麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

不可解な介護保険等級判定



おはようございます。
今日も報告することがいくつかあるので、順番に報告させていただきます。

1、パソコンが売れました!

 先週、前の「Windows7のパソコンを売りたい」という記事を書きましたが、先週末にいろいろと努力した結果、予想よりも高く売れましたのでご報告します。

 先週土曜日、パソコンを売ろうと決心し、土曜日の午後は終日データの消去とパソコンの初期化に奮闘していました。ネットバンキングのデータなど、万一データが漏えいした場合は本当ににシャレにならないとは考えていたのですが、最近のパソコンには「データ完全消去プログラム」がついているので、まずは手動にてデータを消去後、その「完全消去プログラム」でハードディスク情報を完全に初期化し、その上で今度はデータを初期化して、私だけでも3重の消去をした訳です。この上売ったお店で完全クリーンアップすることを考えれば、「4重の消去」なのでこれならばほぼ安全だと考えました。
もし、「4重の壁」を破られたとしても、データはちょっと見ただけではわからないようになっており、もしそれを見破られたとしてもそこまでの努力をした泥棒さんが手にできる報酬は「たったこれだけ??」という額です。
データ消去が終わった後、妻にも協力してもらって本体・ディスプレイ・キーボード・マウスなどを丁寧に掃除し、少しでも見栄えが良くなり減額が減るように努力します。ネットによると、このような努力は意外と有効らしく、「必ずやった方が良い」というアドバイスでしたが、結果はまさにその通りになりました。

ここまで準備をした上で、ネット上での買取サイト上で「買取査定」にアクセスして「上限価格」をチェックします。引っ越しや自動車保険と同じように「一括査定見積もりサイト」などもあり、早速10社近くから「上限価格」の査定が届きました。査定金額は最高額が62000円で最低額が38000円。どの会社も「宅急便で本体を送付後、正式に査定をします。その後キズなどの状況で「査定上限額」から減額をします。」という案内です。
送ってしまうと、たとえ大幅なマイナスになったとしても「査定内容に不満。送り返してくれ!」というのは手間も時間もかかりかなり面倒です。
でもネット上で一番「減額が少なくって良心的」と評判の高い会社の査定額が最低額の38000円だったので、いくら良心的でもここに頼む気にはなれません。

昔私が唯一パソコンを売ったことがあるのは、中古パソコン業界の最大手(?)のソフマップです。病気になった母親を我が家に引き取る際、母親が使っていたパソコンを置くスペースがないのでゴミに出そうと思っていたのですが、「万一値段がつけばラッキー!」と思い、自宅近くの大宮駅前のソフマップに持ち込んだところ、思いがけず6000円という値段が付き、即決して即売した記憶があったので、今回も査定額によってはソフマップに持ち込んでもいいとは思っていました。
そのソフマップから査定のメールが来たのは日曜の昼。妻と週1回のささやかな贅沢で、ファミレスでの外食を楽しんでいる最中(とはいえ1000円以内のランチですが…)でした。査定額はMAX57000円。最高値ではありませんが、まぁ良い額というイメージです。

休日ですが、仕事の関係で緊急出勤している同僚がいて、面白くない報告も来るので、正直自宅で報告を聞いているのも全く面白くありません。なので頑張ってくれている同僚には大変申し訳ないとは思ったのですが、少しは気晴らしができるかなぁ? と考えて、パソコンを大宮のソフマップに持ち込んでみようと思い、昼食後自宅に戻って大きなデスクトップパソコンの梱包を開始します
大きなディスプレイと本体は、1つのスーツケースには入らず、スーツケース2つにすべての部品を梱包し、自動車で大宮を目指します。
大宮駅近くのコインパーキングに車を停め、妻と2人でスーツケースをガラガラと引っ張って駅前のソフマップを目指します。まるで15年以上ぶりに二人で海外旅行に行くときのような感じではありました。

ソフマップでの査定所要時間は1時間。スタバでコーヒーを飲みながら時間をつぶし、妻とは「5万円以上だったら即決しよう!」と話し合っていましたが、正直ここまで持ってくるのも結構重くて大変だったので、「4万円台でもOKしないと、持ち帰るの重いなぁ~。」とちょっと悩んでいました。

1時間後、ソフマップで言われた査定額は「56000円」。昨晩、きれいに掃除したお陰か、減額はわずか1000円だけとのことで、当然のごとく即決です。
おまけにこの日は「中古の日」とのことで買い取り額が一律3%UPらしく、受け取った現金は¥57680-と、MAX査定額を上回る現金で、大満足のソフマップ行きでした。
因みに、ソフマップポイントで受け取ると5%UP、さらに駐車場の駐車券を見せると500円の補助が出るそうなのですが、コインパーキングには駐車券はなく、この500円の補助金は受け取ることができませんでした。
でも破たん寸前の家計に、この57000円は大きな臨時収入です。帰りに調子に乗って前にも行った「角上魚類」に行って、普段は買えない高級な刺身を買って今晩の晩御飯にしました。
昨日からいろいろと手伝ってもらった妻への感謝のつもりです。

2、不可思議な介護保険の判定

 病気以降、40歳以上の方はみんな保険料を払い続けている「介護保険」で認定を受け、訪問リハビリのサービスを受けています。
介護保険の等級ですが、3年前病気になった当初に認定された等級は「要介護1」。
等級は軽いほうから要支援1・2その上が要介護になり要介護も1~5まで5段階あります。なので最初の認定は軽いほうから3番目のランクになります。

ランクはその後半年~1年で定期的に見直しがありますが、退院後に仕事に完全復帰する前に要介護1⇒要支援2にランクダウンし、その後仕事に完全復帰したころに、何故かまた要介護1に戻りました。
今回、更新の時期を迎えたので、自分の予想では、「要介護1のままということはなさそうなので、要支援2に落ちるかな?」でした。関係者(ケアマネージャーやリハビリの理学療法士)には「要支援1にまで落ちると、今やっている土曜日のリハビリが同じ条件でできなくなります。」と言われていたので、何とか「要支援2でとどまって欲しい」と考えていました。
勿論聞き取り調査(面接)などで嘘を言った覚えはありません。本人も現在受けているサービスが土曜日の訪問リハビリだけで、これを増やすことも減らすことも希望していないので、「現在要介護1だけど、何とか要支援2までの間で留まって欲しい。」と希望をしていました。

今週末、ようやく認定が届き、認定は「要介護2」。何故か病気直後の入院時の認定より上がっています。妻からの第一報を聞き、「間違いだろ? 要支援2だよね?」と思っていましたが、書面を確認すると間違いなく本当に「要介護2」です。

要介護2をネットで見ると、こう書かれています。
「自力では立ち上がりや歩行などが困難であり、食事や排泄、入浴、清潔を保つ、
衣服の着脱など、金銭管理などでも介助か必要になるため、1日に1回は何らかの介護サービスが必要となる人です。」
私は、毎朝満員列車にも乗って会社に行っており、9時から18時まで週5日働いています。週末はリハビリ後は車を運転してドライブを楽しんでいます。
こんな私でも、「要介護2」なのでしょうか??

正直、ショックでした。普通異議申し立ては「介護度が低すぎる。」という異議ですが、私の場合逆の異議申し立てがしたいぐらいです。

ショックではありますが、逆にメリットを受けられることも何にもないようです。リハビリは継続できますが、補助金も受けられることもないし、何も変わらないのだそうです。

今、いろいろと騒がれている介護保険。「要支援の人の自己負担額を2割にする」とか国会で議論されているようですが、「私のような人が要介護2に認定されている。」ことのほうが問題ではないかと思います。

今回の認定は2年間なので、とりあえず2年間は「要介護2」の人になります。2年後の更新の面接で、「こんなバカな判定をされた!」と大笑いすることを次の目標にしたいと思います。


来週は車で妻の実家の仙台へ行き、帰りに仙台の奥座敷秋保温泉」を満喫し、ささやかな夏休みを楽しむ予定です。
なので来週のブログは休ませていただきます。