麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

ノートパソコン購入顛末記


すごく久し振りの更新です。
この2か月、投稿が出来なかったのは、多くのブロガーの皆様と同じような理由、「書くことがない」ためです。
週刊誌の連載に勝手にライバル心を燃やしながら頑張って週イチの投稿を続けてきましたが、そこが素人の悲しさで遂に「どうでもいいこと」ですら書くことがなくなって、キーボードを一文字も「ポチッと」押せなくなってしまいました!
「流石に週刊誌に連載を持っている人は凄い! やっぱりプロは違うなぁ~!」と週刊誌に何気なく載っているたった1~2ページの連載エッセイの凄さに改めて脱帽です。「私にはとっても出来ないなぁ~!」と思いました。たったこんなつまらない雑文ですら埋められないのですから…
今後については、書くことがある時にだけ投稿させていただきます。
もうしばらくしたら、書くことが増えそうな予感もしています!?

この数か月、特に何もしていなかった訳ではなく、さまざま準備をしていてそれなりに充実した日々でした。ただ、このブログもお蔭様で知り合いの方々にも読んでいただいている(本当に読んでくれているかどうかは?ですが)こともあり、次のステップについてまだ皆様にご報告できるタイミングではないため、関連事項も含めて書けなかったのです。
毎回読んでいただいている一部の方からは、「どうしたの?元気にしてるの?」というご心配もいただきました。1回病気で音信不通にもなった(ブログはまだ始めていませんでしたが)前科者の私ですが、お蔭様でこの通り元気です。
ご心配いただいて本当に申し訳ございません。

ところで今日は久し振りの投稿ではありますが、相変わらずの日常の些細なことについてのレポートで、ノートパソコンを買った顛末についてご報告したいと思います。

私のパソコンの愛機(VAIO)はデスクトップですから、旅行(ドライブ)に持っていくことは出来ません。でも今年6月の北海道旅行の時には冬に娘からプレゼントされたKINDLEタブレットを持っていき、ホテルの無線LANを使ってネットを楽しみました。夜はすぐに爆睡してしまうものの、年寄りらしく朝は早くから目が覚めるので朝の暇つぶしには重宝しましたが、半年間の十分な下調べをして臨んだ旅行でしたので、改めて見るページも殆どなくネットサーフィンと言っても既に何回も見ているページの確認が主でした。勿論、ホテルなどの予約も既に自宅から完了していますので、その意味でタブレットを使いこなすことはありませんでしたが、朝ホテルでネットを見ながら、「旅行に行く時、ノートパソコンがあれば便利だろうなぁ~!?」と秘かに憧れたのも事実です。
でも指が太くて小さいキーボードだと複数のキーを押してしまう私は、以前からノートパソコンを大の苦手としていたし、老眼が着実に進行している現在、少しでも大きなディスプレイで見ないと情報が見えないことも事実なので、メインのパソコンをノートに切り替える選択肢はありません。

でも先日、「PCが壊れて困った」という話を複数の友人から聞かされて、正直考え込みました。今の生活で自宅のパソコンが壊れて修理に出すことを考えると…
パソコンのない生活が半月あるとして、その間の日常生活に耐えられるか? いや、その前に修理に出す先を調べるのをパソコンなしでどうやって調べればいいんだろう?? などと考えるうちに「やっぱり今の時代、もう一台サブのパソコンを持っていた方がいいのではないか?」と考えるようになりました。サブのパソコンをノートにすれば、今後の旅行にもノートパソコンを持っていくことが出来、無計画で旅に出てもその日の宿を楽天じゃらんるるぶトラベルなどで予約できる訳ですし…
そう考え、早速いつものビックカメラに行って情報収集です。するとノートパソコンの安いのは5万円前後のからあり、思ったより安いようです。でも5万円のパソコンのディスプレイはやや小さく、持ち運びには便利そうなものの老眼の私としてはちょっと辛いかなぁ~ という感じです。陳列されている様々なマシンを見ながら、「ディスプレイのサイズとしては14インチ以上は欲しいなぁ」と考えたのです。
また、私がこだわるCPUも安いのはインテルではなく、例えインテルだとしても一番安いシリーズだったりするので、即決の食指は動きません。やっぱり10万円以上のノートを見ながら、「欲しいなぁ~」とため息をついてしまいます。

また、ノートを買うとしたら同時に購入を検討したのはUQ WIMAXなどどこでもつながるネット接続のモバイルルーター。でもUQ WIMAXなどは月額4000円前後で、ちょっと手を出せそうにもありません。もっと安くて色々な場所で使えるプランはないか? とビックカメラの販売員にも聞いてみますが、「これだ!」という安いプランはないようです。
スマホを親機として接続する「テザリング」で対応することに意見を求めたところ、「PCをテザリングにつなぐと、すぐに契約容量を超えてしまいますので、止めた方がいいです!」と厳しいご指摘です。まぁ、何も買わなくて済むわけですから、販売員とすれば「テザリングで十分ですとは絶対に言わないだろう」とは思っていたのですが…

ビックカメラの情報収取で、やはりハードルが高いことは再認識しましたが、自宅に戻ってネットで更に情報収集を続けます。パソコン直売会社であるDellやHPなどでは、ワードやエクセルのOFFICEがなければ4万円前後からのノートがあるようなので、これなら行けるかも… と思って更にネットサーフィンを続けます。

しばらく(約1~2か月の間)さまざまなサイトを見ているうちに、懐かしい名前が少しづつ気になりはじめました。その懐かしい名前とは、「ThinkPad」。
ThinkPadと言えば、パソコンの走りの頃のIBMのノートパソコンのブランド名で、当時パソコンのことなどほとんど知らない私が、羨望の眼で見ていた憧れのノートパソコンだったのです。その後、IBMがパソコンから撤退して中国のLenovoという企業に売ったのは知っていましたが、あの斜めの「ThinkPad」のロゴは昔のままのようです。
基本、「メイドインチャイナ」を信用していない私なのですが、過去に一番長く使って非常に快適だったパソコンDellも中国製だったし、もはやメイドインチャイナを毛嫌いする時代ではないのかもしれません。
そう思いながらLenovoのページを見続けていると、何かの記念特売でインテル第4世代のCPU「コアi3」の入った14インチのノートが3万円台で出ているではありませんか!!

私の今のPCが「コアi5」で、以前買ってすぐに手放した富士通の最新PCが「コアi7」だったので、一番スペックは低いとはいえ、これで「コアi3」を買えば「インテル第4世代3兄弟のそろい踏み」になるではありませんか!?
勿論、スペックで比較すると7>5>3の順番ですが、今のPCは7から5にダウングレードしたもののさほどの不便は感じていませんし、まぁサブ機としてはコアi3であれば十分だろうと思い、毎回何らかのキャンペーンをやっているので本当にこれが「今回限りの特価」であるかどうかは大いに疑問を持ちながらも、遂に「購入」のボタンを押してしまいました!

2週間後、いかにも「中国から来ました。」風の美しくない梱包でパソコンが届いたのは意外と早く購入の2週間後。週末にウキウキワクワクしながらようやく中国風の(=ちょっと雑な)梱包を解いてセットアップを始めましたが、パソコンに初めて電源ををつけた瞬間、「あれっ??」と思いました。
初めて電源を入れたパソコンのディスプレイは見事に色が反転していて、カラーどころか大昔の「ヒットビット」のような白黒の画面になっています。ノートの角度がいけないのかと思い角度を調節してみると一瞬カラーになるのですが、その後すぐに反転して白黒に戻ってしまうのです。おまけに、しばらくするとついたり消えたりを繰り返すし…
「やっぱりこれはIBMのThinkPadじゃないんだ… メイドインチャイナのLenovoなんだ… 失敗!!」とは思いましたが、大枚4万円強(内容を少しだけアップグレードしたので…)を払ったので、簡単に諦めるわけにはいかずに翌月曜日にカスタマーサービスに電話します。
「いきなり修理? めんどくさいなぁ!」とは思って電話したのですが、「修理でもいいですが、交換でもいいですよ。」とのことなので迷うことなく「交換」を選択して、もう一度中国の工場で作って貰うことになりました。とりあえず今家にある方は新品到着後に返せばいいとのことで、先に改めて新品を送ってくれるとのことでした。

今度は2週間では届かず、たっぷり3週間は待ったでしょうか… マイページで自分のパソコンの製造状況・工場の発送状況や配達予定日が日々表示されるのですが、配達予定日を2日過ぎても今度は全く家にパソコンが届く気配はありません。「文句をつけたからいい加減に対応してるのかな?」と流石に怒って電話してみると、「明日配達です!」という「蕎麦屋の出前」状態で、この段階ではLenovoにしたのを重ねて心から後悔しました。

ようやくパソコンが到着し、改めてセットアップをしてみますが、今度はちゃんとカラーにもなり問題はなさそうです。約1か月遅れではありますが、ようやく待望のノートパソコンを手にできた瞬間でした!

このパソコン、現時点では好調です。(まだ完全に中国を信じ切れていない自分がいます) 購入後のトラブルがあったので、この1か月の間毎日のようにLenovoのサイトを見ていたのですが、私が買った製品は購入直後に5万円に戻り、今も5万円前後の価格を行ったり来たりしています。つまり4万円前後で買った私は結構いいタイミングで買ったことになり、1か月待ったのはやむなしと考えることにしました。
ワードとエクセルは付いていませんが、これは「サブ機」なので問題ありません。Wifiの接続については、とりあえずdocomoの「携帯以外300円で使い放題」のプランに加入して、様子を見ています。

過日、早速特に用もないのにステラタウンのスタバにこのノートパソコンを持っていき、外でも使えるかのチェックをしました。勿論docomo経由でスタバでもヨーカドーでもネットは問題なくつながりました。
「スタバでラテを飲みながら持っているノートでネットする」ことは昔からの憧れだったことを思い出し、何となく嬉しくなりました。

なお、このノートパソコンで使おうと、ほぼ同時にamazonBluetoothのマウスも買ったのですが、中国直輸入のこのマウスも認識が遅く、毎回20秒は経たないとマウスを認識しないのでamazonのレビューに「認識が遅い!」と書き込みすると、すぐに販売した業者から「交換します」というメールが来たのですが、「送り返すの面倒」と返信すると「返送不要」としてもう1つ送られてきました。こちらも今度はすぐに認識して今のところ快適です。

つまり我が家には現在、2台のLenovoのパソコン(初期不良品は、年明けにならないと引き取りに来ないのだそうです。)と2つの新しいマウスがあります。
「やっぱり中国製には気をつけよう」というのが教訓でしょうか?