麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

10年前、脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに、仕事をしながら現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

4、北関東・新潟・会津周遊の旅<その1:群馬県>


今日は7月14日(火)で、約20日振りの投稿です。この間、梅雨を避けて(た、つもりで)北海道をほぼ一周してきたのですが、好天気に恵まれた昨年同時期の北海道ドライブとは大きく異なり、とにかく天気に恵まれずひたすらすご~く寒かった北の大地になってしまいました。
これから約1か月は埼玉にいる予定なので、次の旅行に出発する前には何とかこの北海道の旅行記も書き上げて、すっきりとして次の旅行に出かけたいと思うのですが… その前に、6月上旬に行った北関東と新潟・会津の旅のレポートを書き上げてしまわなければなりません!

1日目:6月8日(月)

この日は、私の55回目のバースデーでした。Facebookでは朝から多くの方から「Happy Birthday!!」のメッセージをいただきましたが、とりあえず旅行に出発するために返信は後回しにさせていただき、スマホをハンドルに持ち替えてドライブをスタートさせます。
今回の旅行は、北関東の残り群馬県&栃木県に、新潟県福島県会津地方を組み合わせた、云わば「関東大周遊の旅」の予定で、本日はまず群馬県を目指すことにします。
この日は、年にたった2回の「バースデー当日宿泊」のチャンスでもあるので、ネットのプランでよく見かける「バースデー当日のスペシャルプライスプラン」のようなプランがないか必死に探してみたのですが、そうは問屋は卸してくれず、「誕生日当日にスペシャルプランで格安に泊る」という夢は儚い幻になりました…
でも、懲りずに9月の妻の誕生日には… と、再び只今必死に探しています。

群馬県と言えば、まずは昨年世界遺産に指定され、今最もホットな観光地である「富岡製糸場」に行かないわけには行きません。自宅をいつも通り早朝に出たお陰で、10時前には富岡製紙場の駐車場に着きます。
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富岡製糸場の観光については、友人から「ガイドツアーが良かった。 製紙場に着いたら何はともあれガイドツアーを申し込むべし!」との情報を得ていたので、まずは(入場料とは別に)200円也の参加費を払って、10時のガイドツアーを申し込みます。ガイドツアーには平日の朝10時とは思えないくらいの参加希望者がいて、朝から数人のガイドがいていくつかの班に分かれてのスタートでした。とは言え参加者には1台づつイヤホンセットが配布され、遠く離れていてもガイドさんの声が聞きやすいハイテク環境だったので、友人の勧め通りに楽しめるかと思いましたが…
当然のごとく上手い(と思われる)ガイドさんの班では笑い声が絶えず、ガイドさんの近くに集っている皆さんはとっても楽しそうでしたが、私の班のガイドさんの案内は真面目すぎるというか単調すぎるほどで、声も聞き取りにくく、笑い声の班の人たちが羨ましくなってしまいました。やっぱり、ガイドさんによる「当たりはずれ」があるのはやむを得ないことなのですね!?
でも世界遺産効果は本当に凄いものがあります。個人客も勿論たくさん来ていますが、観光バスの数も尋常ではなく、この時間からひっきりなしに駐車場に吸い込まれて行きます。団体は殆どがガイドツアーを申し込んでいるようで、ガイドさんの数だけでもバス1台分(50人)近くはいるのでは? と思われるくらいの人数です。
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(工場の中。 大半がガイドツアーの参加者ですが、すれ違うのも大変です。)
 
ちょっと離れた駐車場に戻る間には、たくさんのお土産屋さんや食堂などがあり、「世界遺産効果での地元の盛り上がり」を実感できる活気が漲っていました。まさに”躍進する群馬県”の象徴のようなイメージでした。

群馬での次の見どころは、”滝フリーク”の私としては是非見ておきたかった「吹割の滝」。昨年8月にたんばらのラベンダーを見に行った時以来となる関越道の沼田ICを降り、北関東観光の起爆剤となるべく名付けられたちょっと大げさな(失礼!)名前の「日本ロマンチック街道(国道120号線)」を通り、これもちょっと大げさかもと思われますが「東洋のナイアガラ」とも呼ばれるこの滝の入り口の駐車場(お土産屋さん)までたどり着きます。

滝までの道は、私にとっては結構スリリングでした。片側には手すりも何にもなくすぐにも川に落ちそうな川沿いの道を歩くのですが、「危ないです。転落に注意してください!」というアナウンスが常に流れていて、本当にちょっとバランスを崩すと川に落ちそうな感じです。おまけに悪路でアップダウンも多少あり、手すりなどのバリアフリーの配慮もあまりないので、「行こうか、諦めて戻ろうか」と葛藤しながら、十分に注意してそろそろと歩いて行きます。
そして、川の真ん中に滝があり確かに(そのスケールの大小はともかく)ナイアガラのように見えなくもない場所は、ちょっと小山のようになっていて登るのは私的には結構大変そうですが、「ここまで来て、ここで諦める訳にはいかない!」という決意の元、妻にサポートしてもらいながら、何とか滝が見える上まで着くことが出来ました!
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でも、改めて(登って)来た道を見下ろすと、この道を降りるのはつかまるところもないのでもっと大変そうです。ここまで来た道も結構大変なのでこの道を戻るのも全体的にリスクは高そうなので、反対側へ行く道もあるようなのですが、反対側から来た人たちに道の様子を聞いてみても、(私にとっては)決して楽な道ではなさそうです。
とは言え、どっちかまで歩かなければ駐車場には戻れないので、「来た道の最後の坂が、やっぱり怖い。」というのが決め手となり、反対側に行く道を選択して、歩きはじめます。
結果的には、最後の長い階段の登りに右側にしか手すりがなかったので、この登りには私的にはかなり苦労しましたが、何とか無事に戻ることが出来ました。反対側への道ではそれまでとちょっと違った角度からの滝の眺めも見ることが出来たので、更に滝を満喫することは出来たのですが… 「もう一度、行きたいか?」と聞かれると悩んでしまいそうです!?
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この日最後の群馬の見どころは「谷川岳のロープウエイ」。この日は、天気もあんまり良くなく、山の上に上がっても眺望はあまり期待できそうにないのですが、明日の天気予報は今日よりも確実に悪いようなので延期をするわけにもいかず、「とにかく、行くだけ行ってみよう!」と決意してロープウエイ乗り場に向かいます。
谷川岳ロープウエイの乗り場は、7階建てになっていて最上階7階が乗り場になっています。下の階に車を停め、とりあえず谷川岳中腹のの天神平を目指します。
ロープウエイは2分間隔で頻発しているので、待ち時間なしで結構立派な車内に乗り込みます。かなり高度の高いところまで登るので、今回の日本一周でも現段階では最大の標高差を登るような気がします。(未確認ですが)
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ロープウエイの終点は天神平。さすが1300Mを超える高さでもあり、結構寒く6月とはいえまだ残雪も結構残っています。残念ながら上を見上げても下を見下ろしても、生憎の天気で眺望は楽しめません。ここから、リフトに乗って更にあと200M高い天神峠まで登る選択肢もあったのですが、ここでもかなり寒いことと、上に登ってもここ天神平同様眺望が期待できそうもないことを考え、リフトでの登頂を断念して戻ることにしました。
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本日の宿泊は水上。関東屈指の温泉県である群馬には、草津伊香保をはじめ著名な温泉地が結構たくさんあり、どの温泉に泊まろうか悩みに悩んだ末に、翌日の行動を考え新潟県に近い水上を選んだのですが、予算その他の理由により水上温泉中心街のホテルではなく水上から結構走った水上高原にある温泉ホテルに宿を取りました。
車はどんどん山奥の細い道に入っていきますので、助手席の妻も俄かに不安になり、「本当にこんな場所にホテルがあるの?」と心細くなった頃に、山奥の巨大なゴルフ場もある大型リゾートホテルに到着。淋しくって心配どころかホテルにはお客さんが溢れていて、特に5時頃のお風呂の混雑は凄かったみたいで、妻曰く「芋の子を洗うようなお風呂だった。」とのことでした。

バースデーディナーはちょっと奮発してホテル最上階のイタリアン。先ほどの大混雑のお客さんの大半はバイキングの夕食を楽しんでいるようで、このイタリアンはお客さんもぐっと少なく、高級イタリアンっぽく天井も高く、夜になると周囲の夜景は真っ暗ではありましたが、全体的にはかなりゴージャスな雰囲気で、味も飾り付けも豪華なディナーを満喫できました!
 
言おうかどうしようか迷ったのですが、図々しいとは思いつつも以下の会話をしてみました。
「あのぉ~、実は今日誕生日なのですが…」
「どなたのですか?」
「私、なんですが…」
「…」

誕生日によくあるのはケーキのプレゼントなのですが、今回は宿泊料金に含まれたコースなので、デザートは勿論ついています。
「勇気出して言ったのに、何もなしか…」 とちょっと落胆気味だったのですが、最後のデザートに控えめに「Happy Birthday!」の文字が!!
年齢的にも大騒ぎして祝ってもらう年齢でもないので、「人知れず」のお祝いがお似合いなのかもしれんません。
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2日目:6月9日(火)

残念ながらこの日の天気予報は、「午前中大雨」。
予定では、この日の午前中は(前日に行った)谷川岳か、新潟県に入ってお酒の銘柄で有名な八海山の眺望を楽しむ予定でしたが、大雨では仕方がありません。
「ここ水上近辺で雨でもできる観光、何かないかしら?」とホテルの方にも相談し、おススメされたのが体験工房がたくさん集まる「道の駅 たくみの里」。体験が好きな妻もこの案には賛成で、私は片手なので作ったりする体験などは出来ませんが、馬車で近隣の見学もできるみたいなので、行ってみることにしました。
同じ水上でもホテルとは反対側で、たっぷり1時間ぐらいで道の駅というよりいろいろな体験施設が広い田園地帯に点在する「たくみの里」に到着。妻は早速前日よりあたりをつけていた「七宝焼きの家」に向かいます。
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私は、馬車で観光しようと向かったのですが、何と「火曜日定休」… 
でもありがたいことに雨が何とかやんでくれたので、田舎風景の散歩を楽しむことにして、野仏めぐりや旧庄屋など田舎の風景を1時間程度楽しみました。
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妻も七宝焼きを楽しんだようで、11時過ぎには群馬を後にして、いよいよ「トンネルを超えて、越後の国」に向かいました。