麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

Twitterのこと


今朝、朝早く起きていつものリハビリをした後、Twitterを見ていました。
そうしたら、震災以来ツイートのなかった岩手県野田村の観光協会からツイートがあるではありませんか!
本当に心配していましたが、無事が確認できて取り合えずほっとしました。本当に良かったです!!

TVでは相変わらず被害がクローズアップされていますが、個人的にはこのように少しづつ知り合いの無事が確認できてとにかくうれしい限りです。まだ被害の情報が流れる一方、着実に復帰への胎動も始まっています。今日も震災以来8日経つのに瓦礫の中から生存者が発見されたという嬉しいニュースがありました。
やっぱり間違いなく日本は復旧します! 我々の未来は明るいと確信します!

それにしても、この地震Twitterやメールの機能の高さを再確認しました。震災当日、被災地への電話は勿論つながらずメールだけが辛うじて通じる状況でした。
3時前に地震が起き、揺れが収まった後すぐに自宅に安否確認電話しましたが、この段階でもう電話は通じず、メールだけは何とかつながりました。とは言え、メールはしばらくは何故か相手の携帯までは繋がらずに、「新着メール」を取りに行かないとメールが着信できない状況でした。(因みに、私と家族はauです。)

またこの日はメールが到着したとしても到着まで時間がかかるようでしたので、うっかりしていると後のメールの方が何故か先に着いたりします。足の悪い私は電車が動かないと決まった時点で車でしか家に帰れない状況で、たまたま休みだった娘と妻が車で埼玉から迎えに来てくれましたが、「今どこ」というメールの順序がメチャメチャで、いったいどこからどこに向かっているのかがわからなくなったものです。「今板橋に入った」というメールの10分後に着信したメールでは「今浦和。」いったいどちらを信じていいのやら混乱の極みでした。

因みに妻の実家仙台には勿論電話はつながらず、メールを何回送っても当然ついているのかどうかすらわからずとても不安でした。妻も何度もメールしたみたいなのですが、最初に連絡が取れたのは都内で働いている私の息子でした。息子から「仙台無事」というメールをもらった時にはとにかくほっとしたものです。
因みに息子の携帯はiPhone。仙台の兄弟の携帯もソフトバンクなので、相性が良いのかもしれません。

その日の無事合流した後の帰り道、何せ1つの信号を超えるのに赤信号を10回以上待つような本当に前代未聞の超混雑ですが、お陰様でカーナビのワンセグでTVを見ていましたので、この時間帯に地震の全体像についてはかなりの情報収集をすることができました。
そしてTVの情報を補完して役に立ったのがTwitterでした。

もともと私のTwitterは殆どつぶやかずにほぼ見る方専門。従ってフォローをしている人もされている人も非常に少ない現在です。「Twitterをやっている」というよりも「Twitter文化を体験している」というレベルです。ただ、知人が何人か登録しているので1日に1回はTwitterを覗くようにはしていました。

震災当日は、役に立つ情報を含めていろいろな情報が流れてきて、この情報は役に立ちました。私が登録している何人かの読者が1万人を超えるようなヘビーユーザーが情報を転送・拡散してくれたのです。
因みにいろんな情報を提供してくれたのは日刊スポーツなどのサイトです。

ただ中には心無い人の嘘までもが流れていて、不快な思いをされていた方も多いようです。例えばプロゴルファーの古閑美保さんも、この日かなりの情報を協力して流してくれました。拡散をお願いする目的で彼女にメッセージを送る人も多く、緊急事態なので彼女も快く1万人以上いる読者に転送してくれるのですが…
その情報がデマです。犯罪目的というより愉快犯ですね。本当に許せないと思います。

ただ、そういう広くフォロワーを持つTwitterの登録者(芸能人や有名人が多い)が広めてくれることで、Twitterはメディアとしての力を持ちます。個人のコミュニケーションツールと考えていた私にはちょっと意外な気がしました。

震災後、知り合いの会社では社員の緊急連絡先のバックアップとして、社員全員にTwitterに全員登録を義務付けたそうです。確かにこんな緊急事態にも有効なツールだし、利用料はかからないし… いい手段かもしれませんね。

ようやくTV番組が震災一色から普通の番組に戻りつつあります。ただまだCMは自粛している企業が圧倒的なようで、「困ったときの時間枠埋め」のACのCMばっかり流れます。

もう仁科亜季子(昔、大ファンでした。ちなみに当時の芸名は明子)やオシムのCMは流石に飽きたなぁ~ 」

毎日のように見ていて「もう飽きたなぁ~」と思っていた嵐やオードリーが懐かしく感じるようになりました。