麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

訪問リハビリ再開!!


今日は明日からの本格的な職場復帰に向けてのんびりしています。
最近は外出などのやることがないと、朝食後にはゆっくりとした手の運動を最低1時間はやるようにしています。それに以前楽天で買ったペグボードという子供のおもちゃのようなもので、手の運動をします。相変わらず手は思ったように動いてくれませんが、落ち込むような余裕はなく諦めずにリハビリしています。(時間がありすぎるとイジイジと悩んでしまいますので…)

さて、いよいよ明日から職場の準完全復帰ですが、昨日からは仕事復帰よりちょっとだけ早く、自宅でのリハビリを再開できるようになりました。
以前は出勤が月・水・金の週3日で、理学療法士が自宅にに来てくれる訪問リハビリは、この間の火と木の週2回でした。このリハビリは慶應病院への入院まで続きましたが、入院後は職場復帰もあるので一旦このパターンの訪問リハビリは終了していただくことになりました。

退院後には、明日からのパターンでの生活を想定していました。本来なら週5日の勤務に戻らなければならないのですが、流石に急に週5日勤務に復帰するのはちょっと負担が大きいのと、そうなると手も足も十分にリハビリする時間がないということで、週4日だけどフルタイムの勤務で、周囲の皆様にご理解を頂戴した次第です。リハビリについては介護保険が適用できる週2回が希望です。希望曜日は1回は土曜、もう1回は週の途中では池袋通勤のプランが崩れるので、月曜日または金曜日でリハビリができないかケアマネージャー経由で打診していただきました。

結果、先月までお世話になったS整形さんは「土曜日のリハビリが満員」ということ。土曜日は週2回のリハビリには必須の曜日なので、日曜日でもやっていただけない限り、土曜日の満員は致命傷です。ついては、今までお世話になったS整形を諦め、別の医院の訪問リハビリサービスを当たっていただきましたが、ちょっと遠いものの妻も数年前に腰の治療で何年か通っていたT整形さんに金曜日と土曜日に空きがあるとのこと! こうなると月~木の池袋生活と金~日の埼玉生活がきちんと分けられ、理想的な曜日配分です。(来ていただくわけですから、近くても遠くても何の関係もありません)

ついてはT整形さんに金曜日と土曜日にお世話になることで決定、これで月~木の仕事を会社・産業医に了承いただくことができるようになった訳です。このリハビリが本当にうまく決定してくれたおかげで、その後のマンション探しと復帰の青写真がスイスイときれいに描けるようになりました。

さて、肝心な問題は週2回のリハビリの中身です。前回1月~3月までリハビリでお世話になった時には、最初に「足はともかく手のリハビリを!」とお願いしました。その根底にはリハビリセンターでのリハビリの経験があったのです。センターなどの大規模施設では「手=OT 作業療法士」、「足=PT 理学療法士」ときっちりと別れています。ところが田舎のリハビリ病院では基本的に理学療法士のみが在籍していて、作業療法士は在籍していないことがわかりました。
それでも前回は「私がリハビリしたいのはやっぱり手」と思っていたので「手を中心に!」とお願いしました。その結果2か月間来てくれた二人の理学療法士さんは手からリハビリに取り掛かりますが、やっぱり足の専門家だけあって手もそこそこに、決して「良い」とは言えない足のリハビリの方に目が行きがちになります。

慶應病院に入院していた2週間の間、OTとPTを久しぶりにゆっくり受ける機会がありました。OTは受けながら「やっぱり手の訓練は引き続き絶対必要」と強く感じましたし、PTを受けながら「兎に角完全復帰するためにはラッシュに電車に乗れなければ… そのためには、やっぱりPTの訓練も必要!」と思うようになりました。つまり「OT(手)のリハビリは絶対必要なものの、今まで自分でやればいいと思っていたPT(足)のリハビリも、早期完全復帰(=池袋2重生活の早期終了)のためにはやっぱり必要!」という判断に至った訳です。

GW中にT整形の担当者が来訪、ケアマネージャーと治療方針に関する打ち合わせがありましたので、その時には前回と違いこんな要望を出しました。「週2回なので、手と足の日を分けたい。」
ヒアリングしてみると、やはりT整形にも作業療法士は(訪問リハビリグループには)在籍しておらず、全員がPT専門家の理学療法士でした。なので両方の方(曜日によって担当者は異なります)に足をやってもらえればいいのでしょうが、そうなると私が一番希望している手のリハビリが全くできなくなります。

ついては、足の専門家だということを理解した上で、「どちらかの方には承知の上で手をやってほしい。もう一方は足をお願いしたい。」とお願いしてみました。2名が足を同時にやると異なる指導がある場合があり、どちらも正しいのでしょうが患者からすると「どっちの言葉を信じていいのやら…」と戸惑うことがあったからです。
その日は即答は貰えず、要望だけを持ち帰っていただきました。

そして、昨日の土曜日が第1回目でした。「どっちの専門家が来てどんなことをするのかなぁ…」と心配していましたが、来た方はベテランで「手をやります」とのこと。勿論理学療法士作業療法士ではないそうですが、経験上何人もの方の手のリハビリのお手伝いもした経験もあるそうです。

さまざまな話をして、一応1年間の計画ですが「1年後には運転ができるようになる(ダメならば装具を使う)リハビリを一緒にやりましょう!」という言葉を頂きました。
非常に心強く、またリハビリの作業も的確で、今後に大いに期待が持てる第1回目でした。
これからが本当に楽しみです。


明日からいよいよ本格的な職場復帰です。会社には当然仕事用PCはありますが池袋のマンションにはパソコンはありません。通勤でブログを打てるのは月曜日の行きと木曜日の帰りだけです。それ以外は更新ができないことになります。

ただ、ほぼ11か月ぶりの完全復帰です。
とにかくがむしゃらに頑張ります!!