麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

久しぶりの「ラーメン二郎」 訪問店舗が数年振りに1つ増えました!

今日は疲労感が強く、朝からずっと寝ていました。
そんなに1週間、ビッチリと働いたわけではないのですが…
午後3時過ぎて、ようやくパソコンに向かうことができましたので、何とか自分で決めているノルマを遂行しようと思います。

火曜日、久しぶりに千葉に営業に行きました。12時に打ち合わせが終わり、千葉駅から池袋にある会社まで戻るのですが、引き続き千葉エリアで営業を続ける営業担当者と別れ、往路同様1人でゆっくりと「鉄ちゃん」らしく総武線の車窓を満喫出来る40分間の楽しみの時間です。乗る電車は、勿論「各駅停車」ではなく東京駅に向かう「総武線快速」、このあたりは本来生真面目な性格なので、勤務時間中にはストイックな私です。4人掛けのボックスシートを独占し、流れる景色をぼんやりと眺めながら、久し振りに郊外の風景を満喫していました。

時間はそろそろ12時半を過ぎているので。ぼちぼちお腹が空いて来ます。なので景色をぼんやり見ながら旅情を満喫する「旅行欲」もあったのですが、「空腹欲」には勝てずに、景色の楽しみを中断して「お昼、どこで食べよう?」と空想しながら、久し振りで会社の近く以外で食事をする楽しみに胸を膨らませていました。
昼食を食べる楽しみも楽しみですが、久しぶりに普段は殆ど歩かない土地をぶらぶらと歩くのも楽しみなので、千葉から会社に戻る途中駅のどこか、乗り換えの飯田橋あたりを候補にして食事をあれこれと空想していました。

その日のランチの気分は「ラーメン」で、久しぶりにこってりとした味噌ラーメンが食べたい気分だったのですが、列車に乗っている間、急に「そういえば、昔こっちの方向でラーメン二郎の支店があって、無理矢理用事を作って営業の途中に食べたなぁ… あれ、どこだったっけ?」と5年ぐらい前のことを思い出したので、久しぶりに「ラーメン二郎」のページをスマホで見てみました。

ラーメン二郎についてはこのブログにも何回か書いているのですが、私的には35年前から崇拝しているラーメンで、その油っぽさとしょっぱさは私がこの病気になった最大のA級戦犯なのかもしれませんが、今でも時折猛烈に食べたくなるまさに「麻薬のような」ラーメンです。少なくとも18歳の時分から同じお店のメニューを飽きずに食べ続けられているのは、このラーメン二郎と王将の餃子と吉野家の牛丼ぐらいかもしれません。

昔は三田に一店舗しかなく、会社に入っからは(時には仙台から)「食べたい!」となったら交通費をかけてでも仕事をさぼってでもわざわざ行って行列に並んだものでした。1997年頃から都内の各地に少しづつ支店ができたのですが、それと共に二郎の知名度も徐々に上がり、各店共凄い行列です。三田本店などは平均1時間以上待つのは当たり前になり、たとえ会社が二郎の目の前に移転したとしても、サラリーマンの1時間のランチタイムでは絶対に食べられない状態になっています。
会社がある池袋にもラーメン二郎の支店はあるのですが、会社から片道でも20分はかかる二郎の行列はやはり30分は覚悟が必要なので、真面目なサラリーマンである私は、二郎近所にたまたま用事があって2時過ぎに行列が僅かしかなかった好機を逃さずに何とか食べられたのが、病気になって以来唯一の二郎体験だったのです。
(その時の記事はこちら
倒れる前は、都内を中心に徐々に増え続ける「二郎支店巡り」が私の隠れた趣味になり、支店の情報を調べその近辺に仕事を作っては昼前後に無理くりスケジュールを合わせて二郎の支店を制覇し、二郎好きの友人たちと酒を酌み交わす際の格好の話題としており、「二郎全店舗制覇」が達成できると固く信じていた現実的な目標だったのです。

(話を戻します)改めてHPを見てみると「昔このあたりの二郎に行った」という記憶はどうも亀戸の二郎だったようです。このお店でも30分以上並んだことを懐かしく思い出しました。東京の城東地区特に江戸川近辺の地理には疎いので、何でも「このあたり」になってしまいます。でも、亀戸の二郎を再訪するほどの時間はありません。でも久しぶりに二郎のページを眺めていると… 何と数年見ないうちに更に支店は各地に増殖しているではありませんか!! 「こんなところにもできたんだぁ~」と感慨深く見ていると「小岩店」の文字もあり、地図を見ると駅からそう遠くない場所にあります。
小岩… このエリアを営業テリトリーにしていたのは1995年前後で、江戸川区の商店街の仕事で小岩にも20年前ぐらいに来たことがあったなぁ~ と懐かしく思い出します。列車は間もなく市川に停車するところで、市川を出ると小岩は通過して次は新小岩まで停まりません。なので意を決して市川で快速を降り、各停に乗り換えて小岩で「ぶらり途中下車」をします。お目当ての「ラーメン二郎」の混雑度合は不明ですが、混んでいたら近くで何か食べればいいわけですし…

快速が止まる隣駅の新小岩には、学生時代の先輩のマンションがあり数年前に飲み会の5次会ぐらいで何度か訪ねた記憶があるのですが、この日に降りた小岩は本当に20年振りだと思います。20年振りとなると小岩駅の周りには覚えているようなモニュメントやお店も何もなく、「初めて」と言っても良いぐらいかもしれません。でも確かに20年前には江戸川区の商店街の会長のお店が小岩にあり、2~3回は間違いなく訪ねた記憶がありますが、それらしきお店はもうありません。下町らしい風景を眺めながら、とりあえず地図を見ながら「ラーメン二郎」を目指します。

交差点の先に行列が見え、ラーメン二郎が見えます。でも、行列は5人ぐらいでいくら1時過ぎと言っても二郎にしては行列が短いなぁ… でも、これなら食べられそうだぞ!! と勇んでお店に近づきますが、行列をよく見ると5人で一旦通路が空けてあり、その後ろにはまた行列があります。やっぱりそんなに甘くはありません。(ジロリアン<二郎を愛する人の総称>の行列のマナーはとっても良いのが自慢です!)でも行列は合計でも10人程度で、これならばそんなに待たずに食べられそうなので、意を決して行列に並ぶことにしました。
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店に入れたのは15分後ぐらい、他の二郎同様「並」の食券を買いカウンターに並べます。しばらくして奥様らしき人から「ニンニク入れますか?」という合言葉でトッピングを聞かれます。昔は「大・(豚肉)ダブル・カラメ・野菜・ニンニク」がお決まりの私でしたが、今は量もともかく塩分の大敵「カラメ」も食べられず、勿論仕事中の今は「ニンニク」も食べられません。なので二郎素人と思われても仕方なく「何もいりません」とオーダーします。
他の二郎同様にトッピングをしなくとも山盛りの「並」でも、片手の私はテーブルから降ろすのもチョットしんどかったのですが、何とかカウンターに降ろして1年振りのそして4年振りにお店が増えた(私にとって)新店の二郎を味わいます。

流石に「二郎」を名乗るだけあって、味は安定しています。太めの麺も醤油味のスープも二郎の基本に忠実、チャーシューの大きさ柔らかさも合格点で、野菜も二郎らしくもやし中心で懐かしい味です。もう少し何というか旨みが足りないかなぁ?と思う部分もありましたが、二郎の場合化学調味料「味の素」を使いすぎて舌が痺れる時もあるので、それに比べたら合格点なのでしょう。

数年振りに「行ったことがある」二郎のお店がようやく1店舗増えました!
これからまた、改めて全店舗制覇に邁進したいと思います。
そこで、現在までに食べたことがあるお店を改めて記したいと思います。

今までに食べたことがあるラーメン二郎の支店リスト
(二郎を名乗っている支店のみ)
三田本店、目黒、仙川、歌舞伎町、品川、新宿小滝橋通り、環七新代田、池袋東口、亀戸、京急川崎、横浜関内、神田神保町、栃木街道、大宮、高田馬場、小岩
もう無くなったお店もあるので、まだたった16店舗です。
目指すぞぉ… 全店制覇!!