではありますが、まだ雨は降ってはいないようです。もっとも、車で仙台に向かうときは、梅雨に関係なくいつも必ずどっかでは雨が降るもので、今回も栃木県と福島県でしっかりとシャワーの洗礼を受けました。
渋滞予報では、埼玉~栃木で若干の渋滞にハマる予定でしたが、道路は混雑はしているものの、予報に反して渋滞はなく快適なドライブが続きます。勿論、私のポリシーは安全運転。ビュンビュン飛ばす車には、「お先にどうぞ」と道を譲ります。

12時前ですが、これも計画通りに那須高原のサービスエリアで昼食にします。
新しいフードコートにも行きたかったのですが、今回の旅行の最初のご飯ということで我々的には少しだけ張り込んでちょっとは高級感のありそうなレストランの席に着きます。
私が頼んだメニューは地元産の豚肉を使ったカツカレー。揚げたてのカツがとっても美味で、カツカレーではなくトンカツで食べたいぐらいでした。
スタートのランチとしては上々です。
DSC_0057.JPG 
 
昼食後に売店を覗くと、すぐ隣に美味しそうなパン屋さんがあり、明日の朝ごはんを少々悩んでいた私は、即決で明日の船中の朝食を決めました。
私の選んだパンは、「富良野メロンパン」と「アップルパイ」。富良野に向かっている私が那須で「富良野メロンパン」を買うなんて、何か不思議にお洒落な気分でした。
味の方ですが、富良野メロンパンはそれなりに美味でしたが、それ以上にアップルパイに感動しました。大きなリンゴのかたまりがごろごろとパイの中に入っていて、幸せな気持ちにさせていただきました。
那須に行ったら、また必ず買います!!

その後も順調なドライブが続き、14時頃には仙台の郊外泉インターで高速を降ります。今日はフェリー乗り場に直行ではなく、仙台郊外のリハビリ病院に入院している義母をお見舞いするのが本日旅行初日のメインイベントなのです!

どこのリハビリセンターに行っても、何か懐かしい気持ちになるのは私だけでしょうか?病気は違いますが、頑張って直そうとリハビリに向かう前向きな気持ちは、皆一緒なのです。
患者のひとりひとりに「頑張って!! 俺も頑張るから」と声を掛けたくなります。

義母は入院当初、回復のモチベーションが下がっていて、あんまりリハビリに前向きではなかったようですが、先日は孫娘(我が娘)がわざわざ神戸から見舞いに行って励まし、この日は愛娘(なんていう年ではありませんが、我が妻)が励ましたのが少し以上に効果があったようで、「リハビリ頑張る♪」とモチベーションも上がったようで、本当に行った甲斐がありました。

2時間はゆっくりに見舞い、義母のリハビリの時間が来たため4時前には病院を後にします。そのまま仙台港に行くのはまだちょっと早いので、妻の希望で市内中心部にある28年前に我々夫婦が結婚式を挙げた教会に向かいます。キリスト教関係の本が買いたいとのことでしたが、何とか無事に入手できたようです。
私も十数年ぶりに教会に入ってみましたが、挙式した風情のある教会はすっかり建て変わっていて、壁の十字架以外は教会とはわからない感じです。
DSC_0064.JPG 
本を物色する妻を待ちながら、1985年の12月1日(結婚記念日)にしばしタイムスリップを楽しみました。

仙台市内中心部から仙台港までの道路は、営業マン時代に毎日のように営業で通った国道45号線、そう、震災で大きな被害を受けた、三陸のメイン国道です。
仙台市内の45号線には、今では被害はほとんど感じられないのですが、まだまだこの道の周辺には復興できていない被害甚大な地域があると思うと、本当に身につまされてしまいます。次こそは、この道路を仙台から青森まで走りとおしてみたいと考えています。

何度かナビがとんでもない場所で右折の指示を出したので、安全運転を標榜する私としては安全第一でナビの指示を無視したのでちょっと時間はかかりましたが、無事に仙台港に着きいよいよ北海道への船旅がスタートします。
DSC_0069.JPG
ということで、今回はこれで一旦投稿させていただきます! 
 
続きは近いうちに!