麻痺からの脱却~日本二周目挑戦中!~

2010年に脳卒中で右半身麻痺に。でも、「絶対に諦めない」をモットーに現在は『日本2周目』に取り組んでいます。

五島列島巡礼の旅<最終回:上五島~長崎>

5日目:5月3日(水)

 

いよいよ今日から五島列島上五島エリアを訪ねます。キリスト教徒も福江島などの下五島より上五島の方がかなり多いらしく、教会の数もかなり違うようなので、いよいよ巡礼の旅は本番。とはいえ、昨日までは絶好の好天だったのに、今日からは天気は下り坂。今日は何とか雨には降られない予報ですが、明日は残念ながらしっかり雨が降るのだとか。あんまり激しい雨が降らないで何とか無事に観光ができることを祈るばかりです。
ホテルに頼んで朝ごはんを6時半からいただきます。五島のお茶漬けも楽しめました。このカンパーナホテル、さすがに天皇陛下上皇)が泊まっただけあり、ホテル全体的にはまぁまぁの印象。

でも、GWからなのか観光地物価故なのか、五島のホテルはどこも異常に高い印象。

7時20分に予約していたタクシーが来て、再びすぐ近くのフェリーターミナルへ。今日も昨日奈留島まで乗ったフェリーオーシャンに乗り、奈留島を超えて上五島若松島若松港まで2時間強のクルージング。奈留島までは昨日と同じ航路なので、景色も見ずにひたすら休養。奈留島の港はたった昨日来たばかりなのに、何やら懐かしささえ感じてしまいます。
ここから若松島までは初めての景色なので、食い入るように周囲を眺めます。若松島に近づくと、キリシタン迫害の舞台となった『キリシタン洞窟』の近くを通るかも… と思い遠くの海岸線をひたすら眺めますが、元々「この船から見える」という確証もなく、この洞窟には専用のクルーズで行かなければならず、専用のクルーズで行ったとしても私の足では上陸すら難しい難易度の高い観光地なので、キリシタン洞窟の見学は早々に諦めた筈だったのに… 何ともウジウジして未練がましい奴!

この近くのどっかに、「キリシタン洞窟」がある… 筈!?

若松島中通島を結ぶ若松大橋をくぐると、いよいよ若松島に到着。

いよいよ上五島

ここ上五島でも我々の足は観光タクシーです。実は2か月以上前に、上五島で一番大きそうなタクシー会社に貸切タクシーの予約を申し込んだところ、2か月以上も前なのに「その日は満員」と言われて、一瞬途方に暮れたものです。公共交通機関が少ない上五島ですから、タクシーが取れないと五島行きそのものが暗礁に乗り上げそうな状況なので、取り敢えず他のタクシー会社に片っ端から当たるしかないと、意を決してまず最初にここ若松島がベースの若松タクシーに電話して、「5月3日・4日の貸切タクシーを」と言い出した途端、「おたく、〇〇さん?」と、いきなり私の名前を呼ばれて、大いに焦ります。「何で、私の名前を知ってるの?」と聞いてみると、「さっき、△△タクシーから電話が来て、この日ウチで受けられないからおたくで1台用意できない? と言われて、1台確保したところでした。」と言われて、あっさり予約が出来てしまうという、最初から上五島が大好きになりそうなサプライズを経ての若松タクシーとの出会いです。その後のやり取りでも若松タクシーの印象はすこぶる良く、期待度がMAX になっての若松島到着で、期待した通りの親切そうな運転手さんともミート出来てすこぶるいい気分だったのですが、車を見て一瞬で失望します。というのが、タクシーが私が大の苦手にしているプリウスだったのです。

プリウスは後部のドアがとても狭いので、右足に装具を着けている私は、乗り降りの度に装具が引っかかり、ドアを閉められるまでに他の車種の倍以上の労力と時間が掛かるので大嫌いなのです。普段、観光タクシーを予約する際にはいつも「プリウス以外の車種でお願いします!」とお願いして予約するのですが、あの時は「緊急事態 ⇒ 一転、予約完了!」の状況だったので、どうやら「プリウス以外で!」というお願いを、し忘れたのかもしれませんね。
とはいえ、プリウスに乗るのは時間が掛かるだけで、乗れない訳ではないので、気を取り直して観光に出発。今回も2日間同じ運転手さんとのことですが、今回はちゃんと事前の打ち合わせがあります。それによると、今日は若松島の見どころと教会を巡った後、中通島若松島に近いエリアを観光します。
最初に若松島最大の見どころである龍観山展望所へ。道がかなり狭いのにすれ違う車は皆レンタカーなので、運転に慣れていないのかすれ違いにかなり時間が掛かります。でも、着いた展望台からの景色は、絶景かなぁ~!

凄い景色でした!

次は上五島最初の教会めぐり、土井の浦教会と有福教会。

土井の浦教会

有福教会 上五島の教会は、大半は扉が開かれていて歓迎されている印象!

今日のお昼は、若松港ターミナルの食堂の海鮮丼が美味しいと聞いていたので、そこに行きたいとお願いしたところ、「実は、GWで混みそうなのでお店を予約しています。予約しているお店は、まさしくそのお店です!」とのことなので、嬉々としてそのお店に向かいます。ところが、お店に入って席に座った早々、「今日はGWなので、混雑のためメニューは刺身定食と五島うどんだけになります。」と高らかに宣言されてしまいます。因みに、その時間は5月3日の12時過ぎですが、その時点でお店にいるお客は、私と妻のたった2人だけでしたが…
「えー、ここの海鮮丼を食べに遠く埼玉県から来たのにぃ~!」と、少し大仰に残念がってみところ、店主らしきお店の方は少し考えて、「わかりました。少し時間が掛かっても良ければ、海鮮丼作りましょう!」  と言っていただき、初志貫徹で海鮮丼を注文。ところが、その後徐々にお客さんは増えて来て、皆さん素直に刺身定食か五島うどんを頼んでいるので、何となくバツが悪くなり、そんな時に「お待たせしました!海鮮丼です!」なんて大きな声で威勢よく丼が運ばれて来たので、周囲のお客さんからジロジロ睨まれる始末!

何となく食べた気がしませんでした。

天気予報通り、だんだん雲は低くなって、今にも雨が降り出しそうな天気に。でも、我々は貪欲に若松島観光を楽しみ、行きに船でくぐった若松大橋を超えていよいよ中通島へ。いくつもの教会を巡り、ようやく巡礼の旅らしくなってきました。

長崎から直通の高速船があり、あこうの大木でも有名な奈良尾も観光。

鄙びた繁華街(?)が何となくノスタルジックでした。

私は、教会よりもこういう何気ない風景が大好きです。

何となく、いいなぁ~

その後も覚えきれないほどのたくさんの教会に参拝し、最後に海の向こうに石油備蓄基地(?)が見えた頃からいよいよ本格的に雨が降り出します。

ということでここいらでこの日の観光を切り上げて今宵の宿へ向かいます。

ところが、この日の宿はかって類を見ないほど最悪の対応でした。2食付きで2人で5万円以上も払ったのに… 部屋はともかくオペレーションがグタグタ。前払いなのに何度確認しても契約時の料金が出てきません。普通、契約料金より高い金額を言ってくることが多いのですが、このホテルから「払え!」と言われた金額は、契約した料金の半額以下! 真面目な私は、旅行業法に則ってきちんと説明しますが、何度言ってもわからないので、余程言われた額を払おうかとも思ったのですが… 20分以上私がフロントの担当者に丁寧に説明するなんて… 全くあり得ない!
部屋はごく普通のホテルのツインルームでしたが、夕食がまたガッカリ「GOTO料理」などと表現されてはいましたが、要はごく普通のイタリアン。五島らしき食材も何もなく、不味くはなかったけど「五島最後の夕食が、これ…?」と、淋しい夕食でした。

おまけにホテルとレストランの経営が全く別らしく、何の連携もない上に飲み物代の部屋付も出来ずに財布を取りに部屋まで戻る始末!
このホテル、本当に最低です。ホテル名を書く気もしませんが、もし五島への旅を計画している人がいたらこんな宿には泊まって欲しくはないので、コメントいただければホテル名をお伝えします。


6日目:5月4日(木)

 

昨夜は早く寝たこともあり、3時頃には激しい雨音で目が覚めてしまいます。もう眠れそうにもないので、スマホをあれこれいじっていたのですが、益々激しくなる雨音が私の不安を徐々に増殖させます。不安とは「この雨で、帰りの高速船、欠航にならないよね?」。我々は今日の最終便の長崎行き高速船を予約しているのですが、「万一、高速船が欠航になったらどうしよう?」と、考え始めるとますます眠れなくなります。眠れないのでスマホであれこれ情報収集すると、どうやら高速船はフェリーに比べると欠航率が高く、風が10メートルを超えると欠航になることが多いのだそうです。そこまで確認した上で信頼している天気予報ウェザーニュース五島列島の今日の天気を見ると、今日は終日雨ですがその中でも雨風は夕方にかけて強くなり、夕方の風が10メートルを超える予報です。万一、五島に足止めされると、GWの今日はホテルもなさそうだし、ましてやこのホテルになんか絶対に泊まりたくありません。万一を考えると高速船の予約を早めることも検討してネットで予約状況を確認したところ、1本前の2時の高速船に残席があることを確認し、悶々として朝を迎えます。
朝ごはんも異常にチャチ。この内容なら、ルートインの無料朝食の方が全然ましです。本当にこのホテルを選んだことを、昨日から何度目かの心からの激しい後悔。
昨日の運転手さんは予定通り9時に来てくれます。運転手さんは同じ人ですが、嬉しいことに今日の車はプリウスではありません。どうやら昨日の私の悪戦苦闘ぶりを見て、車を入れ替えてくれたようです。感謝!
現地のことに詳しい運転手さんに帰りの高速船のことを相談してみます。勿論、絶対ということはないのですが、やはり現地に詳しい運転手さんの意見も聞いてみたかったので、結論は出さずにいたのです。さまざま話し合った結果、やはり万一の欠航が怖いので、1本前の高速船に変更するという決断をして、スマホからネット予約を変更します。
そうなると今日の観光ルートも大幅に見直す必要があります。今日のメインは予約が必要な世界遺産である頭ヶ島天主堂で、私は2ヶ月前から本日の14時半に予約を入れていたのですが、この時間では高速船には間に合いません。ところが運転手さんが電話して、「今から行っていい?」と聞くとあっさりOKになるのです。(私の2ヶ月前からの予約は、一体何だったのでしょうか?)
五島列島で3つ目に訪ねた世界遺産である頭ヶ島天主堂は、やはり奈留島久賀島世界遺産と比べると格段に観光化されています。

世界遺産 頭ケ島天主堂

妻はお祈りの後にはキリシタンの友人へのお土産を買うのに夢中。そういえば今までの教会でお土産を売っているところは皆無だったので、信者仲間にお土産をたくさん買いたかった妻は大いに焦っていたのでしょうね。
その後も教会めぐりが続きます。上五島の教会は本当にたくさんあるようですが、数多くの教会建築を手掛けた名人鉄川 与助さんの作による教会を中心に巡りました。

この2日間で、普段欠乏気味の妻のキリシタン情熱は十分にチャージできたでしょう。

長崎だからでしょうが、ここにも坂本龍馬の足跡があります。弘法大師ほどではないにせよ、坂本龍馬、たった31年の生涯でこれだけあちこちに足跡があるのは、本当に凄い!

さて、五島最後の食事ですが、やはり「最後は、美味しい五島うどんが食べたい!」。運転手さんにお願いして運転手さんお気に入りのお店のいくつかにご案内いただきますが、さすがにGW、人気店はどこも行列が激しく小さなお店で食べるのは難しそうです。仕方がないので行列覚悟で五島にしては大型店である「五島うどんの里」の中にある食堂の行列に並びます。長い行列ではありましたが、流石に回転も良く、20分ほどで案内され、待望の上五島名物”地獄炊きうどん"をオーダー。五島うどんらしい細いうどんを釜揚げうどんのようにいただくのですが、生卵にタレを絡めて食べる味はサイコー!

地獄炊きうどん もしかしたらこの旅で一番旨い食事だったかも…?

流石に日本三大うどんだけはあります!群馬の方には申し訳ありませんが、私は五島うどんに一票! 一昨日福江島から土産を送った娘の家でも早速五島うどんを食べて、「あのうどん、超美味かった。」と、お土産でも喜んで貰えたようです。
船の時間まで、最後の時間はショッピング。一昨日、福江島では娘一家の分しか買えなかったので、ここ五島うどんの里で友人宛と明後日博多で会う従兄弟にお土産を送ります。信じられないことに、2日後の夕方に会った従兄弟の家には、その日の午前中には宅配便は着いていたそうです。離島感、あんまりないですね!?
有川港まで送っていただき、楽しかった2日間のタクシー観光も無事終了です。天候事由とはいえ、私の勝手で当日帰りの時間を急に2時間早めたのに、貸切料金を再計算してくれて、2時間分割り引いてくれました。本当に若松タクシー、最高でした!
船の待合室には上五島の教会の地図が飾られていました。たっぷり見たつもりでしたが、まだたくさん見ていない教会が残っています。上五島にはもう一度来たいですね。

次は、全教会制覇が目標??

高速船は座席指定。窓際の席を確保できましたが、大雨の高速船では眺望は楽しめません。1時間半で高速船は無事に長崎に着き、タクシーにてホテルへ。

今宵は長崎の中華街にて行列覚悟で晩御飯を食べるつもりで、中華街に近いホテルを予約していたのですが、この雨では中華街に並ぶ気力も失せてしまいます。兎に角何か食べられればいいということでホテル内のファミレスで簡単に済ませることに。でも何となく名物と言われるものは食べたいため、何となく「長崎名物じゃないかな?」と勝手に考えているアジフライを。

関アジと同じ海に泳ぐアジだから美味しいのでは…

少なくとも関東で食べるアジフライよりは、格段に美味でした。

 

7日目:5月5日(金)

 

GWの旅もあと2日ですが、明日は朝の便で帰るだけなので、今日が実質の最終日。ということで、朝ホテルからスーツケースを送って身軽になって、(実質)最終日の観光がスタート。

今日の長崎市内で見たいところは2つ。1つは五島で世界遺産の教会に3つ行けたので、もう1つ世界遺産になったことに敬意を表して、長崎を代表する大浦天主堂へ。長崎の足はいつも通り路面電車。ホテル目の前の電停から大混雑の路面電車に乗ります。

大浦天主堂には、2012年に長崎に来た時にも訪問しています(投稿はコチラ)が、当時は有名とはいえまだ世界遺産ではなかったので、世界遺産としての大浦天主堂には初訪問です。

相変わらず階段は急ですが、何とか参拝を済ませます。

これで今回の旅の巡礼部分は全て終了です。信者ではないし信者になろうとも思わないけれど、カトリックの神髄に少し触れられたような荘厳で厳粛な楽しい旅でした。

もう一つの見どころは「軍艦島デジタルミュージアム」。軍艦島にはいつかは行きたいとは思っていたけれど、足場も悪いし老朽化も進んでいつまで行けるのか不透明なので、本物の軍艦島に行くことはほぼ諦めていますので、デジタルの世界で軍艦島を体験できるという施設が出来たということで、せめてここには行きたいと思っていたところ。軍艦島デジタルミュージアム大浦天主堂からは徒歩数分のビルの中にあります。

中はデジタルにふさわしく大画面などで軍艦島の昔を知ることが出来、少しだけですが行ったような気になりました。呼び物の一つにVRバーチャルリアリティー 大きなメガネをかけて3Dの世界を体験できる)での軍艦島体験ツアーがあったのですが、肝心なVRが何故かピンボケしていて、十分な迫力が感じられなかったことが残念でした。長崎市内にはまた来ることもあるでしょうから、次回はもう一度ピントの合ったVRを見てみたいと思いました。

長崎市内の観光をこの2つで切り上げ長崎駅に向かいますが、タクシーが全く捕まらずに仕方なく路面電車に乗車。ただ、路面電車でも長崎駅には途中で乗り換えなければならないのですが、乗換駅の行列が凄まじい! さすがは5月5日です! 乗り換えなので次の路面電車には無料で乗れるのですが、少なくとも2本ぐらいは待たないと乗れそうもないので、諦めて今度はすぐつかまったタクシーで駅を目指します。

時間はまだ11時過ぎですが、朝食抜きの我々は空腹。長崎駅アミュプラザ長崎長崎街道かもめ市場)で混む前にお昼を食べようと向かいます。ちゃんぽん・皿うどんの店に行こうと思ったけれども、ちゃんぽん・皿うどんのお店だけは11時なのにもう行列が出来ています。すぐ横の他のお店には全く行列はないので、ちゃんぽんは埼玉でもリンガーハットで食べられるので諦めて、まだお客が誰もいない海鮮丼のお店へ。

でも、不人気店というわけではなく、我々が出る11時半頃には、このお店にも行列が出来ていました!

その後は、最後のお土産タイムです。鉄道好きの孫には、西九州新幹線「かもめ」のグッズを仕入れ、今晩会う従兄と私用には吞兵衛の大好物である長崎名物の「からすみ」などを買い、お土産ノルマも無事に完了。

そして、次はいよいよ「西九州新幹線かもめ」の初乗車。少し早めにホームに上がり到着するかもめを待ちます。

かもめ到着後は、鉄ちゃんらしくホームを端まで歩いて列車をくまなく見学。

当然ですが、かもめは満席。西九州新幹線の暫定終着駅武雄温泉駅まではたった30分。最近の他の新幹線と同じようにすぐトンネルに入るので、車窓は楽しめずに「乗車体験」にだけ満足したたった30分。

武雄温泉駅では同じホームで在来線特急の「リレーかもめ」に乗り換え。たった3分の乗り換え時間ですが、満席だと結構ギリギリになります。

佐賀にも下車して「降りたことがない唯一の県庁所在地」を塗りつぶしたいところでしたが、それは次回に回して今回は終点の博多駅を目指します。

博多駅到着後、駅の目の前にある行きにも2泊したルートインに再びチェックイン。ホテル内の説明をしようとするスタッフに、「先週も泊まりました。」と、常連のふりをします。

夕食はこれも6年振りの従兄と、博多では有名な料亭「稚加栄」へ。この「稚加栄」、私も名前だけは聞いたことはありましたが、勿論初訪問です。

すぐ目の前に関あじが泳いでいる水槽があったので、ついつい「関さば」も探してしまいますが、あの大きなサバが泳ぐ水槽が店内にある筈はありません。

いただいたメニューは偶然に福岡到着日に居酒屋で食べたメニューと同じ。

イカの生き造り と

ゴマサバ でした。

やはり、居酒屋よりレベルが1つ違いましたね。

従兄と別れ、タクシーでルートインに戻りますが、私には最後に一つ心残りがありました。それは、「福岡に来たのにラーメンを食べていいない!」こと。料亭でご馳走をいただきながら最後に〆の食事などを頼まずにいたのも、やはり「どうしてもラーメンが食べたい」ため。ついては、ホテル前で妻と別れ、博多駅2階にある「博多めん街道」に向かいます。時間は21時前ですがさすがは5月5日、まだ全てのお店に行列があります。元々、ここという店も決めていなかった私なので、とりあえず行列の少なそうな「純とんこつ味」のお店に並びます。

やはり、博多ラーメン、「うまかぁ~!」

流石に替え玉を頼むことはしませんでしたが、最後の晩を満喫しました。

 

8日目:5月6日(土)

 

今日は8時20分の便で帰る日です。今日もルートインの無料朝食を食べずに空港に向かい、空港内のたくさんの美味しそうなお店もまだ開店前なのでごく普通のモーニングで朝食を済ませ、満席のJALで帰路に着きました。羽田からはまっすぐ埼玉まで…

本当に充実した楽しい8日間でした!

 

これで今回の旅行記を終わります。

お陰様でこの旅行の直前に新車も無事に納車されましたので、次回の旅は新愛車の初ロングドライブとして、8月に実施します。

今度の旅行も、何とまた九州に行きます!「1年間に2度も九州に行くなんて...」と言われそうですが、今度は長距離フェリーを使わずに全行程車で行き、九州全県に足跡を残すつもりです。