麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

タッチシャッターのデジカメ購入!


おはようございます。

自動車を買ってから、ドライブに行けるようになりショッピングが自由にできるようになったのはとても嬉しいことなのなのですが、反面信じられないくらいの衝動買いを続けていて、本当に家計的にはアメリカ以上の「財政の崖」を迎えています。
車が納車されたのが6月初め… その頃に衝動買いが始まり、カードで買いまくったその請求がまとめて来たのが先月以降… 先月の家計収支は我が家始まって以来とは言いませんが、すごく久しぶりの大赤字になってしまっているのです。

そんなブログを書きながらですが、実は昨日も一つ「衝動買い」をしてしまいました。
それは、我が家に既に2台もある「デジカメ」なのです!

「2台ある」といっても、2台共買ったのは共に病気になる前で、最後に買ったのは4年ぐらい前、ずっと使っていた前のデジカメが調子が悪くなったので確か1万5千円ぐらいのそんなに高くないデジカメを買ったのです。
その後、病気になり片手(右手)が使えなくなったので、デジカメを使うことは諦めて、最新のデジカメは今神戸にいる娘にあげてしまっている状態です。

でも思い返せば、私も子供時代には多くの男子と同じようにカメラに夢中になった時代がありました。中学生の頃ですから今から40年以上前、当時新宿の駅裏の淀橋浄水場の後にできた再開発地唯一のお店が、当時のカメラ小僧たちの聖地と言ってもいいお店「ヨドバシカメラ」。
ヨドバシのショールームにあった一眼レフカメラに憧れ続け、お小遣いをためて当時憧れの「オリンパスOM1」を買ったのが中学3年生の時。買ったばかりのOM1を持って甲府の昇仙峡に友人と日帰りで写真を撮りに行ったことが強く思い出に残っており、この時のフィルム3本以上にも及ぶ白黒写真のポジ(当時の中学生の小遣いでは、全部の写真をプリントするお金はないので、ネガと同じサイズのポジを印字するのが精一杯でした!)は最近まで我が家に残っていました。
(当時は人物撮影は一切せず、すべて風景写真だったのですが…)
そういえば中学時代には、全員が授業の一環として入る「必修クラブ」という制度があったのですが、私が中3の時に所属したのが確か、「写真クラブ」でした。
そこでカメラの様々なことを覚えたことが、何となく記憶に残っています。

高校2年の時に初めて本格的に北海道旅行に行ったときにも、愛機OM1を持って行ったことを思い出しますが、大学時代旅に嵌った時には、私の横にはカメラはなく、旅先での私の横には、カメラに代わって常に「お酒」があったことを思い出します。
あれだけ必死になって買ったOM1の最後がどうだったのかも、記憶にはありません。

病気になってからは、「お酒」を友とする旅ができなくなりましたので、再び写真に興味が復活してきましたが、残念ながら片手なのでデジカメなどで本格的に写真を撮ることは、興味はあるのですが「無理かなぁ~!?」と諦めていました。
「左手だけで本格的に写真が撮れるカメラはないかなぁ?」と探して、ネットの掲示板にも質問をしたことはありましたが、意外と「左利き用」のカメラもないもので、「シャッターが左についているカメラ」すらないことを知らされ、結局写真への興味は復活しつつあるものの、諦めてスマホのカメラで我慢をしていました。

先日、日曜日のドライブがてら昨年映画「のぼうの城」の舞台になった埼玉県の行田の「忍城(おしじょう)」に観光に行きました。
映画「のぼうの城」には興味もあったし、埼玉県への郷土愛から「見に行きたいなぁ~!」とは考えていましたが、結局いつもの通り映画館に足を運ぶことはできなかったのですが、今月末にWOWOWで放映されるようなので楽しみにしており、地元埼玉県の観光には殆ど連れて行ったことのない妻は当然見たことのないので、ランチがてらの簡単な観光にはちょうどよいと考えたのです。

(大変失礼ながら)元々大した観光地でもなく、全く期待をさせていませんでしたので、妻にも「私のリハビリと、映画の前菜」と言っていましたが、やはり観光地に行ったのですから風景と城をバックに妻の写真をスマホで撮ります。
勿論、最近のスマホの性能は本当に良くなっていますし、最大の原因は(片手の)私のウデの無さなのですが、それにしても全体的に写真の出来は悪く、「あ~ぁ、もっと良いカメラで撮れれば結果は違うんだろうなぁ~!?」と改めて落ち込んで、カメラに対する憧憬は募ってゆきます。
 
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その日の夜、何気なくCMを見ていた時、カメラのCMで宮﨑あおいが一眼のカメラの後ろのタッチパネルを片手で押してシャッターを押しているのを見て、慄然としました。今までのカメラの常識では、左手でカメラをおさえて右手でシャッターを切るので、右手が満足に動いてくれない私にはどうしようもないと諦めてはいたのですが、このタッチパネルであれば左手だけでカメラを持ってシャッターを切れるかもしれない… と考え、俄かに希望が出てきました。

なので、早速ネットで情報収集に入ります。でもいきなり一眼というのは、やっぱりいくらなんでもハードルが高そうです。片手で持つにはさすがにいくら軽量であっても一眼は重いし、ここ最近の衝動買いの影響で我が家の財政は破たん寸前だし… でも、タッチパネルがあるコンパクトデジカメであれば、何とかなるかもしれない… と期待して、昨日最近サービスがよくなった(と、私的には思っている)ヤマダ電機に下見をしに行きました。

でも、思ったより「タッチシャッターがあるデジカメ」は多くないようです。
「今後、普及するのかなぁ?」と思って店員さんに聞いたところ、「タッチシャッターの流行は昨年。今年に入って、再びタッチシャッターなしの機種が増えてきていますので、今買わないとタッチシャッターは買えないかも??」と言われ、いきなり危機感を持ちます。ヤマダで薦められたタッチシャッターつきの機種はCANONのもので、販売価格は30,100円。
「下見」のつもりで行ったので即決はしないものの、タッチシャッターの品薄に危機感を募らせています。なので車のフットワークを活かして、続いてそのまま隣町の「ケーズデンキ」へ行ってみます。
ここでもタッチシャッターの機種を調べてもらいましたが、慣れない店員さんのためか時間がかかり、ようやく見つけたたった1種類の機種は先ほどヤマダで薦められたものと同じデジカメで、売値は31,800円とのこと。ポイントがないケーズがポイントのあるヤマダより高いのでメリットはありません。
ケーズデンキ、「新製品じゃないから高い」のでしょうか?

でも危機感は更に強まります。「このままでは、タッチシャッターの機種買う前に無くなっちゃう?」と思い、場合によっては買うつもりになり、もう1件最後に行ってみることにします。
行った店は昔は私のイチオシの電気屋さんだった「ノジマ」。以前は我が家の近くに大型店舗があったので、我が家のメイン電気店だったのですが、近くのお店が撤退した後、当時ちょうど大宮にできたビックカメラに宗旨替えして10年以上忘れていましたが、その後久し振りにモラージュ菖蒲の中にできたので、10年ぶりにファンに戻りかけているお店です。

たまたまでしょうが、ノジマで接客してくれた方のデジカメの知識は豊富で、タッチシャッターつきの機種はもうちょっとはあることがわかり、少しは安心します。
でもヤマダの店員さんの話は間違っていないようで、「早く買わないと無くなるかも?」という状況は嘘ではないようです。

いろいろ説明を聞いて、「ちょっと古い(昨年秋)の機種なので安くなっている、この機種がおすすめ!」と紹介されたのは、例のヤマダで薦められたのと同じ機種で、料金も確かに安く25,800円だったので、結局即決してしまいました。

早速、昨日からマニュアルを読みながら3年以上振りに触るデジカメと格闘を始めました。

来週以降、投稿する写真のクオリティは果たして上がるでしょうか?
(今回までは、スマホでの撮影です!!)
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