麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

S先生最後の診察

おはようございます。
いつもの通勤電車ではなく、今日は20分程度ゆっくりの宇都宮線、月に一度のリハビリセンター主治医の診察日です。

先月、このブログでも書きましたが、今日は長い間お世話になった主治医が3月末で異動なので、恐らく最後の診察になります。

そのせいか、今朝は朝から雨模様。傘をさしての通勤電車は、いささか不便です。
それにしても、何故か病院に行く月曜日にはよく雨が降ります。気のせいなのかも知れませんが、病院のバス停=雨のイメージが完全に出来上がってしまいました。

珍しく、隣の駅で座席が空き、僅か大宮までですが座ることができました。
私の住んでいる埼玉の田舎、都心までは少々遠いけれど、朝のラッシュ時でもギュウギュウに混まないのは本当に助かります。
これが、ラッシュ時にギュウギュウに押し込まれる都内の電車だったら、こんなに早く通勤には復活できていなかったかも知れません。


私の経験上、ラッシュが一番厳しかったのは高校通学時に乗っていた井の頭線
私の高校があるのは、終点渋谷の二つ手前の駅の駒場東大前。

井の頭線の構造上、乗り換えで乗客が集中する明大前、下北沢共乗り換え口が一番前(渋谷寄り)、そして終点渋谷の出口も一番前と、極端に前方に乗客が集中する構造になっています。
そして駒場東大前、我が母校の高校と東京大学の出口も一番前でした。
普段は超ラッシュを避けて、乗り換えの明大前で後ろまでわざわざ歩いて乗り込んだものですが、高校生の常で、寝坊して遅刻寸前になると、意を決して前の超ラッシュの電車に乗り込んだものです。
その後、ラッシュは下北沢で更に激しさを増します。

駒場東大前で降りるときは文字通り戦争状態。恐らくそのうち何人かは今の日本を背負っているであろう東大生だろうが、お構い無しに押して押して出口を目指します。

降りられた時はまだいいほう。何回かは、あんまりラッシュが激しく、乗客の圧力で駅に着いてもドアが開かない時があったのです!
その時は当然、終点の渋谷まで行き、折り返してきます。
当然、学校は遅刻です。でもラッシュをよく知る先生は怒りません。
なので、実は遅刻の言い訳に使ったこともありました。
当時の先生、ごめんなさい。

病院行きのバスです。
雨の影響かいつもよりも大分遅れています。予約の9時半には遅刻しそうです。いつもはちょうどよい時間で助かるのですが。


(1時間半のインターバル)

指扇駅で電車を待っています。
予想通り最後のS先生の診察でした。
S先生の顔を見ながら、入院直後のことやリハビリの毎日、自分がこれからどうなってしまうのか不安で一杯だった時代を、走馬灯のように思い出していました。
なので今日の先生との会話、ほとんど頭に入っていません。

でも、病院を変えるとしても、目ぼしい候補がない現在、このままリハビリセンターにお世話になることにしました。
確かに大宮より遠いけど、その分待ち時間は短く、月イチの診察も12時前には確実に終わりますので。
新しい先生にも的確な治療をしていただけることを信じます。

でも、リハビリセンター、運転に復帰して「早く自分で運転して通いたい」というのが、以前からの目標です。
入院中の一時帰宅時、娘の車から&タクシーから、「絶対に早く治してマイカーで来てやる!」と固く心に誓ったことは絶対に忘れません。
なのでカーナビに頼らずとも道はバッチリ覚えています。

来年6月には、診察後のドライブを楽しむ予定にしています!