先週の三連休から、謎の腰痛で苦んでいます。
最初に感じたのは、先週日曜日。いつものように家のパソコンでブログを更新していた時です。結構長い（いつも通り＆以上に冗長な）ブログでしたが、ようやく６月の旅行記の最後ということで気合もそれなりに入り、無事に打ち終わって「保存（＝アップロード）」のボタンをポチっと押して立ち上がろうとした時のことです。
何故か腰に鈍痛が起こり、思わずソファーに座りこんでしまいました。
日曜・月曜はそれでも一日中腰に負担があまりかからなそうなソファーに座ってのんびりとＴＶ＆ビデオ鑑賞。日頃の疲れを取って＆腰も直そうと大人しくしていました。
火曜日、何となく痛みは引いて来たような気がしたので、通常通り会社に行きました。普通にデスクワークをしていましたが、トイレなどでデスクから立ち上がるたびに、腰に鈍痛が襲うようになり、痛みは徐々に激しくなってゆきます。
保険証、持ってくれば良かったと思っても後の祭りです。
多くの中高年の人が苦しむ「腰痛」。特に太っている人に腰痛に苦しむ人が多いと言われています。でも昔から「デブ」だった私ですが、皆が思うほど腰痛に苦しんだことはありませんでした。
最初に腰痛に苦しんだのは１９９９年。会社で立ち上がると「イテテテ…」と口に出てしまうような激しい腰痛に襲われます。当時１００キロを超えていた私でしたので、周囲の友人からは「４０になって、遂に腰痛が来たね！？ これから、大変だよ！」と半ば脅かされていました。
最初の数日間は何とか我慢していましたが、１週間立っても好転の兆しがないので、遂に覚悟を決めて腰痛の人の推薦する整形外科に行ってみました。 今まで勤務したっくつかのオフィスには、（平均年齢が高いせいなのか）腰痛持ちの人が決まって数人はいて、一言「腰が痛い！」という言葉を発すると、近づいてきて親切にいろいろとアドバイスしてくれました。心配してくれた以上に「腰痛クラブにようこそ！」的な「仲間が増えたぞ。」的な同朋意識からいろいろとアドバイスをしてくれたようです。
でも会社の近くにある腕の良い医者を知っているなど、「腰痛クラブ」の人の情報は確かに役に立ちます。
１９９９年の時には、当時の勤務先「神田」の昔からありそうな古い整形外科を紹介されました。病院は古くあんまり流行っていなさそうな外観でしたので、知人の推薦がなければ絶対に避けたであろうタイプの病院でした。
でも入ってみると患者はそれなりにいて、予想以上に繁盛しているようでした。先生も年寄りでもなくかといって若すぎるわけでもなく、私的にはほど良い年齢の先生でした。
先生曰く「腰痛とは急に悪くなるわけではない。例えば７０％を超えると腰が痛くなるとすると、今までが０％や１０％だった訳ではなく、今までも６５％とか６８％だったんです。これが痛みがなくなったとしても２０％や３０％になる訳ではなく、辛うじて７０％を切っただけのことです。ということで、痛くなくなっても決して安心しないように！」と言われ、治療をしていただきました。
その病院にはその後２回ぐらい通ったでしょうか… そのお陰でその時の腰痛は２週間ぐらいで良くなりましたが、「遂に俺も腰痛クラブの仲間入りしたんだ！」ということと、その時の医者の説明が比喩も含めてとっても解り易く、ずっと鮮烈な印象に残っていました。
それ以降、痛烈な腰の痛みが来ることはありませんでしたが、何となく「腰が重い」と感じることはあり、毎回「６９％かなぁ？ そろそろ７０になるぞ！？」と思いながら腰に気を使うことはありました。
今回、本当に久しぶりにその頃のことを思い出しました。火曜日の痛みは久しぶりに７０％を超え、７３％ぐらいの感じでした。本当に「保険証持ってくれば良かった。」と後悔しながら、早く６時（終業時間）にならないかなぁ～ と密かに願いながら仕事をしていました。
自宅近くの駅ビルに遅くまでやっている整形外科ができたのを思い出し、保険証を取りに帰って医者に行くことも考えましたが、評判も全く未知数だし病院を覗くともう終業時間前なのにまだ何人か待っている人がいます。
諦めて自宅に戻り、妻が医者から貰った湿布薬を腰に貼ってとりあえず様子を見ます。結婚前に交通事故に遭って以来腰痛持ちの妻は、やっぱり定期的に腰痛のために整形外科に通っています。自宅近くではいまだにいい医者とは巡り合えていないようですが、池袋滞在中に紹介された都電沿線の整形外科とは相性が良いようで、今度腰痛がでたらちょっと遠いけれどその病院に行こうと思っているようです。
水曜日朝、湿布の効果が少しは出たようで、気持ち痛みは引いています。でも保険証は忘れずに自宅を出ました。
午前中、今の会社で「腰痛クラブ」の会員探しをしましたが、どうもこの会社には平均年齢が若い影響もあり、腰痛持ちの人が見つかりません。
そうなると会社近くの腕の良い整形外科の情報もなく、近くにいくつか病院はあるようなのですが、「ここに行こう！」という病院は見つかりません。
結局この日も病院に行かないで終わってしまいました。
でも湿布の効果は徐々に表れてきて、痛みは７０％前後まで引き始めてきました。でも一昨日で妻の病院からもらった湿布がなくなりましたので、市販の湿布薬に切り替えてさらに様子を見ます。
市販の湿布薬は意外と効くのですが、５日間湿布を張り続けた影響で、湿布薬を貼っていた腰の部分が見事に真っ赤に腫れて、風呂に入っても痛くて仕方がない状態です。
従って、昨日より湿布を張らず、昨秋に足が痛かった時に医者から貰った塗り薬をつけて様子を見ています。これも、やっぱり少し効きそうです。
今度の火曜日は、慶應病院にて手のボトックス注射を打つ予約があります。リハビリの偉い先生の治療ですが、まだ治らなかったら相談してみようかとも考えています。
腰を気遣うためにいつもより短いブログにする積りでしたが、結局いつも通り冗長なブログになってしまいました！
